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機動戦士ガンダム00感想
ガンダムの串ダンゴオー 第4話

こんにちは。21世紀のガンダムFlashをリードするケンコウな生活さんの作品「世代交代!」でも取り上げられておりますが、種の主人公キラ・ヤマトが新作品に次々と介入を開始し始めております。種劇場版の企画についてはその後とんと耳にしませんが、コードギアスが好評だったせいで忘れられたのでしょうか。

第4話冒頭では、ソレスタに介入されて怒り心頭の人革連主席が批判の演説を行っています。紛争に至った事情はともかく、自国の兵士が死んでいるのですから当然です。デス種よろしく、勝手な正義を振りかざしての闘いはテロ認定されるというお約束の構図であります、脚本家もわかっててやってるだろw

しかし、ソレスタ側も異常事態に巻き込まれていたのです。『あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!ソレスタは戦争行為に介入していたつもりだったのに、いつのまにかキラ・ヤマトに介入されていた!頭がどうにかなりそうだった…』という、ポルナレフな状況。なんだそのアキバ帰り風紙袋は。OMEGA 2-Dさんとこの同人誌が現実になったのかと思ったわ!

水面下でキラさんのガンダム00登場計画が動いてる件

介入してきたキラさんの視線の先には、母娘の姿が! キラさんはロリコンなので、エルちゃんに似た娘を見つけるとロックオンしてしまうのです「目標を狙い撃つぜ!」(えー

そんなわけで、まさか受けに回るとは想定外だったソレスタとしては、キラ・ヤマトに断固対抗していく姿勢を取り決めたのでした。フェルト・グレイス14歳は真っ先に狙われそうで危険だ(種死 ←随分久しぶりに使いました、この単語

ガンダムマイスターの皆さんもオフ日は好きなことをしております。刹那は自室で買い込んだソレスタ関連の新聞記事に目を通すインテリっぷり。漢字も日常会話もぺらぺらおっけーな日本語マイスターであります。服は一着しか持っていません。パンツは代えてね?

経済特区トウキョウ。コードギアスよろしく合衆国日本にでもなっとるのかもしれませんが、とりあえず平和です。その公園でホットドッグを食す刹那。やっべ萌えるわ。

そこに通りかかったのはイチャイチャパラダイスを満喫しているサジ=漢字登録する気がねーぜ=クロスロードと、ルイス・ハレヴィのカップル。良く見りゃ、そこらじゅうカップルだらけ。OPでロマンス発生が示唆しているどこぞのお姫様とも会えねーし、隣人には名前を忘れられているし、俺もう死んだ方がいいのかな、てゆーか
「お前たちバカップルは全員死ね!」
(注:このアニメはコードギアスではありません

とばかりに脳内妄想を炸裂させる刹那・F・セイエイ。中二病やべぇ。内面描写が少ない刹那の思考が垣間見えた瞬間でした。べ、べつに筆者がバカップルを妬んでるわけじゃないんだからねっ!

前回で、AEU、ユニオンに続いてガンダムと交戦した人革連。こちらでも対ガンダム部隊が新設されることになり、セルゲイ・スミルノフ中佐が指揮官に任じられます。恐らく激戦が予想される最前線の部隊・・・。そこへデータ収拾のためにか、一人の兵士が送り込まれます。ソーマ・ピーリス少尉(18)。芸人計画なる人革連の極秘機関によって作られた芸兵(芸人兵士)です、おっぱっぴー。うん、このネタは年内で賞味期限が切れそうでやばいわ(筆者、心の声)。
ロリキャラは、キラさんの介入を警戒せねばなりません。ソーマ少尉も気を付けてね。10代は危険域だ! というか、セルゲイも「若すぎる」だの「彼女はまだ乙女だ@5話」だの、色々気にしておりますなぁクックック…(えー

人革連よりも一歩先を行くユニオンの対ガンダム部隊(名前はまだない)では、フラッグさんがレイプマン教授に改造されてしまいました。フラッグの顔を見てください、泣いているのがお判りでしょうか?どんな陵辱プレイをされたのでしょう、真っ黒に染め上げられております。その腕には黒光りする太い棒状の物体が。これでガンダムのケツを狙い撃つ! 新たに補充人員も部隊に配属されましたが、来るんじゃなかったと思ってんじゃね?

グランドクロス岡崎さんとポニテムスカは完成度に満足しており、今夜はお子様ランチプレイでしっぽりのようです、旗(フラッグ)だけに(そろそろ書き手も意味が分からなくなってきた)。

プトレマイオス艦内では、スメラギさんが次の紛争地帯を予測しておりました。相談相手はヴェーダなるコンピューター(?)。3話で刹那が報告書を提出したと言っていた相手ですね。その紛争予報はスメラギさんと同じだそうで、特に要らないんじゃないのか26歳予報士ぴーんち。ちなみにヴェーダ(veda)は知識の意味。インドで編纂された宗教文書の総称として呼ばれるヴェーダと同じ語源だと思われます(バラモン教の聖典)。

世界地図上に表示されている次期紛争ポイントはタリビア以外だと、コペンハーゲンとアスワン辺りに見えますが、今後の介入地域となるのでしょうか。アスワンダムとか吹っ飛ばしたりして…。

予報通り動いたのはタリビア。アレルヤ君に麻薬農場を焼き払われた国です。太陽エネルギーの分配について、アメリカに噛みついたタリビアはユニオンから脱退を宣言しました。恐らく軌道エレベーター建造時の出資金に応じてエネルギーの分配量が決まっているのでしょう。議会制の形をとりながら、実質は米リカの独裁体制なのは、まぁ今もそうじゃね? つーか、50の加盟国についても、51番目以降の州ぐらいにしか思ってなさそうですよ、米リカ大統領は。

タリビアがこの独立行動について軍事力の行使も辞さないと表明したことから、米リカとしても軍事的な対抗措置を取ることになります。軌道エレベーター付近で妙な事をされては、エネルギー問題どころじゃなくなります。まず先に交渉ありきのような気もしますが、話のテンポ上、省略されました(というか、わざと軍事行動を早めたのが後で判りますね)。

そうなると必ずソレスタは動くはず。フラッグカスタムでガンダムを待ち受ける者。世界情勢でお勉強するどっかのお姫様。いつも飲んでる人。いつも飲んでる未成年。世界がタリビアの動向に注目しています。

タリビアが表向きに考えていたシナリオは以下の通り。『独立を宣言した弱小国を、力で押さえつけようとする理不尽な米リカ合衆国は何てひどいんだ、助けて〜ソレスタルビーイング〜! → 米リカ合衆国フルボッコ』

しかし現実は思い通りにはいきません。大人しくしていれば良いものを、紛争の種を蒔いたタリビア自身がソレスタにボコられました。イオリア・シュヘンベルグの宣言通り『戦争を幇助する国も武力介入の対象』として駆逐されるのでした。

タリビアは速攻で米リカと仲直りし、ユニオンに復帰。この一件で国内も丸く治まってウマー(゚д゚) だそうです。どっちに転んでも良かったというか、どっちになってもソレスタは働き損。それでも理念を示すために行動せねばならないのが、マイスターの辛いところです。米リカは特に被害もなく、我が侭な国を服従させられたんで丸儲け。可哀想なのは、ほぼ奇襲でやられたタリビアのMS。深い事情も知らずに死んでいった兵士がいたことを忘れてはなりません。

EDでみWiki・クロスロードさんが「そんなに簡単じゃないのよ世界は」と言ってますが、それはこっち(視聴者)の台詞だ! タリビア政府はあれだけのパフォーマンスをしておいて米リカと和解なんてして、国民の支持はとれるんでしょうか?

「そんなに簡単じゃないのよ世界は」

ところで最近、こんな記事を見かけました。


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ブラジル、国内最大級の油田を発見と発表、世界有数の産油国に名乗り 2007年11月09日 11:53 発信地:リオデジャネイロ/ブラジル

【11月9日 AFP】ブラジル政府と国営石油会社ペトロブラス(Petrobras)は8日、同国南部で新たに国内最大級の油田を発見したと発表した。これにより、ブラジルが世界有数の産油国リストに名を連ねる可能性が出てきた。同国のジルマ・バナ・ルセフ(Dilma Vana Rousseff)官房長官は「もし埋蔵量が推定した通りなら、アラブ諸国やベネズエラなどと肩を並べる産油国になる」との見通しを語った。

ペトロブラスの声明によると、場所はサンパウロ(Sao Paulo)州沖合のTupi油田で、軽油と天然ガスの推定埋蔵量が約80億バレルとの調査結果が出たという。同社の保有する推定埋蔵量は2006年末時点で約115億バレルで、この発見で50%の増加が見込まれる。また、さらに南部の海域でも未開発の油田が見つかる可能性があるともしている。

同社のホセ・セルジオ・ガブリエリ(Jose Sergio Gabrielli)総裁はリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で記者会見を開き、これらの油田が開発されれば「ブラジルは石油埋蔵量でナイジェリア とベネズエラの間にランクされるはずだ」と述べた。この発表を受け、同社の株価は急騰し、サンパウロ株式市場の終値は14.57%高の93.40レアルとなった。(c)AFP
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今回、産出したのはブラジルということで、タリビアとはほとんどかぶらないんですが、この産油量があれば24世紀になっても自前でエネルギー問題は解決できるんじゃないかと思います。でも、化石燃料は枯渇してるって設定なので、考えちゃダメなんでしょうね。

ちなみに1日あたりの原油の生産量の多い国はこんな感じ。バイオエタノールにも問題があるようだし、一過性のブームで終わるんでしょうか。そして24世紀の温暖化問題はどうなってんだろう。太陽光エネルギーといっても、使い続ければ熱エネルギーとして放出されていくわけで…?

今回から登場しているアザディスタン王国は、元は産油国として繁栄していたようですが、現在は貧困にあえいでいます。石油は輸出規制を受けているそうなので、金になる資源が使えない状況のようです。自前で油つかって発電しちゃダメなんでしょうか? その辺の国際事情も今後明らかになることを期待。

今回の紛争は、パエリアによって「とんだ茶番」と断じられました。最後に出てきては締めの言葉を吐くのがピンクカーディガン眼鏡のお仕事なのです。

しかし戦闘の本番はここからです。漆黒のカスタムフラッグを駆り、エクシアに猛追するセンチメンタリズム乙女座。刹那のケツを狙っていると見た! 尋常でない速度に、危険を感じた刹那・F・セイエイ(16)。さっさと逃げ切りたい所ですが、相手は加速力だけならエクシアと良い勝負、いやあるいは上か!? 黒光りする巨砲から発射された白い液体ビームがエクシアを襲います。咄嗟にシールドで防御するも、南葛の森崎くん(@キャプ翼)よろしくふっとばされます。

「えくしあくん ふっとばされた!」

が、それを利用して距離を稼ぎ、海中へと逃げ切ったエクシアなのでした。ぶっかけられた白い液体も洗わないといけないしね(違

さて、今回ざっくりと省略したお姫様についてですが、国が貧しいせいかどうにも不幸感が漂っております。家庭教師のお姉さんは実はいい人なんだろうな、声優が根谷美智子だもんな(えー

公式サイトによれば、御姫様はマリナ・イスマイール。中東の新興国アザディスタン王国の第一皇女であらせられます。くの一装束っぽい衣装で世を騒がせた上にザフトのTOPに返り咲いた某ピンクの歌姫とちょっとばかり似た衣装をまとっておられますが、同じ道を辿らないでね…。こっちは24歳なので某歌姫よりちょっと年上です。大丈夫、クリスマスケーキも苺を換えれば、また売れるからね(注:偽装問題になります


第5回へつづく


刹那の服装が「海のトリトン」っぽいんだけど、富野へのリスペクトなのかなー?

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