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機動戦士ガンダムSEED 第10話「分かたれた道」
 
前回、なし崩し的にラクスを人質として利用したアークエンジェル。
アスランには「これがお前の正義なのか!?」となじられました。
 
キラ君はこんな戦い方があるものか!とムウさんに詰め寄りますが、
そんな手段をとらざるを得なかったのは俺達が弱いから、
艦長や副長を責めることは出来ないと、諭されます。
 
その頃、目覚めたフレイは父の死を思い出しました。
「どうして助けてくれなかったのよ!
 僕たちも行くから大丈夫って言ったじゃない!!」
自分の力不足を痛感するキラ・ヤマト。こんなはずではなかったのに…。
 
「キラだって頑張ったのよ…」
ミリアリアって、ほんといい娘ですよね〜。
 
「あんた…自分もコーディネイターだからって
 本気で闘ってないんでしょう」
キラ君も死にものぐるいで闘っているのですが、
フレイの指摘はかなり的を射ていたようで。
確かに敵は戦艦1・MS4機であるのに、
こちらの損害は戦艦護衛艦まとめて全滅ですから、大敗北。
地球軍、弱すぎ。
 
 
ガンダム史において父親を失うヒロインは多いですが、
フレイの反応は意外なほどに普通だと思います。
 
例1:キシリア・ザビ(24)(ヒロインか?)
父を殺した兄ギレンを後ろから射殺。
「意外と兄上も甘いようで」
自分が覇権を握るためには、兄殺しとて許されると主張。
シャアの手によって撃たれる。
 
例2:クエス・パラヤ(13)
愛人を作って遊んでいる父を軽蔑。
政府高官の娘という境遇はフレイと似ていますが、
自らMAに乗り、ファンネルで父親を艦ごと沈める。
「みんな、落ちちゃえーっ」
ハサウェイを庇い、ジェガンのグレネード一発で戦死(←どうして?)。
 
例3:カテジナ・ルース(17)
低俗な父親が嫌い。
ザンスカール帝国による空襲で父親が死亡したが、屁とも思わない。
ゲリラに身を寄せるものの、お嬢様には辛い生活。
そんなときに出会ったのはザンスカール帝国のクロノクル・アシャー。
女王陛下の弟君であるクロノクルを自分の理想の男性に仕立てるため
彼女は戦場に身を投じ、その驚異的な戦闘能力を発揮。
宇宙世紀においてガンダムを5機以上撃墜したガンダムキラー最強の女。
一般に「カテ公」と呼称される。
 
例4:セシリー・フェアチャイルド(16)
父親が鉄仮面(一言)。
 
例5:リリーナ・ドーリアン(15)
ガンダムWの超お嬢様。
秘密結社OZの策略により、外務次官であった父を殺害される。
しかしドーリアンの実子ではなく、亡国の姫であることが判明。
サンク・キングダムの最高指導者として君臨
果ては世界国家の女王リリーナ・ピースクラフトとして
短期間ではあるが世界国家の頂点に。
戦後、世界国家の大統領への推薦があったがそれを断り、
父と同じ外交官としての忙しい日々を送っている。
 
 
「う゛わ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あああ!」
泣き叫んでいたキラ君。そこへラクスたん登場。
相変わらず天然でございます。今フレイに出会ったら殺されますよ!
逃〜げ〜て〜〜っ!
 
会話の中で、二人ともアスランと親しいことが判明。
キラは親友であり、ラクスは婚約者。
アスランは照れ屋なのかラクスとあまり会話をしないようですが、
無口な代わりにプレゼント攻撃!ハロばっかり送って、バカかアスラン!
そんなので喜ぶのは上戸彩だけだ(え?
 
そのころシャワー後の一杯を味わうラウ隊長。
錠剤を飲んでいるようですが、病気なのでしょうか。
それともコーディネイターゆえの何か遺伝子異常でも。
右手が動くことを確かめるような描写が気にかかります。
あ、マスクの構造が分かったので冬コミの参考にできますね!!
しかし素顔はいまだ分からず。
 
キラ君、思いあまってラクスたんに夜這い。密かに連れ出しました。
ラクスをザフトに返すのです、フレイに命を狙われる前に。
 
さぁ、脱げ!宇宙服に着替えるんだ。
スカートが邪魔になるので、迷わず脱ぎ捨てるラクス。
テレビ東京系でなくTBSで放送している理由はこれか!!
 
ミリアリアとサイの助けを借りてガンダムを発進させるキラ。
「必ず帰ってくるよな!」
なかなかイイ奴ですサイ君。フレイには勿体ないぞ!
 
キラ君はラクス引き渡しの条件としてアスラン単独で来ることを要求。
ラクスはこの緊迫した二人の間でもぽややんでした。
「お久しぶり、アスラン」
感動の再開シーンですが、ラクスのお腹が妊娠8ヶ月に突入してますよ!
いいんですか、アスラン!?キラ君に寝取られ(以下略)
 
  
ラクスを名残惜しそうに見送るキラ。
このシーンですが機動新世紀ガンダムXの
ガロード&ティファ再開シーンを思わせ、とても良かったです。
この後、2人は結ばれるのですが、アスラン達はどうなるのでしょうか?
 
「お前も来い!」
アスランはキラもザフトに来るよう促します。
「僕には守りたい人達がいるんだ!」
キラ君を地球軍に引き留める、守りたい人とは誰なのか。
1.ラミアス艦長(お姉さまな魅力)
2.ムウ大尉(兄貴な魅力)
3.ミリアリア(トールの彼女)に横恋慕
4.フレイ(まだ未練あり)
5.幼女(えー
 
 
引き渡しが終わった直後に出撃してきたラウ隊長。
戦争取引は常に騙し合いなのですからこれは当然です。
しかし、これをラクスたんが制止。
「慰霊団代表の私がいるこの場を戦場にするつもりですか?」
鋭い声も出せるのですねラクスたん。
ただのパンツ要員かと思っていましたが頭も切れるようです。
はっ、もしやアークエンジェル内での行動は保身のための演技?
これにて隊長も撤退せざるを得ないため、取引終了。
 
・・・終了?
 
 

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