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機動戦士ガンダム00感想
ガンダムのクラナドー 第3話

前回のあらすじ。
坂道の前に立ちつくす少女に気が付いたグランドクロス岡崎。よもや君に出会えようとは、乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない!

少女はつぶやきます「あんぱんっ!!」

朝っぱらからアンパン遊びとは危ない子です。相方の隠居主務曰く「おかしなヒロインばかりだ」と、鍵アニメは冒頭から否定されたのでありました。

「このガンダムは好きですか…?
 私はとってもとっても好きです。
 でも何もかも変わらずにはいられないです。
 ミノフスキー粒子とか、スペースコロニーとか全部、
 全部変わらずにはいられないです
 それでもこの場所が好きでいられますか?」

「見つければいいだろ。
 次のGN粒子とか、軌道エレベーターを
 見つければいいだけだろ。行こうぜ」

・・・俺達は登り始める。長い長いレビュー坂を




あ、間違えちゃった(てへり
2話ラストで強烈に引っ張った戦闘も、「俺に触るな変態!」とエクシアがフラッグを斬りつけ、OP前アバンであっさり戦闘終了。なんという人生!クラナド!(ぉ



さて、だんご大家族を軸にクラナド感想を包括するという試みの串ダンゴオーですが、このアニメ(クラナド)はガンダム声優が多いため、色んな楽しみ方が出来て面白いですよ。
まずは主人公の岡崎朋也。演じる中村悠一は「00」に「おお振り」に「しゅごキャラ!」に「こんにゃく」にと、今年は活躍の幅を広げています。

グランドクロス岡崎の悪友は、Vガンダムの主役ウッソさんです。中の人は髪型がウッソに似ているというだけの理由でオーディションに行かされたら受かってしまった阪口大助。富野の鉄拳を受けながらも19歳でガンダム主役デビューをこなしてしまった彼がこんな所に。アニメ「銀魂」第50話『未定は未定であって決定ではない』でVガンダムに言及していましたが、やはり思い入れのある作品なのでしょうな。カテジナさんもカテジナさんで、ケロロ軍曹のガンダムネタがハジけてるし…。「成恵の世界」で能登と共演しておりましたが、彼女もことみちゃんとしてクラナドに登場しております。最近の阪口さんは「もやしもん」で沢木惣右衛門直保もやってますな。バンブーブレードではタマちゃんの幼馴染み「ユージ君」こと中田勇次を演じております。タマちゃんは可愛いですなぁ、しかし藤林(姉)と声優が同じだと気付いて驚愕ひゃっほい。
今期アニメであるバンブーブレードには、美少女セレブ王留美の中の人、真堂圭も出演しておりますが、我等がタマちゃんに瞬殺されました、なむぅ。「こどものじかん」の鏡黒ちゃんの黒髪は綺麗ですな。

ヒロインを眺めていると、ひぐらし声優も充実のラインナップですが(かないみかどこー?)、竜宮レナとは違って幸せそうな家庭が描かれております。砂漠の虎でトレーズ閣下な父、永遠の17歳である母でがっちりを脇を固めております、お前にレインボー「ぐっ♪」。

おまけに道行く通行人が「ガンダムW」で主役を張っていた緑川光(ラグナロク廃人)という徹底ぶり。ガンダム過ぎるぞクラナド。

さらにクラナド続編では性ヒロインに抜擢される予定の智代は、フレイ・アルスター嬢に聞こえてしまうのでどうにかしなければ。いや、性格はいい子なんですよ。むしろフレイっぽいのはバンブーブレードのみやみやですな、何故か彼氏のダン君=アスランでしたが。「智代、大地に立つ」。第一話から恐るべき戦闘能力を発揮します、その動きはGN粒子のせいで常人の目では追い切れません。しかしコンボHit数を表示してくれる京アニの親切設計は原作準拠であります、流石だ。

ジオン京アニ(脅威)のテクノロジー話はこの辺にして、ガンダム00に話を戻します。



エクシアにちょっかいを出してライフルを損失した事を気にするグランドクロス岡崎。ネジ1本まで管理をきちんと行うのが軍というものです。Vガンダムのブーツアタックとか見たらたまげると思う。リガ・ミリティアはレジスタンスの割に戦い方が贅沢だったなぁ…、後援者が意外と多かったか。

「それにしても若かったな ソレスタルビーイングのパイロットは」

岡崎さんはわずかな戦闘時の動きから、相手が若いパイロットだと推測します。自己紹介していた割には、双方向通信になっていなかったようです。というか、戦闘時にGN粒子が散布されている場合は、今後も会話できないんでしょうかねー。拡声器で怒鳴れば聞こえる?刹那側は相手の声を受信していたかどうか。ポニテムスカは彼を「いやはや本当に予測不能な人だよ君は」と評しますが、岡崎さんはビンビンです(違

各国政府やマスコミは、謎の武装集団について情報収集を開始しました。AEUは最新鋭機がフルボッコくらったので、とりあえず創設者と思われるイオリア・シュヘンベルグの調査をし、仕事しているフリ。報告書に厚みがあれば、内容がゴミだろうと、仕事してるように見せかけることができます給料ドロボー!
200年前に死んだはずの人間が何故・・・というのが大きな謎の一つでありますが、初音ミクみたいな装置で博士を語ってるヤツがいるのかもしれないね(えー

一仕事追えたマイスターの皆さんは、人革連起動エレベーターのポートに集合。宇宙への便はレールを走っていく(飛んでいく)リニアトレインなので、空港と言うよりは、駅と呼ぶべきか。刹那が遅れてきたのは、落としたシールドを探すのに時間が掛かったからですが、報告書を上に提出していたと言い訳します。どうやらスメラギさんが紛争予報を出すときに使用しているコンピュータは、その他の業務をとりまとめているようです。ハロの親玉みたいなものでしょうか?

主役機の団子ガンダムと共に、眼鏡くんはエレベーターで宇宙へ帰還します。なんと、同じ重さの資材とすり替えてしまえば、あっさり通過できるんだそうです、中華の検査態勢はザルですか。

「重量が同じで搬入さえクリアしてしまえば以後のチェックは無いに等しい。特にここではな

ユニオン・AEUは厳しいのかな?
わざわざ全員で見送りに来る当たり、仲が良いのか悪いのか。トラブル時のサポートのために集結したのだと思いますが、エレベータのある地域は場所が場所だけに、そうそう出入りしてたら危険なのでは…。

しかし無理にでもガンダムを艦へ戻すのには理由があります。あの艦の主動力はガンダムの太陽炉に頼っているとの事。既存のエンジンで活動できなくもなさそうですが、補給の問題が発生するため、活動時間が限定されてしまうのだとアレルヤ君が詳しく説明してくれました。視聴者にはありがたい事ですが、機密事項を話してはいけません。刹那が注意するのも当然です。敵はどこにいるのか判らないのですから。

本作では主要キャラと軍人と一般市民があっさり出会ってしまう不自然さを、世界に3カ所しかない軌道エレベータという場所を設定することでなるべく無理なく演出しています。これから何度もマイスター達と戦うことになるであろうセルゲイ・スミルノフ中佐と、うっかり擦れ違ったりもするのでした。

セルゲイ「心地いいな 重力というものは」

桃色眼鏡「やっと戻れる・・・地上は嫌いだ」

どうも眼鏡は、宇宙生まれか宇宙育ちって感じがしますね。刹那や他のマイスターの適性についても口うるさいし、心の奥には何を抱えているのでしょうか。



AEUのガンダム対策は進んでいないようですが、コーラ沢の敗北と、暴かれた隠し戦力についての諸外国対応に追われているのでしょうかね。
ユニオンは早速エース岡崎とポニテを「対ガンダム調査隊」へ転属させ、体勢を整えています。通常戦力を使い続ける限り、パイロットの技量だけでガンダムとの差は埋められそうにありません。五分の闘いをするには、フラッグを改造せねば。先程エクシアに痛めつけられたばかりだというのに、次なる調教を受けねばならないフラッグに涙を禁じ得ません。技術主任はレイフ・エイフマン教授。ポニテムスカも敬意を払うMSの権威だそうです。世間一般ではアレな略称で呼ばれていますが、どうしたものか。フラッグが調教されてしまうのだけは間違いありません。ポニ夫に変態乙女座にレイプマンが揃った対ガンダム調査隊は大変危険な部隊です(あ、言っちゃった



「あなたは存在自体が変な人ですっ」
ほら、風子も認定しているよ岡崎さん。

次のミッションが近づいています。美少女セレブ王留美は、スポンサーらしき人物と会談中。「わたくし未成年でしてよ」と、肉体的な売り込みを始めます。いったい幾らでゲフゲフン・・・と、とにかく今日も美少女セレブは世界を股にかける活躍をみせたのでありました。気が気でないのはお供の紅龍(ホンロン)。あの肉体が他の男の毒牙になど許せぬそれならばいっそ俺がゲフゲフン・・・、いつのまにか隣にいた若者に「覗きかい」と言われる始末。ホンロンの持つ闇の衝動はいつ満たされるのでしょうか(えー

フラッグとの戦闘を除けば、ユニオンが持つガンダムの情報はわずか。AEUも奇襲を受けてフルボッコ。現時点でガンダムのデータを最も手に入れているのは、セイロン島で交戦した人革連といえます。ところが、使い捨てられている武装は全て既存技術のみで作られており、有効な情報にはなりえません。結局はあのエンジンと光(GN粒子)が鍵になっているということです。
ところでアレルヤに爆撃された駐屯基地は、復旧早いですね。もう床も倉庫も復活してたよ。



サードミッションが開始されました。今回は全員バラバラに行動しています。ロックオンは南アフリカの内乱に介入。ただの作業用重機相手にガンダムが戦うなどオーバーキルもいいところですが、適当に撃って武装解除に成功。デュナメスの固有性能は発揮されませんでしたけど、まぁよし。
アレルヤは南アフリカのタリビアに赴き、麻薬畑を焼き討ち。30分間の警告後に行った事で人死にはなかったようですが、あそこの農民達の生活の糧はどうなってしまうんでしょうね。

ユニオン内に現れたガンダムと戦うべく出撃しようとする岡崎を静止する教授。意外にもソレスタルビーイングを支持すると言うのです。



「わしは麻薬などというものが心底嫌いでな。焼き払ってくれるというならガンダムを支持したい。奴らは紛争の原因を断ち切る気じゃ」



「麻薬? ・・・はっ!」
何かに思い当たった岡崎さん。アンパン遊びは脳の発達に多大な影響を与えるため絶対にマネしないでください(えー

そしてエクシアは再びセイロン島に出現。前回と同じく、人革連のMSはバッサバッサ切り倒されていきます。そこに現れたセルゲイのティエレン。こんなデカイMSがホバーとか無茶な。ゆったり着地して、ウイングを折り畳むギミックまで余すところ無く見せてくれますがそれは今後の活躍が危うくなるのでどうかとー。射撃がやや下手なエクシアでも狙い撃ちに出来そうでした。格闘戦に持ち込んだティエレンも、ビームサーベルの前に敗北。人革連もユニオンと同様に、技量だけではガンダムを倒せないことを実感したのでした。なれなれしく触ってくる敵に2回も遭遇してしまった刹那くん。心に傷を負っていなければ良いのですが…。

団子ガンダムも無事帰投。リアルIRAがテロ完全凍結宣言を出したところで終了です。あの土地を巡る争いも長いなあと思いながら、今月発売されたヴィンランド・サガの新刊を読むのでした。


おまけ:



「ガンダムMY STARです、可愛いです、ほわ〜ん」

というネタをやろうと思ったら、
あの物体は星じゃなかった。ショック!


第4回へつづく

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