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〜前回のあらすじ〜
 
「キラ様」
 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第31話「明けない夜」
 
んっもう!!
近頃の反抗的態度に加え、
命令違反に軍規違反のスーパーコンボで逮捕された主人公シン・アスカ。
最早、銃殺刑も免れない暴君ハバネロ級レッドゾーンに突入です。
主人公なのに、31話で退場かぁ・・・早かったような遅かったような(マテ
 
直情的に動くシンがどれほどの覚悟を持っていたか判りませんが、
彼は自分の行為が正しいものだったと主張します。
軍人としての正義の捉え方は難しくありますが、
死にそうな女の子を放っておけないシンはシンらしくて良いと思います。
彼は妹の死(あと両親も)から救う力を求めたという動機付けがありますし、
DESTINYの中で、シンが職業軍人にこぢんまり収まられては物語進まないしー。
変に小賢しく動かれたら好感が持ちにくくなります私としては。
いえいえ、シンがバカだと言ってるわけではなくー(言ってるよな
 
それに戻らないとレイを見捨てることになるよね、走れメロス?
 
タリア艦長も退かず、シンを厳しく叱りつけます。
ただ艦長の主張はただ『軍人が命令に背くのは許されない』に終始しており、
シン側の『人道的立場』からの回答はスルーしていました。
その苛立ちも含めてか、デスクと素手喧嘩(すてごろ)をおっ始めました。
アーサーに止められるはずもなく。
 
エクステンデッドの件は司令部から命令を受けていたので、
シンの処分については上の返答を待たなければなりません。
死刑宣告までの間、営倉入りを命じられたシン。
同様に逮捕されていたレイもそこにいました。
 
「お前に詫びてもらう理由などない。
 俺は俺で勝手にやったことだ。 無事に返せたのか?」
「うん」
「なら良かったな」
「ぁぁ、ありがとう」
 
こうして捕まっても、シンとレイの友情は健在らしく、
いつも通り、レイは気にするなとフォローします。
 
営倉へやって来たアスラン。
「シン。
 いや、すまなかったと思って。
 彼女のこと、君がそんなに思い詰めてたとは思わなくて」
 
奇妙なことに彼は、シンに謝罪します。
ステラの事について、アスランが詫びることなんてありましたっけ?
キラにやられてからまだ頭が混乱してるのかしら。
 
「あー、別にそんな思い詰めてたってわけじゃありませんけどぉ」
 
辛気くさい顔のアスランにムカついたのか、
関係ないから放っておいてくれって感じでぶっきらぼうに言い返すシン。
 
「ステラだって被害者なのに。なのにみんなそのことを忘れて、
 ただ連合のエクステンデッドだって…。
 死んでもしょうがないみたいに」
 
ステラだって加害者なのに、という考えは皆無なんですね。
そして「死んでもしょうがない」って部分を、
 
「だがそれも事実ではある」
 
と言っちゃったよアスラン。死んでもいいって。
シンが檻に入ってるから言いたい放題なのかー。
ハイネの事、実はかなり恨んでいたの!?(憎しみの連鎖
そして口論は平行線を辿ります。
アスランは歩み寄りたい(というかキチンと説明したい)のでしょうが、
口べたなせいで、どんどん誤解されちゃって、ぎゃーす。
 
「じゃあ。あのまま死なせれば良かったって言うんですか!」
「そうじゃない!だがこれでは何の解決にも…」
↑さっき「死んでもいい」って肯定したじゃないアスラン、きみ。
そんなコロコロ言動が変わってたら、シンじゃなくても困るですよ。
 
この檻を挟んだ構図って、今のシンアスの状態をうまく表していますね。
閉じこめられているシンは、
自分の正しさを主張して頑なに全てを拒み閉じこもっていると見ることが出来、
(ただし、同じく檻の中にいるレイには共感を持っている)
またアスランは、そんなシンの心を開かせることが出来ないでいる。
 
そんな二人を制止したのは、レイ・ザ・バレル(クルーゼっぽい口調だった
「シン!もうやめろ。
 アスランも、もういいでしょう(せきとしボイス〜♪
 今そんな話をしたって何もならない。
 終わったことは終わったことで先のことは分からない。
 どちらも無意味です」
 
色々深い意味が隠されていそうなレイの言葉。
『終わったことは不可逆で、未来は誰にもわからない』ってのは、
29話でも語られたクルーゼの持論と同じもの。
また、どちら(過去・未来を語ること)も無意味だと言い切ったのも、興味深いです。
これについて、レイは議長とは異なる持論を持つのかもしれないという疑問が持たれます。
レイには議長にも知られていない企みがあるのでしょうか?
 
「生きているということはそれだけで価値がある。
 明日があるということだからだ」(@13話
 
「ただ祈って明日を待つだけだ。俺達はみな」(@31話
 
しかし、逆に未来を悲観しているように解釈できる部分も見られます。
人類の未来に絶望し、宇宙へ散ったラウ・ル・クルーゼ。
「終わらない明日へ」歩みだしたキラ達。
レイの待つ『明日』とは、いったい何なのでしょうか?
 
その頃、揉め事の原因であるステラさんは、
ネオに連れ帰られた後、ロシアの地上空母ボナパルトへと搬送されました。
なぜ母艦で治療しないのか不明ですが、
ぶっちゃけ、ニャンコ大佐が北へ左遷されたせいです。
もっとぶっちゃけると超脚本の都合です、我々はシンより無力ですね。
 
「けッ!またえらく辺鄙なところへ連れてきてくれちゃって。
 だいたいなんだよこりゃ。
 なんだってこんな死に損ないみたいなのまでわざわざ」
 
(゜Д ゜) …オ、オクレ兄さん? 記憶が…
 
「いいんだ。君等は知らないことが多すぎるんだから。
 今更、それも知らなくていいことさ」
『脚本上の都合など、視聴者の君たちは知らなくていいことさ』
と聞こえるんですが(種死
 
 素肌に直です
さぁお待ちかねの男性シャワーシーンです。
大佐ってやたら筋肉質に見えてたけど、上着は直接着てたのね。
うわー、そりゃあ北じゃ寒いぜ兄貴!
脱いだ制服はベッドへ。下着もベッドへ・・・あれ?
 
( ゚д゚) ?
(つд⊂)ゴシゴシ
下着を脱いだシーンがないんですが・・・あれれ?
 
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …ズボンも直穿き!?
 
制服と仮面の下に隠された傷がとうとうあらわに(OPでも見えてるけどー
ジブリールにネチネチと嫌味を言われ、エクステンデッド達の関係も不調。
命令に従って、ステラを再び戦場へ送り出さねばならない彼は、
ただ一人、煩悶する。
 
カガリさまと握手会
迷惑千万な正義の味方のAA御一行様も北へやって来ました。
フィヨルド(氷食谷の沈降した深く狭い湾)にドックがあるようです。
フィヨルド地形はノルウェー、チリ、アラスカなどの海岸が有名で、
ここではAAが匿われているスカンジナビア王国(ノルウェー海岸)へ
戻ってきたのだと考えられます。
ノイマンはそのドックの寒さを既に体験したような口ぶりだったので、
オーブから飛び去った後、少なくとも一度は入港していたのでしょう。
 
さて、目下AAにとって穀潰し街道まっしぐらであるオーブ抜け忍軍団のみなさん。
働きもせずカガリ様と親睦会を開き、盛り上がっています。
カガリは自らの力不足を認めた上で今は庇護に甘え、
時期を待って立ち上がろうと決意しました。
 
それを受け盛り上がる親衛隊。
「カガリ様が戻られるのを心待ちにしている者も多くおります」
「どうみても連合側に非があるように思えてなりません」
「そうです、セイランは馬鹿だ」
ユウナが居ないことを良いことに、馬鹿って言っちゃった。
艦隊が全滅したようだから、地球軍に連れ帰ってもらったのかなユウナは。
再登場したときは、何してくれちゃうのかしらん。
 
ひとり、ノルウェー海(あるいは北海)を見つめるキラ。
彼には先日の戦闘から気になる事がありました。
それは、自らをアスランと名乗る青年の存在。
キラの記憶の中にあるアスランは、妹の名前なのに……。
周囲の状況変化に、キラも戸惑っていました。
 
「大丈夫?」
「…なんか、何でこんなことになっちゃったのかなって思って。
 僕が間違ってるんですか?
 ほんとに彼の言う通り、僕にはなんかいなくって、
 僕の言ってる事の方がなんか馬鹿げた、間違ったことだとしたら…」
「キラ君…。
 でも、大切な誰かを守ろうとすることは
 決して馬鹿げたことでも間違ったことでもないと思うわ」
「え?」
「妹さんの事は確かに分からないけど…(はぐらかした
 でもね、大切な人がいるから世界も愛せるんじゃないかって、私は思うの」
「マリューさん…」
「だから諦めないで。貴方は貴方で頑張って」
「はい」
「ね。うふふ(むにゅ
 
そしてキラの頭をおっぱいにぐりぐり押し付けて誘惑するマリュー艦長。
ムウ亡き今、ラクス不在の今。再びキラを狙っているのでしょうか?
 
・・・食べちゃいました
回転ベッドのお陰で、すっかり体調しゃっきりぽん(美味しんぼ的表現
復帰したばかりのステラさんに、さっそく任務です。
彼女には新型機デストロイが与えられます。
 
「ステラもこれでまた戦わないとな。
 でないと怖いものが来て私達を殺す」
「殺す…ステラも?」
「…うん」
「ネオも?」
「……そうだ」
「ステラのお魚さんも?」
「…………………そうだ………げっぷ
「いや!そんなの…死ぬのはいや!」
「ならやらないとな。ステラなら出来るだろ?
 怖いものはみ〜んな無くしてしまわなくちゃ…」
「怖いもの……なくす…うん」
 
訳:超すごい兵器(え
ステラの搭乗するX-1デストロイが起動し、ついにその姿を現します。
こんな大きい要塞機もMSなのでOSで動いているようです。
例によって、GUNDAMの頭文字。
 
Gigantic
Unilateral
Numerous
Dominating
Ammunition
__________
G.U.N.D.Am Fortress
 
最後の『m』のムリヤリっぷりが大好きです!!(えー
生体CPU(つまりエクステンデッド)との特殊な(神経系?)接続をしているらしく、
ネオがスティングに説明した『適性』とはそこら辺の相性なのかも。
スティングは、いつの間にか修理されてたカオスに乗ってました。
アスランのセイバーは直らなかったのに、地球軍って実は凄いテクノロジー?テクニシャン?
 
デカッ
パイロットスーツも新調されたステラさん。
スティングお兄ちゃんは俺が乗りたいと文句たれてましたが、
彼がデストロイの正パイロットに就任すると、
やっぱりあのピンク色スーツなのかな? なのかな?
 
いやほら、だってさー。
ステラが帰ってきたから良いけど、
そうじゃなかったらスティングお兄ちゃんが乗ってたでしょー。
で、あのスーツは搭乗者と機体のコネクタの役割もありそうなパーツがあるから、
そうそう作り替えるワケにもいかないと思うのですよ。
ほら、イベント直前にコスプレの縫製をやり直すのだって
すっごく大変じゃないですか!(説得力のある意見
 
ジオングだったりビグザムだったりするのは、楽しいね。
あーほんとすごいすごい(パチパチ
デカすぎるのはさすがにどーなんだとか思ったですけど、
デス種世界の重力もオカシイのは4話でわかってるから今更ツッコまないよ。
もう名前は簡単に『ガンダ(G.U.N.D.A.)』でいいかね?
 
うぅっ・・・
「やっつけやきゃ…怖いものは全部!」
 
それにしても、こんなに無差別攻撃して良いんでしょうか。
『戦争は勝って終わらねば意味がない』って昔誰かが言いましたが、
勝っても何も残らないね、次回冒頭でロゴスのじーさまも言っておりますが。
デス種って、矛盾点を自己ツッコミする事で誤魔化してる節があるな・・・。
 
公式設定によれば、デストロイガンダムは
 
もはや戦術を超えたを戦略レベルの「殺戮(ジェノサイド)マシン」と言える。(引用
 
らしいのですが、無印種の時だってコードネーム「G」は
「ジェネシス」と「ジェノサイド」の意味を持ってましたよね。
ここで強調していただかなくてもー とか思いました。
 
HEY HEY!スティングお兄ちゃん ビビってるよー!
 
ふふん
さて、ミネルバに司令部からの返事が届きました。
指紋(静脈?)照合で、暗号伝聞を開くタリア艦長。
それはアーサーでなくても驚きのリアクションが出てしまう内容でした。
 
『拘束中のエクステンデッドが逃亡の末、死亡したことは遺憾であるが、
 貴艦のこれまでの功績と現在の戦況を鑑み、本件については不問に付す』
 
ステラは自分で逃げて死亡したことになり、シンの罪状自体が抹消されていました。
ミネルバの活躍は地球軍が頭を痛めている程ですが、
だからといって、一兵を全く処分しないというのは解せない。
またも議長権限の特例とやらでしょうか。
可能性としては、
 
・文面通り。シンの功績とミネルバMS隊の現状から、
 シン及びレイを処罰して戦力を欠くのは望ましくない。
・特別な理由でレイが必要だから助けた。
・特別な理由でシンが必要だから助けた。
・これらの可能性全て。
 
超脚本(えー
 
解放されたシンは、調子づいてきます。
艦長達に対しても大きな顔をし、
彼を否定したアスランに対しては鬼の首を取ったかのようです。
 
「ご心配をーおかけしましたー。
 もー大丈夫です。いろいろとーありがとーござーましたー」
「いや……」
相手を苛つかせる喋り方で挑発するシン。
けれど言い返せないアスラン、最近連敗中。
 
「司令部にも俺のこと分かってくれる人はいるみたいです ヘッ」
「……」
「あなたの言う正しさが全てじゃないってことですよ。では」
 
まぁ!すっかりイヤな子だわっ主人公のシン・アスカ!
なにこの黒さ!すっかり黒いシン・アスカじゃないですか、きゃー!
 
黒いシン・アスカについては、
こちらのシン・アスカ研究所さんがおすすめです。
こういうブラックなのも好きなのよねー(あ、読む人を選ぶかもです
 
このままシンちゃんも腹黒い人達の仲間入りしちゃうのかな(´・ω・`)
 
 ←あの時?
おっぱい攻撃で、すっかりキラをリラックスさせたマリュー艦長。
二人は和やかなムードになり、
「あの時は、ほんと慌てたわよ〜」
と、話もおっぱいも弾みます。
 
そんなとき、アークエンジェルにも地球軍侵攻の情報が入り、
ブリッジ内の鼓動が高まっていきます。
 
蹂躙された都市が、地獄の業火に包まれています。
巨神兵が世界を滅ぼしたという火の七日間ですかこれわ。
その映像から、何かを感じ取ったキラ・ヤマト ピキーン☆。 
「フ・・・レイ・・なのか?((;゚Д゚)ガクガク」
 
(キラ キラ 安心してください)
 
「う・・あぁ・・・・怖い・・・」
 
(大丈夫 大丈夫ですわ キラ)
 
「・・・だ・いじょ・・うぶ・・・だい・じょうぶ・・大丈夫
 
(行くべき時なのです 行ってくださいな)
 
「・・・行きます! マリューさん!!」
「わかったわ!」
 
なんかピンク色の声が聞こえて、キラが殺る気満々になったところで

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