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〜前回までのあらすじ〜
 
重力に引かれ、地球へ落下していくアスラン、そしてシン。
近距離からの艦砲射撃でユニウスセブン破砕を試みるミネルバだったが、
代償として、脱出が遅れたデュランダル議長を失った…。
レビューは本筋から剥離し始め、混乱の渦が巻き起こる。
更新が遅いレビューを、切り裂けガンダム!(三石声で
(すいません、今月から1話での予告通り遅れはじめてます。仕様です)
 
 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第7話「混迷の大地」
 
焼け石にタンホイザー
未だミネルバに帰還できていないザクとインパルス。
位置確認が出来ないままに、破砕作業を優先させた艦長の判断で
タンホイザーの発射が命じられます、てーっ!
こんな高熱下で主砲を開いていいものかと心配です。
オーバーヒートしたら大気圏突入もままならない危なさ。
地上に降りられたとしても、使用不能になったりするかも、かも、かもーっ。
 
インパルスには大気圏突入用に姿勢制御その他の機能が搭載されているようで、
シンは軽やかにキーを叩き突入に備えます。
一方、アスランのザクは脚部の損傷により、温度が上昇
このままでは、蒸し焼きになってしまいます。
(その脚を切ったのはインパルスだったよな〜、シンだよな〜)
 
すぐ横ではユニウスセブンが爆発して破片を飛び散らせており、
普通に大気圏突入した場合よりも、生存の可能性が低くなっています。
少し前に離脱したボギーワンでは、スティング達がその様子を眺め中。
ブロックワードを使われない限り、回転ベッドで最適化の必要はないようですね。
でも一人だけ、ちょっと様子が変ですよ。
ぱよ〜ん
ステラ「死ぬの・・・みんな死ぬの!?」
 
突入シークエンスはフェイズ3に突入、危険度MAX。
アーサーも強大な重力を感じているのか、シートに押しつけられています。
副長「むおぉー」
衝撃に備え、安全な場所に留まるべき状況で、なにをしてますかルナマリアさん。
コクピットから落ちて床に叩きつけられたら怪我するよー死ぬよー。
 
「おるすばん」ですわ
こちらは前回から時々でてくるピンクちゃんと、誰だかわからない青年。
子供達と一緒にシェルターに避難し、危機が通り過ぎるまでただ待つのみ。
きっと彼らは子供達の先生なのでしょう。普段はA・B・Cとか教えてます。
しっかりと手を握り、優しく励ますピンクのお姉さん。
青年の右腕には怯える幼女がしっかりと抱きついています。
じっと幼女を見つめる青年。いったい何を考えているのでしょうか…。
 
ピンクちゃんが静かに歌い始めます。
曲は「Fields of hope」。
この娘、田中理恵さんみたいな声ですね(ぉ
 
ボガーン!ドガーン!
今は冬枯れたこの寂しい野原だけれど 光は照らしていた
子供のように笑う アナタの夢を見た
懐かしいようで でもまだ遠い
けれどいつか辿り着ける 未来の約束を信じている
 
そんな願いを込めた希望の歌をBGMに、
プラントの破片はどかどかドカドカ容赦なく世界へ降り注ぎます。
 
避難者にシェルターの状況を伝えるヘリコプター。
死ぬなら自分の家で死にたいと嘆く老婆。
共に安全な場所を探す恋人達。
 
ある者は運命を受け入れ、またある者は運命に抗う。
けれど時間は残酷に進み、止めようもない落下で次々と街が遺跡が砕かれていく。
巻き起こった津波は圧倒的な体積で都市を丸ごと飲み込み、
引く波が全てを海へ帰し去っていく。
 
世界各地の様子が映し出されるディスプレイ。
そのシェルターの奥で相変わらず猫をなでるジブリール。
これだけ広い専用シェルターを持っていても、
入りきれない一般市民を助けようとかは思わないのでしょうか。
ま、そんないいとこ見せられても話的に困るんだけどー。
 
つかもうぜドラゴンボール♪
さて、このシーンでユニウスセブンの落下軌道らしきものがありました。
慣例的に北半球が上として描かれていると思われるので、
落下は西から東方向へ、つまり『ザクは東にセブンは西に(はにはに)』
地球の自転方向へ移動したと推測されます。
 
一部、隕石が四散したような画も見られましたが、
実際は地球の重力に引かれて一定方向へ慣性落下していくのですから、
あまり正しい表現ではないのかもしれません(或いは大西洋北部へ広域落下?)。
 
そして、主な被害地と総合すると以下の図が導かれます。
 
ひゅーん
ローマ、上海、ゴビ砂漠。
ケベック、フィラデルフィア、大西洋北部。
 
落下順は分かりませんが、流れとしてはこれが自然かと。
そして最後まで破砕作業に留まったミネルバはその先、
太平洋へ降下していった・・・ということで破綻ないでしょうか。
メルカトル図法だと高緯度が不正確になるので、ちょっと曲がった地球図でもご勘弁を。
ユーラシア大陸中央部は砂漠多いから、被害報告少ないのかな?
教えて、航空物理学の偉いひと〜。
 
米・英・加を前身として成立した大西洋連邦。
その本部の近くにボコボコ落下していますが・・・
か、艦長ぉこれまずいですよねぇ・・・(アーサー口調で
 
ずーん・・・
大気圏突破をこなしたミネルバ。
ブリッジも息を吹き返して活動再開ですが、
アスランを想い、憔悴しきったカガリ姫は立ち上がれません。
シン達を探すミネルバ。
 
オレを助けろ、コノヤロウ!
しゃきーん。
ザクが大気圏を突破しましたよ、この野郎!
これまでインパルスやザク(イザーク機)が似た動き(刀・斧ブンブン)をしていたことから、
両機に似た様なOSが搭載されている事が推測されます。
そしてザクにも大気圏突入を可能にするだけの性能が伺えます。
しかしザク。うーん、ザクねぇ・・・(笑
アスラン、もう無敵だな。
 
番組後にあるガンプラCMで店長のおじさんが
「ガンプラは今もどんどん進化を続けてるんだ!」
とゆーてるのは、これの言い訳?25年で大気圏突破かぁ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃グハー
 
「アスランさん!アスランさん!」
「シン、キミか!」
 
しゅぱーっと近づき、ザクのお尻をそっと優しく抱えるインパルス。
アスランが「やめろ!」と言うのに、シンはがっつりお構いなしです。
シンはもっとイイ声で泣いてみろと要求するのですが、
アスランは「その方が良いのか・・・?」と戸惑います。
 
よくそんな近くに降りれたものだと感心しますが、
ミネルバからの信号弾を頼りに帰艦します。鮮やか!
 
でも今後、ガンダムでの大気圏突入シーンがやりにくくなったかも…。
 
がーん!Σ(゚Д゚;)
カガリ「あすらーん♪(どしん」
あれっ?と思うような可愛い声で駆け寄るカガリ姫。
ルナマリアさんを突き飛ばしてどかーん。
 
そして艦内に響く衝撃音。ガーン!
レイ「地球を一周してきた、ルナマリアのショックの衝撃波だ。…恐らくな
 
すごいよルナマリ姉さん!(えー
 
 
所変わってプラント本国。
チェスの駒を動かす女性のシルエット。私の愛馬は凶暴です(@GX
そして、どっかで見たようなおじさま。
なんとそこには前回死んだはずのデュランダル議長がっ!
うわマジでー?も う 殺 し ち ゃ っ た よ(種死
 
えーと、影武者かクローンという事で、以後よろしくお願いします。
名前はギルツーとかでいいかな?(撲殺
 
ギルツー「これからだよ、本当に大変なのは・・・(にやり」
 
うん、設定に好き勝手すると大変だよね!!(握り拳を突き上げながら
 
ミネルバもいつまでも飛んでいられないので、海面に着水。
しかしカタストロフィ後の影響か、かなり荒れた模様。
津波が来たらどうするんだーとかツッコまれそうですが、
津波は海の真ん中じゃこないので、まぁ大丈夫かと(それ津波じゃないし
「ふぅぅ・・・」ってしてたメイリン。きっと絶叫系アトラクションが好きな性格。
 
太平洋に降りたということで、
しばらく艦チェックと情報収集のためかミネルバは停止。
甲板上にはアスランとカガリ、そしてザフトの諸君!が出ていました。
みんなのびのび。コーディネイターだから地球の重力とか全然平気さ!
 
アスランやイザークの活躍を称え、被害規模の縮小を喜ぶカガリ。
ここでカガリは「イザーク」と呼び捨てなんですが、
ヤキン・ドゥーエ戦の後にでも会ったのでしょうか(まさかイザカガ!?
二人は口喧嘩とかしてそうかも?
 
よく考えれば、「イザークさん」て方が変だよね・・・
 
そんなカガリの脳天気な様子に苛つくシン。
シン「やめろよこの馬鹿っ!」
カガリ姫vsシン・アスカ第3戦勃発。
「ええったぁ?」とヴィーノに言われるのも仕方のない事。
ヴィーノ・デュプレ君は太平洋は大きいなー、とかストレートに話す子。
ちょっと単純なところが人気でるかも?
 
シンはカガリが安穏としている様子にかなり怒っている様子。
被害が減って良かったって事さえ言っちゃいけないの〜?
(為政者としては軽すぎるって事かもしんないけどーでもー)
 
シン「アンタだってブリッジにいたんだろ!?
   なら、これがどういう事だったか分ってるはずだろ!?」
 
いや、わかってるってバ!犯人がコーディ?だから何よ!
シンちゃんってば、カガリが何いってもキレるんだから参っちゃう。
何故カガリはこんなダメっ娘に演出されてるんだろう(;´Д⊂)
このやり取りを通してカガリの浅はかさとか見せたいのかな。
「カガリだって何も分ってない訳じゃないさ」は何処に行ったのですか?
アスラン、キミは今こそ庇ってやらんかね何をしとるかー!
 
アス「だが……それでも破片は落ちた」
おいー、シンの肩持つなー。助けてもらったからかコラー!
 
アス「一部の者達がやったことだと言っても、
   俺達コーディネイターのした事に変わりない。
   許してくれるのかな、それでも…」
 
じー・・・
しかもカガリが孤立してんのに、何故場を離れるかねチミは!
ちょっとアスランここ来て正座しろ!いいからしろ!
なぐる殴る!アスラン殴る!喧嘩だ喧嘩だー!
手前ェが売った! こっちが買った! だからアスランをボコる!!
 
あんた(アスラン)ってほんとなんも分かってないよな。
あの人(カガリ)が可哀想だよ!
 
 
…っと。
カガリ姫のために、いっぱい憤ってみました♪
 
 
記者会見のギルツー議長。
どうか地球の友人達よ頑張って〜っと支援を始めています。
まるで周到に準備してあったかのように、迅速に事が運ばれて。
 
一方ブルーコスモス側でも動きが。
ファントムペインが持ち帰ったデータにより、ザフトMSの関与が判明。
このテロリストがどんな意図を持ってプラントを落としたかなど、どうでもいいこと。
ブルコスは「真実」よりも、利用価値のある「事実」を使うことで、
今度こそコーディネイターを滅ぼすつもりでいるようです。
 
───そう、青き清浄なる世界のためにね。
 
胃痛が治まったところで、ぶらぶらと散歩するアスラン(姫の護衛は?
射撃訓練規定をこなしているレイ達を見つけます。
いまいち中心を射抜けてないアハ〜ンなルナマリアさんと、
すました顔で的中させるレイ・ザ・バレル。
ムッとした顔も面白いよ、ルナマリア。
 
後ろでじっと見ているアスランに気づいたルナ様。
よし、愚かなアスランを撃て!今日は許可する!(えー
 
ルナ「一緒に殺(や)りますぅ?」
 
なんとルナマリア様が決闘を挑んだ!(ように聞こえた
 
「え?ぃやぁ俺は…(君の弾なんかには当たらないぞ、フフフ)
 
というように聞こえ(略
 
アナタのこと、よく知ってるわ!
ちっともノってこない彼に、ルナマリア様は挑発を続けます。
 
元ザフトレッド、クルーゼ隊。戦争中盤ではへリオポリスの種馬・
 夜の撃墜王・最強のロリコンと言われたストライクを討ち、
 その後、国防委員会直属特務隊フェイス所属。
 ZGMF-X09Aジャスティスのパイロットの、アスラン・ヅラでしょ?
 お父さんの事は知りませんけど、その人は私達の間じゃ英雄だわ。
 ヤキン・ドゥーエ戦での事も含めてね。
 射撃の腕も、かなりのモノと聞いてますけど?
 
 
訳「これだけの経歴を持ちながら、勝負から逃げるっての?」
 
今までアスランの事をよく知らなかったルナマリア様が
どうしてこんなことをスラスラ言えるのでしょう?それも突然に。
 
お姉ちゃん、ズルいかも・・・
「(全部、わたしが調べてあげたのにな〜)」
 
メイリンの仕事は諜報活動。
きっと、妹に調べさせたに違いない(断定
だからメイリンは射撃訓練で一発も撃たなくたって、いいのです。
 
隠居中の撃墜王
その頃、オーブ。
教会も浜茶屋も壊れ、ぬいぐるみを掘り出すのがやっとです。
青年の傍にはまたも幼女が、あぁ右腕にも左にも。
かつて最強のロリコンと言われた青年は、なにを思うのか(注:ローカル設定です
 
ルナマリア様の挑戦を受けることにしたアスラン。
へちょい成績だと、笑い罵られるは必至。手は抜けません。
 
ぱぴゅん、ぱぴゅぴゅん!
 
いままでの訓練設定は何だったのかという速さで動く的を百発百中。
その正確さはレイすら比較になりません。
これがコーディネイター!これがアスラン・ザラ!
 
そういえばアカデミーでの射撃の成績は2位でした(@SUIT CD5巻
射撃1位はイザークなんだけど、それはテスト当日にアスランが風邪だったからでー。
(けどイザークもこんなこと出来そうで怖い)
「それから・・・ヅラって本当?」
素直に感心するルナ様。
アス「こんな事ばっかり得意でも、しょうがないけどな」
ルナ「そんなことありませんよ〜。
   敵から自分や仲間を守るためには必要です」(←負け惜しみ?
 
「ヅラって・・・誰だよ#」
「敵って…誰だよ?」
 
ルナマリアの口から、深く考えないで出た「敵」という言葉。
敵とは誰なのか。
これから世界はどうなってしまうのか。
僕たちは何と戦わなくちゃいけないのか。
アスランにはわからない。
 
敵がわからない。
 
「だって、メイリンが言ってたから・・・」
きょとーんルナマリア様。
彼女がアスランを理解する日は来るのでしょうか。
 
そこへ話しかける出番少なめ主人公、シン。
「オーブへ向かうそうですね」
 
まさか、盗聴か・・・?(汗
シン「貴方もまた戻るんですか、オーブへ?」
アス「あぁ…」
シン「なんでです?そこで何をしてるんです?」
 
アスランにはわからない。
 
 
ざざーん ざざーん
荒れる海岸にたたずむ、ピンクちゃんと青年。
 
「嵐が来るのですね」
「うんわかってる」
 
台風の時とかねー、わざわざ海に近寄って波にさらわれる若者いるよねー。
彼らもそういうノリなのかしら。
いつ高波が来るかわかんないですよー。
嵐が来るって自覚してるからタチ悪いよね、マヂで。
 
 
 
 
 
[今回の疑問コーナー]
射撃訓練、ヘッドホンとかの意味はなんだろう。
防音にしては、他の人が撃っててもしてないし。アスランもつけないし。
発砲音たいしたことないし(むしろ電子音の方が
 
命中率とか得点を知らせてくれるのかしら?
ところでちゃんと弾は出てるのかな。でもゴーグルしてるし…
訓練なら反動も受けてやらないと意味がないような。
んーでもそれだと訓練装置に実弾当たって壊れそうな。
それよりも的の後ろに壁があるんですが、兆弾とか危ないんじゃないかなぁ…?
 
教えてミリタリーの偉い人〜(なんでも人任せ

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