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 このレビューもかれこれ20回と、長いわねー。
 26話で終わんないかな
 全体で言うとおよそ4割で、もうじき折り返し。
 新オープニングも楽しみですー。
 突然だけど、お便りコ〜ナ〜。
 
     「どうしてHPの更新が遅いんですか?
      もうオーブ編が始まっちゃいますよ」
 
      ・・・だってさ。ねぇ、なんで?
 す、住んでいる地域では放送が遅いんです
 大変なんですねぇ。
 でも、S県って田舎だけどちゃんと放送されてるよー。
 黙ってて・・・
 
 れ、レビュー始まりま〜す。
 
 

機動戦士ガンダムSEED 第20話「おだやかな日に」
 
クルーゼ隊の休日。
アスランは婚約者のラクスに面会に行ったのです。
しかし地球では遺作とディアッカは働いてたりとか。
 
屋敷では、かつてアスランがプレゼントしまくったハロ達がお出迎えしてくれます。
そして自分があげた物なのに邪魔者扱いするアスラン。
まったく、男の子は何考えてるのかわかりません。
プレゼントは相手に渡したら終わりじゃないんだよー。
 
ラクスは「ネイビーちゃん」というハロ(まんまだ)に落書き。
ヒゲか・・・。
面倒だからターンエーガンダムの引用画像は無し。
ヒゲハロを鬼にして、ハロ達に鬼ごっこをさせるラクスたん。
このハロは育成型?
 
最近は軍に志願する人間も増えているそうで、
ラクスの友人が何人も志願していると言うことでした。
男友達・・・?許しませんよ(ゴゴゴゴゴゴゴ
ラクスはザフトのアイドルだから、きっとジャニ系の友達もいるはず。
国営放送ZHKの歌番組「ポップ・ジャフト」で一緒に司会したりとかっ。
 
こちらも休日を満喫するニコル君。これまで影の薄かった彼がメインのシーン。
と思いきや、ニコルママの方に萌えてしまう罠。
ニコルパパも政府高官のようで、TVを見ながら
「ザラ(アスランの父)の言うことは正しい」
と戦争推進の意見を述べますが、ニコルの事をちゃんと心配しています。
物わかりのイイ、愛妻家と見た。
 
髪の色、一考。
通常、形質遺伝として髪の色は濃い色が強く出ます。
金髪の人と黒髪・茶髪の人の間には黒髪・茶髪の子供が産まれ、
直毛の人とくせ毛の人の間にはくせ毛の子供が産まれる。
これらは黒髪・茶髪・くせ毛といった形質が優勢であることから起こる現象。
しかしニコル君は父親の茶髪は発現せず、母親の緑色。
父親も若干くせ毛に見えますが、母親に似たウェーブとなっています。
「緑」という髪の色はともかく、現在知られている遺伝と違った様相を見せています。
これは受精卵の段階で遺伝子を操作したためかも知れませんね。
母親が自分の遺伝子を強く発現させた可能性があります。
目元もそっくりだもーん。
仮説・・・実はお父さんの子供じゃない。
 
家にいる間は好きなことをしなさいとパパに言われ、
ニコル君はピアノを奏でるのでした。
 
楽器とガンダムの話。
このシーンを見て思いだしたのはガンダムWの「ときめいてハーモニー」
B.G.Mの一つなのですが(サントラ1収録)、
ガンダムWファン、とりわけトロ×カト推進派の中では
この曲が使われたシーンを「ときめいてハーモニー」と呼ぶこともあります。
「戦ってはいけないんだ、僕たちは!!」
なにをとち狂ったのか、宇宙の心が教えてくれたのか、
戦場でガンダムのコクピットから生身で飛び出してきたカトル君がトロワを説得。
その後二人は一時の音楽に興じる…という凄い展開。愛だね、愛。
楽器はフルートとバイオリンだったと記憶。
 
今回残念なことに、ニコル君の想い人アスランはラクスといちゃいちゃ。
忘れられがちな遺作&ディアッカは地球で仕事中。
 
そんな甘あまムードの一方で、パトリック・ザラ×シーゲル・クラインTOP会談。
戦争推進派のザラと、穏健派のクラインの意見は平行線。
ザラは「オペレーション・スピットブレイク」案件を議会に提出。
一方でクラインは戦争をしている場合ではないと主張。
 
ここではいくつも重要な話が出てきました。
 
[ザラ]
・戦争は勝って終わらねば意味がない。
・我らコーディネイターはもはや別の新しい種族だ。
・今の力を捨てて、ナチュラルへの退化は今更出来ないのですよ。
・これは総意なーのでーすよー。
 
[クライン]
・早くも行き詰まった我らのどこが新しい種か!?
婚姻統制をしても、第3世代の出生率は下がる一方だ。
・パトリック!命は生まれいずるものだ、作り出す物ではない!
・我らは進化したのではないぞ……
 
総意。
国民の選挙で選ばれたからって国民の総意ではないという皮肉?
以前の「エヴィデンス01」に起因する何らかの事象に備え、
コーディネイターは準備を進める必要があるようです。
そして、それはもはや新人類とも言えるコーディネイターがやらねばならないと。
しかし遺伝子操作されているコーディネイター内での出生率は低下。
これはどういうことなのでしょうか?
 
例としてトマトの話をしましょう。
「ももたろう」というトマトがあり、これは交雑栽培により得られています。
丈夫さ、味、大きさなどそれぞれに優れた品種(F0世代)を一度掛け合わせ(F1世代)
さらにその子供をもう一度掛け合わせたトマトがももたろうです(F2世代)。
この「ももたろう」というトマトは美味しいです。
しかし、その種を植えても「ももたろう」は収穫できません。
次の世代ではバラバラの特徴を持ったトマトになってしまいます。
これは遺伝子をいじっているわけではありませんが、
遺伝子が上手く合わさるように意図的に組掛けている点では
コーディネイターに似ているかも。
 
アリの話もあります。
アリは集団で生活をします。
女王アリはたくさんの卵を産みますが、
その中でオスになるアリ、働き蟻になるアリ、女王になるアリの比率は
必ず決まっているそうです。これは種族の中で数の自動調整機構
(空間ストレス・ホルモンなど)が働いているからなのですが、
コーディネイターの場合は単に増えすぎることが抑制されるのではなく、
はっきり言って滅亡へ向かっています。
世代を重ねていく生物の中で、出生率の低下は大きな問題です。
次世代を担う若い個体数が減ると、集団の衰退は免れないからです。
ちなみにアジア東端にある島国の人口もこの破滅型に移行しています。
 
婚姻統制法案を通したのはザラかクラインかは不明ですが、
その子供達が婚約者であることを考えると、
どちらかという可能性がありますね(もしくは両方)。
 
「命は生まれいずるものだ、作り出す物ではない!」
という台詞と、ラクスの手に乗る小鳥は人工物[トリィ]との対比表現になっています。
どうでもいい?
じゃあね、ラクスのお母さんはきっとピンク色の髪なんだよっ。
 
まぁ、いつものごとく上はちゃっちゃと読み飛ばしてくださいね。
それで、法律による結婚の後押しで若者達がどうなったかというと
らぶらぶ。
 
法案が可決され「オペレーション・スピットブレイク」が通ったと、
クルーゼ隊長のもとに、ザラ委員長直々に電話が入ります。
なにやらこの二人は怪しいご関係。
そしてまた薬飲んでます、隊長。やはり、病気なんでしょうか・・・それとも。
「せいぜい思い上がるがいい、パトリック・ザラ!」
野心ありまくりのクルーゼ隊長。
 
楽しい休日も終わり、アスランは帰ります。
おやおや?ラクスたんが驚いてますよ。
 
アスラン「・・・(地球に行く前に…どうしてもしておきたいんだ…)
 
ラクス「いいですわよ、アスラン・・・んちゅ
らぶらぶ。
 
 
まぁまぁ、奥手なお二人ですこと。
そんなことだから、種族が滅亡しかけてんだよ!
いつからSEEDは純愛路線になったんだと。もっとこうフレイのように(以下略
家政フレイは見た(マテ
 
 
前回のガンダム無断使用により1週間の懲罰房入りのサイ。
ほんとに救済措置は無いんでしょうか?
食事を運んできたカズイに止められ、キラは表で聞き耳ぴくぴく。
これも、家政フレイは見た(マテ
 
突如、ドックに出現したゲームセンターシミュレーター。
そこでは戦闘機の訓練ができるので、
みんなで遊んでカガリ様がさくっとハイスコア達成。
 
カガリ「お前ら、軍人のクセに情けなさ過ぎ。
    銃も撃ったこと無いんだって〜?そんなこっちゃ死ぬよ。
    せ・ん・そ・う、してんだろ」
 
気持ちだけは人一倍のカガリ様。次は本物にも乗ろうと企んでます。
これも、家政フレイは見た(←しつこい
そしてフレイはキラに言いつけに行きます(あれ?
 
「バカよね…。あなたに敵うはずなんてないのに…」
しかしカガリに心を奪われてしまった前科のあるキラは、フレイを避けます。
積極的に下半身をすり寄せて、キラを誘惑するフレイ。
あらあら、地球の女の子は積極的ですこと。ナチュラルの未来は安泰だねっ☆
しかしキラ君はカガリが気になるので出ていってしまいました。
 
身体を拒まれたフレイ・・・かわいそぅ。
この回だけ見ると、男の子達は非常に蛋白。
でも、仕事中の遺作&ディアッカには女っ気が全くないわけで。
 
ザラ×クルーゼの深夜密会。
まじめなシーンなのに、隊長のつぶらな瞳が笑える。
具体的にはこのぐらいつぶら
 
ザラ委員長は「真のスピットブレイクは頼んだ」と言っていますが、
表向きの作戦とは違う作戦がこの二人の間にはあるようです。
 
スピット(spitか?)は侮辱する/吐き出すように言う/ぱちぱちはねる
/ぱんとはじける/ぱらぱら降る、と言った意味ですがどんな作戦なんでしょうね。
真のオペレーションメテオとガンダムW講座はまた次回!
 
自室にて、冷蔵庫?からなにかのチューブを取り出すアスラン。
これも薬?それともただの飲料?
 
壁に掛かった幼い日の写真に目をとめるアスラン。
そこには、親友の姿があった…。
 
右下にはアスランの母親らしき人物の写真があります。
仮説・・・アスランもお父さんの子供じゃない。
 
 

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