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〜前回のあらすじ〜
 
パンツ乱舞。
 
 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第22話「蒼天の剣(つるぎ)」
 
宇宙では相変わらず小競り合いが続いているようですが、
ジュール隊長をはじめとするザフト宇宙軍の活躍により
現在のところプラントは無事であるようです。
核攻撃失敗以来、何やってたのか謎だった地球(ロゴス)の皆さんですが
さっぱり進展が無いようです。
大西洋連邦大統領の愚痴からは、
 
・開戦当時、プラン(←まだ謎)の準備はまだ不完全だった
・強引に開戦したが、今は手詰まり
・あちこちで紛争が勃発している
・同盟はほころび始めている
 
といった情報が判りました。
ジブリールは一杯一杯で手が回らない大統領をなじりますが、
ファントムペインも対して成果がないのは我々も知っての通り。
焦るジブリは、ほぼ思いつきでオーブを使うことにしました。
 
『同盟国の責務』とやらでオーブを派兵させるようですが、
例の条約って、そういう条項もやっぱりあったのかなぁ?
でも『アークエンジェルを隠し持っていた件』をちらつかせて
派兵を強いたのかもしれないですね。
間接的にはキラが派手なことしたせいですか・・・(´_ゝ`)
 
ということで、オーブはようやく修理の終わった(ローカル設定)
戦艦を引き連れて、黒海へ向かうことに。
総司令官(何て似合わない役職)としてユウナも旅立ちます。
連れて行かれるのはトダカさん。
AAを逃がした件についてプレッシャーをかけられたり。
ま、この人はカガリ親衛隊だからね、仕方ないよ(ローカル設定
 
カガリについて、とりあえず保留という体面を貫き通すユウナはタフですね。
 
タイトルに誤記があった点については、公式に謝罪されました。
 
×PHASE-21 蒼天の剣
○PHASE-22 蒼天の剣
 
まかせろ
場面変わってファントムペイン。
メンテ前のステラが騒いでいます。
 
「イヤ!駄目!これは駄目!
 あっち行って!触んないで!」
 
シンとの一件でお肌が敏感になってしまったステラさん。
足の傷を見るために触れた研究員に対し、過剰反応が起きています。
 
「どうした?」
「あーいえ。寝かせる前に足の傷を診ておこうと思って、
 足に触った途端怒り出しまして…」
「ふっ、情けないなぁお前達。ちょっと見ていろ」
 
そこでお父さんを投入ですよ(違
 
ふとももさわさわ
「なんだ、ごめんよステラ(ぺたり
 大丈夫(さわさわ)誰もさわりゃしないよ(なでりなでり
 
落ち着いた口調でステラの緊張をほぐすニャンコ大佐。
足マッサージの腕は、プロトレーナー級です。
 
「毎度毎度お見事ですよ!」
興奮する研究員。
「我ながらなかなか悪いオジサンになった気がするよ。
 何が触りはしないだか」
 
お父さんじゃなくて、悪いオジサン。エンコー(違
こうして騙されたステラ達は、記憶を消されてしまうのです。
研究員には「戦闘マシーン」として扱われるステラ達。
睡眠(メンテナンス)後のステラはハンカチの事を忘れてしまいます…。
 
エロスはほどほどに
───記憶ってのはあった方が幸せなのか、
   無い方が幸せなのか。時々考えてしまうな。
 
なんとも意味深い台詞です。
そういえばキラ・ヤマトも前大戦の後遺症で記憶喪失になっています(注:ローカル
アスランを正しく認識できなくなり、妄想妹の世界に生きるキラ。
彼の記憶が戻る日は来るのでしょうか。
 
というか、変なローカル設定だらけで話を続けちゃってますが、
ちゃんと着地できるんでしょうか、このレビュー(種死
 
ツヤツヤ
一方、ミネルバでは着任したハイネが挨拶回りをしていました。
ホテルでは会えなかったレイとも顔合わせ。
ディオキアで久々にギルるんと会えたレイ、機嫌はよさそうです。
ツヤツヤしてます。
同室のシンが留守の間に、何かしてたのかな?かな?(実に素朴な疑問
 
さておき、フェイスのハイネがチーム編成を語り始めました。
 
「さて、こうして赤服が5人集まったんだ。
 ザフト戦隊ミネルバレンジャーの結成だな。
 オレはハイネ・オレンジ!」
「え?」
ヴェステンフルス・オレンジじゃないんですか?」
「ハイネ・オレンジでいいよ。そんな堅っ苦しい。
 ザフトのパイロットはそれが基本だろ?
「あぁはい」
 
基本らしい。
元々オーブ国民であるためザフト流儀に詳しくないシンはうろたえます。
(アスランに)隊長…あの俺達は…?」
「ヴェステンフルス隊長の方が先任だ、シン」
「ハーイーネ(ちっちっ
「ぁ…」
 
「あ、でも何?お前隊長って呼ばれてんの?
 ダメだろー、リーダーは一人じゃないと混乱する。
 魔法戦隊マジレンジャー第3話だって、リーダー争いで揉めてただろ?
 んま、レッドが隊長ってのが王道だが、
 旧世紀には白や黒がリーダーの戦隊も無かったわけじゃない。
 ここらでオレンジが隊長ってのも斬新でイイと思わないか?思うだろ」
「いえ、あの、はぁ……」
「なら、アスランを隊長なんて呼ぶなよ?
 お前もお前だなアスラン。
 何で名前で呼べって言わないの、オレに気を遣ってくれよ〜」
「すいません」
 
アホ毛
「よーしよし。じゃあお前はー、シン・ブラック!
 アスラン・ブルーに、レイ・ゴールド!
 んで君が、ルナマリア・ホ毛 だな」
「ちょっ、ま、待ってください!なんで私だけっ」
「ハーイーネ(ちっちっ
「じゃなくてー!」
 
「ま、今日からこのメンバーが仲間ってことだ。
 息合わせてばっちり行こうぜ!」
「だからっ!」
「言葉を慎めルナマリア」
「あぁんたはいいわよねっ、ゴールドだし!
 私だけ色じゃないってのはどういうことなのよ!
 ホ毛ってなによ、ホ毛!」
「落ち着けルナマリア、落ちても拾ってはやれない」
「ムキャー!!」
 
ハイネ・オレンジ隊長の活躍によって、
互いに腹を割って話すことが出来るようになったミネルバレンジャー。
だが戦いはまだ始まったばかりだ。
頑張れミネルバレンジャー!負けるなミネルバレンジャー!
 
つづく
 
 
 
…じゃねーよ。次回予告風だったから終わりかけちゃったよ。
ぎすぎすパイロット達の間を取り持ったはいいけど、
そのハイネ隊長が次回で腹を割rfsdgfsk;ウヴォアー
 
カガリ様親衛隊
黒海へ向けて進行中のトダカ達の空母タケミカズチ以下護衛艦6隻。
トダカの隣にいるアマギは、この派兵に疑問を感じています。
オーブの理念を信じる、信じたいオーブ軍兵士は多いようです。
 
「ああ、解っている。だがこれも国を守る為と言えば為だ」
 
アークエンジェルに願いを掛けたものの、
敬愛するカガリ様を脅かすシン・アスカ(及びミネルバ)を討てるなら出兵もやむなし、
とのことです(違
 
強い低気圧の中を進むタケミカズチ。
最高司令官殿は激しい揺れに、気分を悪くされた模様。
 
しかしJ.P.ジョーンズと合流すれば、さわやかさを取り戻します。
旅の途中でドポドポ…と胃の中身をキャンセルしていた男とは思えません。
面子の前では非常にタフな男、ユウナ・ゲロマ・セイラン氏なのであります。
 
ザフト側も連合が黒海圏奪回のために動き出したという情報を掴みました。
連合側はユーラシア西側地域で劣勢なままであり、
またジブラルタルをザフト軍に押さえられているため、
孤立しがちなスエズから内陸部を攻略するにはディオキアは押さえたい所。
 
ミネルバは西へ向かい、マルマラ海入り口ダーダネルス海峡の守備へ。
ここでの戦いは必至であるとアスランも覚悟していたはずですが、
今度来るのがオーブ軍であることに、動揺を隠せません。
 
そのころシンは、ステラから貰った貝(?)を見つめていました。
小瓶に入れてウットリ。
マユの携帯と合わせて、シンの宝物が増えました。
 
宝物って言えば除隊許可証を思い出すなぁ。カズイよ今どこへ。
 
割り切ってる人
「戦いたくないか」
「ん」
「ブルーは嫌か?」
「…はい?」
「じゃあお前、何色なら戦いたい?言っとくけど隊長はオレだぞ」
「え?いや、何色ならって…そんな話じゃ…」
「…そういうことだろ? 割り切れよ。
 今は戦争で、俺達はミネルバレンジャーなんだからさ。
 でないと……死ぬぞ」
「…はい」
 
割り切れてない人
相手がオーブと聞いて、興奮するシン。
「今度こそ全滅させてやる!」と、血管ピクピクであります。
 
「君は本当はオーブが好きだったんじゃないのか?
 だから頭に来るんだろ?今のオーブ」
「違いますよそんなの!」
アスランの一言は、シンを惑わせます。
実は似た者同士の二人なのかもー。
 
噂を聞きつけたミリアリア記者もスタンバイ。
いよいよ黒海への水路を巡っての戦いが始まろうとしています。
もしこんな所で陽電子砲が使用されたら……。ミリィ危ない?
 
連合軍の作戦(ユウナ発案)では、
オーブ軍がミネルバを引き付けて陣形を崩し、
その側面からファントムペインが叩くという予定。
ここで大西洋連邦にオーブの貢献をアピールしておきたいという狙いもあるようです。
 
ニャンコ大佐はミネルバが一筋縄ではいかない相手だと知っており、
またジブリールの意向もあるためか、
オーブ軍が先陣を切ることをすんなり受け入れます。
 
「よーし始めようか。ダルダノスの暁作戦開始!」
なんかいきなり作戦名とか決めてますユウナ。
ギリシャ神話にちなんで、どーたらこーたら。
 
(何言ってんだ、この神話級馬鹿は)
って顔で、トダカさん達は呆れちゃってました。
 
神話は良く知らないけれど、チャナッカレ海峡とも言うらしいです。
日本で採用されてるのはダーダネルス(Dardanelles)という英語版ですね。
幅約5 km、長さ約70 km、平均水深70 m。
狭いステージなので、どんな作戦でも両軍激突は免れません。
 
ユウナもノリノリですが、実はトダカ一佐もノリノリ。
アストレイ&ムラサメ部隊が次々と発進していきます。
ムラサメは変形できるのだから、
戦闘機で発進したほうが揚力が得やすいのではー、とか思ってみる。
 
数は多くても、インパルス&セイバーのたった2機に翻弄されています。
シンも(元)同郷の人間をガスガス殺しています。
あれだけブッた切って、「死んでない」とは言うまいね?
 
インパルスが一瞬、ストライクに変わっていた間違いについて。
 
毎度まいど、ミステイクが香ばしいよね♪
DVDで直されて闇に葬られるのかなー、割とどうでもいいです。

追記)すぐ後のフレッツ配信では修正されていたそうです。

 
アスラン達に時間稼ぎをさせている間にタンホイザーを構えるミネルバ。
ダルダネスの暁はオーブ軍の囮作戦だったはずなのに、
調子コいて全機発進して追いつめちゃったから、
まとめて薙ぎ払われそうだよ!海峡狭いから戦艦の逃げ場無いよ!
地球軍はこういう戦闘にこそ、ザムザザーを連れてこないと。
 
オーブ近海&ガルナハン編でもそうだけど、
タリア艦長は地上でタンホイザーを使うことに何の躊躇もないね。
えぇとアレだよ!アズラエルも言ってたよ!
 
「持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃあない。強力な兵器なんですよ?
 兵器は使わなきゃ。高い金かけて作ったのは使うためでしょ?
 さあ、さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい。こんな戦争は」
ひとりで納得(えー
 
アーサーがんばれ。
 
な ん か 狙 撃 さ れ た 。
 
死 神 部 隊 も や っ て き た 。
 
ED曲のメロディに合わせ、ゴホォー!とバーニアを吹かしながら
舞い降りてきたキラ様とフリーダム。
もう絶対、格好良く出てくるタイミングを待ちかまえてた。
アラスカの時もそうだけど、この角度で乱入してくるのが好きなんですね。
 
 
 
〜タケミカズチの蒼天航路〜
 
いきなり現れた印象が強いフリーダムですが、
オーブ軍の移動もかなり速いですよね。
恐らくジブリールの思いつきからオーブ軍が到着するまでは
時間的に物語の数話前からの時間軸で進行していると思われます。
 
その航路ですが、最短と思われるのはこんな感じ。
ミネルバと同様のコースを進み、紅海へ入ってスエズ運河を通過。
でも、インド洋ってザフト軍の縄張りなんでしたよね。
連合軍についてるオーブが楽にやってこられるとは思えません。
そもそもカーペンタリア基地の真ん前を素通りできるわけがない。
 
そこで22話を見直してみると、
トダカ達が「しかしまさか喜望峰回りとは」と発言しています。
それに沿って修正してみるとこんなコース。
随分と遠回りですが、インド洋は回避できるわけで・・・
けど、ジブラルタル海峡にもザフト軍は基地を構えてるんだよねー、あれ?
 
また22話を見直してみます。
ミリアリアと情報屋らしき男との会話で
「ああ、間違いない。スエズに増援だ」
とあります。そこでスエズ基地に到着し運河を通過したのは確定と思われ、
以上を踏まえて考え得るコースがこんな感じ。
パナマ運河は通りにくいから、南米を回り込んできたのかなー?
補給はどうしたのかなー?
地球は丸いから実際の距離とこの地図尺は一致しないけど。
 
発想としては、西回り航路がダメなら東回りでーというアイデア。
そこにわざわざ喜望峰も絡めてくるあたりは仕込みなのか、遊びすぎか。
 
喜望峰といえば発見者のバーソロミュー・ディアス。
ZガンダムでエウーゴのMS「リックディアス」命名の際、
シャアが引用してましたね(小説版Zガンダム第一部p87等)。
 
スエズ運河を戦艦が通り抜けられるのかーって疑問もあるけど、
大型タンカーが通っているし、余裕なんでしょうね。
スエズ基地の地球軍が更に拡張してるかもしれないし。
 
実は19世紀につくられたスエズ運河を拡張工事したのは日本だったりする。
全長163kmを大型タンカーに合わせて掘り広げるプロジェクト。
しかも第3次中東戦争による中断と、その後大量に残された不発弾との戦い。
日本人ダイバーが処理チームを結成して立ち向かったなんて壮絶な話が。・゚・(ノД`)・゚・。
 
プロジェクトX「爆発の嵐 スエズ運河を掘れ」に詳しいので、よろしければどうぞ。

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