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ガンダム○○

第二話「ガンダムマイスター」 これ書いたのは2007年10月21日

 

全国の美少女セレブファンの皆さん、隠居主務ですどうも
今日もやって参りましたパンシャーヌレビューのお時間です
杉並区在住の、かなりの美人(自称)な主婦、新庄由美子さん
28歳1児の母が美少女を名乗って行う痴態に
今週も心をときめかせてまいりましょう

……というような冗談はさておき、ガンダム00の第二話レビュー、参ります

前回のテロ鎮圧と、墨家思想に基づいた声明発表により
庶民から要人まで、世間の話題を独占する「すごいボランディア」ソレスタルビーイング
最新MSイナクトを瞬殺されたAEUも会議を開いて頭を悩ませます 悩ませるだけですが

ユニオンでも大統領のところまで報告が行ってます

「彼等は我が国の代わりを務めてくれるらしい」

大統領閣下、それは間違いじゃないでしょうか

「我々が他国の紛争に介入するのは
 自国の安全と国益を確保するためだ」

んー それはだいたいあってる

そして、必要以上にアップになる人革連の主席殿
この手の四角い黒ぶち眼鏡、かけてる人あまり見かけませんな

前回AEUの式典や軌道エレベーターを荒らしまわったテロリスト二人組は
どこぞの孤島にて潜伏中
GN粒子をばら撒いてレーダーにもひっかからず逃げおおせたようです
このGN粒子、レーダーを無効化できるのはミノフスキー粒子と同じですが
それに加えて、

「外部に放出された粒子は強力な斥力を発生させ、
空力や推進力に頼ること無く機体の大気圏内の高速飛行を実現」

「粒子を一方向、または全方位に展開することで強固な防御フィールドを形成し、
機体の単独での大気圏突入をも可能とする」

という何でもござれのステキ粒子です 都合よすぎですな

今週のパンシャーヌ王留美さん
探検隊のコスプレで御登場
セレブなので下僕にお姫様抱っこさせてます
こんな密林、まともに歩いてなんていられませんのよ

とりあえず人と話するときは自分の足で立てよ小娘!
セレブを気取るなら礼儀をわきまえんといかん

無礼者な美少女セレブの指示で動き出す出撃する刹那君
ガンダムに乗り込んで、まずは網膜認証
強奪されまくる歴代ガンダムの教訓を踏まえ
セキュリティもしっかり充実してますな

ロックオン、ガンダムデュナメスも出動
コックピットの穴にハロをはめると「アン」と言います

GNスナイパーライフルを肩にかける動作がすごく人間的な滑らかさ
エクシアの歩く姿も滑らかすぎるほど滑らか
メカメカした各国のMSとの技術差が端的に現れるシーンですな

かのガンダムの動力源はGNドライブとかいう半永久期間だそうで
重粒子を蒸発させることなく質量崩壊させ、莫大な陽電子と光子を発生させる
とかいう設定だそうです
文系の私にはようわかりませんが
出力の割に小型化が容易であり、排熱量の低さから隠密性にも優れる、と言う事なので
次世代クリーンエネルギーってことだけはわかります

次世代クリーンエネルギーで飛び立つガンダムの巨体
美少女セレブがこんなに近くで見ていても
髪がそよぐ程度の風が起きるだけというのは驚愕すべき高効率な動力系統

「あれこそがソレスタルビーイングの理念を発現する機体よ」

そりゃそれだけご都合主義な動力やら粒子やら持ってたらなんでもできるでしょうよ

さーて、わたしもパンシャーヌに変身して出撃しようかしら♪

 

ところ変わって母艦プトレマイオス
こちらもガンダム出撃準備中

アレルヤ「機体テスト込みの実戦か まったく嫌になる」

独り言と愚痴しか言わないアレルヤさん(19)
若いのに後ろ向きな男です
ティエリアにたしなめられて「それは、そうだけど……」 気も弱いが立場も弱い

ティエリアさんは眼鏡がないと誰だかわからんなぁ

プトレマイオスの女王クレオパトラ、じゃなくて戦術予報士スメラギさん(26)
「弱くはないつもりです」とかいう年齢不詳のティエリアさんが去った後
「それは若さよ」と大人ぶって言ってます
会社で一緒に働いてる26歳のおねーちゃんズは
自分は若者だと一生懸命主張してるんですが
それとは態度が全然違いますな

GN粒子がキラキラ光るガンキャノンヴァーチェの出撃シーン
お供のキュリオス引き連れて、神々しいお姿でございます

ところでソレスタルビーイング所有ガンダム4機の名前は
天使の階級名に由来してるとかいう話です
エクシアは第6位の能天使、
デュナメスは第5位力天使、
キュリオスは第4位主天使
ヴァーチェも第5位力天使に由来
気弱なアレルヤが乗っているキュリオスが一番階級が高いわけですが
我等がヴァーチェが第5位力天使だというのが気に入らない
機体のもつ貫禄から考えて、ガンダムセラフとか名乗らせるのが妥当かと思いますな

で、ガンダムの定番であるMS単独での大気圏突破シーンですが、
特段盛り上がりも無くほいほい突入するヴァーチェとお供のキュリオス
まあ、前にアスランがザクで突破しちゃったから、
もう盛り上がる状況ではなくなってしまったのですな
そんなわけでノンキに大気圏突入していくわけですが

さっそく人革連に発見されます
行き先がセイロン島だってことまで即バレ

セルゲイ「GN粒子撒いとけばレーダーにひっかからないんじゃなかったのか?」

ガンダム出現の報は各国首脳に速攻で伝達されます
ソレスタルビーイング対策は諸国とも首班自らが担当しておるようで
各国が如何にソレスタルビーイングを重く見ているかを伺わせます
・・・担当者設置しろよ

「それならそれでいい あの機体が手に入るかもしれない」

ガンダム鹵獲をもくろむ人革連の主席殿
アップで映るのが好きなのかこのおっさん
誰もおっさんのアップなんて期待してないんじゃ

というわけでヴァーチェのどアップをお送りします

ソレスタルビーイングが向かうのはセイロン島なのですが
現代のこの島にはスリランカ民主社会主義共和国が存在します
お茶の生産地として有名であり、クリケットが盛んだというこの国には
シンハラ人(比率74%・仏教)、タミル人(比率18%・ヒンドゥー教)
主にこの2つの民族が居住しています
1948年にイギリスのインド撤退政策により英連邦の自治国として独立したのですが
選挙により議会・政府が多数派シンハラ人で占められたためにタミル人側が反発
ヴェルピライ・プラブハカランを指導者とするタミル・イラーム解放のトラ(LTTE)が結成され、
居住地であるセイロン島北部の分離独立を目指して武力闘争を開始
インドの介入や、ノルウェーの仲裁による停戦を経て
今日にいたるまで紛争は続いています
300年後であるガンダム00の世界でもこの紛争が継続中
ソレスタルビーイングはこの紛争に武力介入するとの事です

ユニオンの二人組により補足説明
セイロン島の近くを通る太陽エネルギーの安全確保のため
人革連が10年前よりタミル人支援の立場で介入し紛争は激化
無政府状態になったとの事です
しかし、グラハム・エーカー中尉の興味は紛争そのものよりもガンダムにあるようです
ガンダムがいるであろうセイロン島方面へ針路変更を指示
MSの整備も命じます
グラハムはガンダムにちょっかいをかける気です

無茶だ、と止めるポニーテールに「熟知している」と返答
無駄に大仰な言い回しですが、
グラハムが「熟知」しているのは
多分謎の最新鋭機に攻撃を仕掛けるのが如何に無謀かという事なのでしょうか
それよりも他国の支配地域において戦闘行動を行う事が
どれほどの問題性を孕むのかというところにも注目してくださいグラハムさん
中尉ごときが独断でやっていいことではないはず

現地セイロン島では今まさに戦闘が行われているところ
いかにも旧型という感じのMSが織り成す記録映像のような戦闘シーンはなかなかの迫力
自分の足でガシガシ歩く重厚感がいかにも兵器という感じです

そんな戦闘現場を映像で確認した刹那君
なんか様子が変です
MSに追い掛け回された少年兵時代のことを思い出しているようですが……

「オレがガンダムだ」

ほんと、何言ってんだお前

意味不明な事を言って独断専行する刹那のお守りを押し付けられるロックオン
相棒ハロにまで「ビンボウクジ」と馬鹿にされ踏んだり蹴ったり

戦場にじゃじゃーんと登場ガンダムエクシア
優位に立つ人革連・タミル人側に攻撃を開始します

ティエレンの胴をグリっとまわしての攻撃を素早く回避するエクシア
ガンダムよりリモートコントロールダンディに出てるほうがお似合いっぽいティエレンでは
異常に素早いエクシアを捉えられません
でもってこのGNソードが切れすぎるくらい切れる
GN粒子を表面に定着させる事で切れ味アップだそうです
どこまで便利なんだGN粒子

格闘戦ではどうにもならんので遠距離射撃してみるティエレン

直撃! やったか?

しかし無傷 ヒドイ話だ

あっけに取られる狙撃ティエレンを上からの連続射撃が襲います
デュナメスの攻撃です

ティエレンの対空砲火を巧みに避けるデュナメス
ロックオンは射撃に専念してるので、デュナメスを操作しているのはハロなわけです
ハロ量産すればパイロットはいらんのではないかと

びゅいーんと密林上空を飛ぶキュリオス
猛スピードで現れたかと思ったら急転回して爆撃開始

瞬く間に基地が火ダルマ なんだこの性能差はー

「これで稀代の殺人者、けどね……それがソレスタルビーイングだ」

陶酔した表情のアレルヤ 中二病発病中です

前回変形しちゃダメだってアレほど言ったのに変形して脱出するキュリオス
さっきまで弱気だったのに、どんだけ余裕しゃくしゃくなのかと

ヒーローは遅れてやってくる
紅白でも北島三郎の出番は一番最後なわけで
ガンダムでもヴァーチェが一番最後なわけです

パンパンと射撃をするティエレン
頑張って撃ってますがヴァーチェにはまったく通用してません

サブちゃんの鼻の穴より大口径なGNバズーカを喰らえー

GNドライブに由来する大出力ビームの前にティエレン消滅
微動すらしないヴァーチェ
サブちゃんもビックリの大物っぷりであります

ガンダムの前に人革連・タミル人側はなす術なく撤退
ふーやれやれと一息ついたところで……

今度はシンハラ人側に攻撃するエクシア
喧嘩両成敗で両方とも倒せば紛争解決とかいうつもりかー

「これが、ガンダムマイスターだ」

セリフがアレルヤとかぶる刹那君
これがと言われても、なんともかんとも意味不明ですな

マスコミは一生懸命ソレスタルビーイングの正体を調査中
前回のビデオ声明で映っていた人物の特定に成功します

イオリア・シュヘンベルグ
この時代では化石燃料に代わって主要エネルギー源となっている
太陽光エネルギー発電システムの基礎理論を提唱した
稀代の天才科学者ということですが、200年も前の人
もう死んでいるはずなのに、何故?

創始者のことも、何がしたいのかも、さっぱり不明なソレスタルビーイング
紛争が終わるまで、憎しみが自分たちに向けられるまで、何度でも介入するといいます
何が楽しくてそんなことをせねばならんのか
物事を変えるときにつきまとう痛みとかなんとか言いながら
スメラギさんが飲んだくれるのもやむを得ないことでしょう

一仕事終わって単機どこかに帰っていくエクシア
勝手にほかの連中と別行動してます
ソレスタルビーイングには軍規が相当ゆるいようです

GN粒子もばら撒かずにふわふわ飛んでたらユニオンの輸送機に見つかっちゃいました
中から登場するのはユニオンの主力機ユニオンフラッグ
ウィキペディアによると
水素を燃料としたプラズマジェットエンジンを動力とし
水素は基本骨格であるカーボンフレームを構成する炭素分子結合体内に
分子レベルで浸透しているということですがよくわからん
とりあえずユニオンは水素をたくさん積んでる超燃えやすい機体みたいなので
攻撃するときは火攻めするといいと思います

いきなり斬りかかるフラッグ それを受けるエクシア
そんなに火花を散らしたらフラッグに引火する!

「始めましてだな、ガンダム!」

なんかやたら興奮したような感じのグラハム・エーカー
ユニオンのエースパイロットという事で、今回のシャアポジションは彼で間違いないでしょう

奇襲にあせる刹那君
奇襲するのは得意でも、奇襲されるのは慣れてないようです

「何者だ!」

さあ、答えてグラハム

「君の存在に心奪われた男だ!」

うわっ、告白した!

 

ではまた

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