戻るTOPへ

 
〜前回のあらすじ〜
 
ルナマリアさんに励まされたアスラン。
彼は自分の『権限・力』をすっかり忘れていましたが、
 
「力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」(デス種@16話
 
とシンに言った事もド忘れしていたようです。
 
 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第34話「悪夢」
 
最高評議会のメンバーにすら秘密のまま始められた放送は、
洗脳されやすい種世界の一般人の心を完璧に掴みました、ゲッチュ!
 
さらに最高評議会もあっさり掌握してしまう議長。
元々穏健派議員は親デュランダル勢力ですし、
ロゴスという明確な敵が示された事で、軍部側からもすぐに同意が得られました。
 
おなかすきましたわ〜ん
軍需産業複合体のみならず、世界企業の多くに深く繋がるロゴス。
それを討つとザフトが公式に宣言したため、世界は大混乱。
カガリの言葉では、
(オーブを含め)彼等のグローバルカンパニーと関わりのない国などあるものか!」
というのだから、それらとの戦争が始まれば……。
 
地球の産業・科学・流通などの主要なパイプが瓦解すれば、
多くの国家、いえほとんどの国家が
(一時的だとしても)弱体化することは避けられないでしょう。
そういうシステムが崩壊した世界になってしまったら、
誰が手を差し伸べるのでしょうか?
それとも、誰がそうなった地球を支配してしまえるのでしょうか?
 
そろそろ誰か言ってやってもいいんじゃないのかな。
ロゴスを倒せば戦争が終わる、じゃなくて
ロゴスを倒せば楽勝で征服できるから戦争が終わるぜ、イヤッホーィ! …って(種死
 
セイラン親子はグロート家(CERESTIN GROHTという人物?)の心配をしていましたが、
オーブも世界第3位の軍事力を有する国なので、
ロゴス(関連企業)との繋がりも必然的に太いのでしょう。
 
「今までとは違う何かが大きく動こうとしてる。そんな感じがします」
またしてもキラはフィーリングでAAの行き先を決めちゃいましたが、
オーブ軍派兵問題が一応の解決をした今、妥当といえば妥当な判断。
そうでなくても「カガリが泣いちゃう」って理由でオーブ行っちゃうけどね。
 
ラクスさま☆はお疲れモード、パタリ。
 
もちろんザフト艦隊司令部は黙っちゃいません。
またAAが余計な事しないうちに墜としてしまおうと、
『エンジェルダウン作戦』が発動されました。あーくえんじぇる、ぴんちっ。
わざわざ堕天させなくても、すでに死神部隊だっつー話もありますけど(えー
 
正しくはa fallen angel。別にエンジェルダウンでいいけど。
 
フェイスではありませんが白服のウィラード隊がAAを追います。
このウィラードさん、コーディネイターにしてはでっぷりしていますが、
その辺は個人差や摂生にも影響されるようなので、おいといて。
前大戦のアラスカやヤキン・ドゥーエを経験しているベテランらしく、
フリーダムとAAをじわりじわりと追いつめていきます。
 
切腹よ!
もちろんフリーダムが強力なMSであることに変わりはありません。
いつも通り、近づく敵はバッサバッサ切り墜としていきます。
既にルーチンワークになってますね。
 
ですが、包囲されているAAが圧倒的に不利な状況。
武器管制を指揮するアマギも、マリュー艦長に直撃許可を求めます。
ホント、武闘派集団ですねオーブ兵は。
多分厳しく決まってるんでしょうね『局中法度』が。
 
一つ 士道不覚悟、切腹よ
一つ モザイク消したら切腹よ
一つ ブルマー絶滅したら切腹よ
一つ 燃えるゴミと燃えないゴミを一緒に捨てても切腹よ
一つ Xn+Yn=Znはnが2より大きいとき自然数解を持たないと切腹よ
                 (『みつめて☆新選組』より一部抜粋)
 
そんなわけで、敵前逃亡したスティングお兄ちゃんは、
士道不覚悟で強制切腹に処されちゃったわけです。
サムライの目には、逃げようとしても判るんですねぇ〜うんうん(違
 
クロマティ高校とか読んでる気になる
今週も激しくツカエナイ男、アスラン・ザラ。
タリアに意見しては凹まされ、シンには呼びかけてはシカトされ。
 
「戦争はヒーローごっこじゃない!
 自分だけで勝手な判断をするな!
 力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」
 
シンが軍人としてトラブルはありながらも順当に成長しているのと逆に、
自分だけ勝手な判断しまくりの問題児アスラン(←と周囲から思われている)。
なんでこんなに落ちぶれちゃったんだろう……。
 
一方、上り調子の堂々主人公シン・アスカ。
フリーダムとの戦いを前にしても自信満々です。
なんたって、レイと入念なシミュレーションを重ね、フリーダム対策はバッチリです。
アスランの『負けの経験』もバッチリ研究されてたし!
 
レイの研究によれば、
フリーダムは決してコクピットを狙わないそうです。
んなわきゃねーべ。会う敵、会う敵、皆殺しのキラですよ?
少なくともこのレビューではそうなのだ!(えー
 
いよいよエンジェルダウン作戦の要、ミネルバが到着しました。
出会い頭にイゾルデを発射するミネルバ。
しかしAAは操舵しているのは我等がノイマンさんだ!
かつてバレルロールをやったAAにとって、80°傾斜など超よゆ〜♪
 
一筋縄ではいかないAAに国際救難チャンネルで呼びかけるタリア艦長。
全機降伏すれば、攻撃を停止して生命は保証するという警告。
応じる筈は無いが、司令部に疑問を抱くタリアにも思うところがありました。
 
ところで回線開く前にAAに発射したジャミング弾は、何をジャミったんだろうね?
 
チャンネルは全方向に展開されているので、
ミネルバからのメッセージはフリーダムへも届いた模様。
キラからの指示は「(海へ。カガリをオーブに。それを第一に)」
 
意を決したマリューは要求を突っぱね、海岸へと急ぎます。
 
キラからの文字メッセージが読めたので書き出してみた。
 
______________________________________
TACTICAL REQUIREMENT
 
[TEXT ONLY] From 010-p001 Kira Yamato
 
Eargent  :DiveDiveDive
Priority[1]:Take Cagalli to ORB
______________________________________
 
潜れ!潜れ!ってのが、シンプルでいいね。
そして優先順1位がカガリをオーブへ。
キラ君の最優先事項は母親の元へ帰る事だったはずなのにー(注:ローカル設定です
 
 
ところで・・・Eargentってなんやのん?
手元の辞書には載ってないんですが・・・無知ですみません。
あまり自信ないんですが、Urgentの間違いじゃないでしょうか。
それとも専門用語とかでしょうか?助けて英検有段者か軍事の偉い人ー!
 
ひょ〜い
逃げきると決めたアークエンジェルでしたが、
追撃してくるミネルバとインパルスに苦しめられます。
フリーダムは追われながらも素早い反撃を繰り出しましたが、
シン達が研究済みである箇所への攻撃は、全て防がれ避けらました。
もろに胴体狙いの一刀も、ドッキングアウトでひょ〜い。
遂に、インパルス機体特性の本領発揮です! Vガンで通過済みですが。
 
あらよっと!
キラが『コクピットを狙った・狙ってない論争』があるようですが、
このレビュー的には、キラは殺す気で戦ってる事になってます(びしぃ!
彼はタイマンになると、最後には乗り手を狙うんですよ。
ニコルの時も、虎の時も、クルーゼの時も!
 
サーベルの通過コースがコクピットだったかどうかなんて小さな問題。
胴体を狙った時点で、どこに当たっても死ぬ確率高いから。
ブッ挿されて生き残れるのはスーパーコーディネイターぐらいだからね。
 
「いっつもそうやって、やれると思うなぁぁッ!」
 
先日、フレイを手に掛けてしまった(とキラは思いこんでいる)事で
メンタルに悪影響が出ているキラに対して、シン・アスカは絶好調。
フリーダムと互角にやり合っています。
ビームコーティング盾を利用してのリフレクト・シュートが巧い。
 
斬刑に処す
「あんたがステラを殺した!止めようとしたのにぃっ!」
ぶつかり合う両者。互いに一歩も退きませんが、
パワーならば、やはりフリーダムが上回っていました。
あっという間にインパルスの腕と頭を切り飛ばし、勝負アリ。
 
「こっ……こんなところでオレは……」
 
(負けないで・・・お兄ちゃん・・・)
 

(そいつ仇だよお兄ちゃん お願い やっつけて!)

 
パリーン!
 
「ふっ、まかせときなマユッ!(+きらり〜ん+)」
 
シンは咄嗟に分離した機体をフリーダムに突撃させ、
逆にダメージを与えることに成功しました。
この時のインパルス攻撃力にはマユ補正がかかっています。
 
「メイリン!チェストフライヤー!フォースシルエット!」
 
単体でも使えちゃう!
片翼を失い、機動力が低下したフリーダム。
アークエンジェルにもミネルバが迫りつつあり、一杯いっぱいです。
 
「あんたは俺が討つんだ!今日!ここで!
 メイリン!ソードシルエットッ!!」
 
───はい!
 
メイリンも大活躍!
 
「てやあぁぁっ!!」
「うぅっ!」
 
決定打を欠き、消極的だったフリーダム。
終始攻め続け、前へ出続けたインパルス。
 
今、決着の時。
 
フリーダムを貫いたMMI-710エクスカリバーレーザー対艦刀。
メインカメラを破壊されながらも、圧し勝つインパルス。
 
ついにこの瞬間、
アラスカ戦、ヤキン・ドゥーエ戦を戦い抜いた伝説の機体フリーダムは討たれたのです。
 
キ、キラきゅん・・・
海へ潜ろうとするアークエンジェルへもタンホイザーが唸りをあげ、
大爆発が辺りを包みます。後に残ったのは、海面に漂う残骸。
 
「あ、ああぁ……(ぷるぷる)……あぁ…キラ────ッ!!!」
 
ニコルの時もそうだけど、叫び担当のアスラン・ザラ。
キラが死んだと落ち込む→「生きていますわ」「なんだって!」ってパターンなの?
 
全てのエネルギーを使い果たし、PSダウンしたインパルス。
そのコクピットでは、勝利に酔いしれるシンが嗤っていた。
 
「ふふ、ハッハッハッ…やった、
 マユ、ステラ、やっとこれで、ハッハッハッ……」
 
 
 
 
〜おまけ・すごいぞエクスカリバー!〜
 
各地で物議を醸しだした『PS装甲を実剣で破壊した問題』。
普通に見てれば気づくんですが、
エクスカリバー先端部まで設定上存在しないはずのビームが生じていたために
フリーダム胴体を貫通できたというのが、結論のようです。
 
ストライクが虎と戦った際、
『通常弾頭でも、76発でフェイズシフトはその効力を失う!』
というデータが得られていますので、
(フリーダムは無限動力によるPS装甲永続化が強みのひとつですが)
瞬間的に一点集中された高ダメージの無効化まで及ばないとも考えられます。
そもそもPS装甲自体がよくわからない代物なんですがー(種死
 
スパロボ経験者だと、
「あぁ、ATフィールドが4000ダメまでしか防げないようなもんだよね」
と、理解が早いでしょう。
PS装甲を過信している人が結構多い?
 
『衝突エネルギーの大きさは速度の二乗に比例する』に従って
フツーに突破できてもなんらおかしくないとも思うんですけどー。
 
フリーダムのシールド強度は「vsネオ」で破壊されたように、
ぜんぜん大したことないのですが、
衝突の瞬間を見ると、実剣・ビーム刃共に当たっていますから、
PS装甲でもビームコーティングでも貫けるって感じでしょうか。
 
まぁエクスカリバーのビーム刃が先端にもあるってのは、
演出的にもカッコイイので良かったと思うのですが、
この引きのカットをよーく見てみると、
エクスカリバーが普通に戻ってるんですよねー(剣の左端注目)。
 
徹底しきれないなところがだ〜い好きっ!!(種死

戻るTOPへ

 

inserted by FC2 system