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〜前回のあらすじ〜
 
メイリンはダイエットを頑張っていたらしい!
 
 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第37話「雷鳴の闇」
 
新主役機デスティニーとレジェンドの初任務は、逃走犯の追撃。
新しいOSを起動させながらシンが聞いたスパイの名は「アスラン・ザラ」でした。
 
「油断するなよ、追うのはアスラン・ザラだ」
「ええ!?アスランって…そんな…何で!」
「わけなど知らない。
 だが保安部に追われ、それを打ち倒して逃走したのは事実だ」
 
そう事実。
アスランがあのままでは捉えられ、
議長のいいように処分されただろうことはまず間違いないが、
アスランの置かれた状況を誰も知らないままに、誰にも訴えないままに彼は脱走してしまいました。
結果として『保安部員暴行・銃&MS奪取・脱走』(+スパイ容疑他)という
事実だけが残るわけで、なんとも香ばしい状況に。
凄いよアスラン、世渡り下手のせいで何Hitコンボする気か。
 
小さいことだけど、基地管制は「42、666スタンバイ」って、
それぞれ機体番号で呼んでました。
まだ機体名の方は登録されてない段階だったのでしょうか。
レイもあっさりレジェンド乗れちゃうんだもんなぁ…。
 
GUNDAMの略語は相変わらずですが、「ガンダム」とは読んでくれないのね。
もう誰も言わないのかしら?
思い出されるのは第2話「戦いを呼ぶもの」冒頭。
最近ちっとも見かけないスティングお兄ちゃんがインパルスを見て、
「あれも新型か?ガンダム?どういうことだ…あんな機体の情報は…アウル!」
と言ってました。ああ、懐かしい。
 
ちらっ
───ホストに侵入した端末が特定できたのですが…
   ミネルバクルー、メイリン・ホークの部屋のものでした。
 
「ミネルバの!?それで彼女は?」
 
メイリンによるシステムへの不正侵入が明らかにされ、
また彼女が行方不明になっている事も伝えられました。
緊迫する司令部。議長の顔も険しくなります。
 
あの優しかった議長が、今は容赦なくアスランを撃てと命じている。
こっそり覗き見ていたミーアは、アスランの正しさを理解するのですが、
今更どうすることもできません。
 
そうしている間にも、雨に濡れた身体は徐々に体温を失っていきます。
緊張からか、震えるミーア((;゚Д゚)ガクガク
 
「お手洗い・・・行きたい・・・(゚A゚;)モ、モルデス─!!
 
しかし、自分がどうすれば良いのかわからず、
また自らもどうなるか分からない恐怖で、足がすくんで動けません(伏線)
ミーア・モルデス・キャンベル、だぶるぴんち。
 
メイリンの件を、レイに確認する議長。
証言から彼女がアスラン逃亡の協力者であると分かった瞬間、
議長とレイの間でアイ・コンタクトが交わされました。
 
「どうやらメイリン・ホークは
 以前からアスランと深い仲だったようです」
「ふむ。レイ、同じ艦の君が言うのなら間違いないだろう。
 つまり二人は男女の関係にあったということかね」
「はい、脱走の手引きをしたのも彼女でしょう。
 恐らくアスランは、既に身重の彼女を連れ出そうとしたと思われます」
「レイ!ちょっと待ちなさい!」
 
ん?
ムムム・・・?
「グラディス艦長。メイリン・ホークは妊娠していたのか?
 
「そんなことっ!
 いえ…しかし……時々、下腹部の脹らみを気にしていたような…?」
 
「彼女はアスラン・ザラに好意を抱いていました。
 普段なかなかラクス様に会えない反動で、
 そういう関係をもってしまった可能性は高いと思われます」
 
「ですが議長!それでは計算があいませんわ!」
 
「いや、前大戦中に慰霊団代表のラクスが行方不明になった事件で、
 アスランが彼女を救出しただろう。確かあの時、連れ帰ったラクスも妊娠していたはずだ。
 アスランの遺伝子はきっと成長が早いのだろう。
 DNA専門家の私がいうのだから間違いない
 
「彼女は情報のエキスパートです。こうなった経緯は分かりませんが、
 このまま逃がせばどれほどの機密が漏れるか分かりません。
 脱走は絶対に阻止すべきものと考えます。撃墜の許可を」
 
「そうか分かった。君の判断を信じよう。撃墜を許可する」
 
まったくもって、巧い理由です。
現場をレイに任せた議長は、罪状工作に思考を巡らせ始めます。
アスラン達を消してしまえば、理由などどうにでもなるからです。
 
すぐに追いつかれちゃったアスラン。
これではザフト軍から逃げ切りAAを探そうなんて、無理です。
もっと突っ込めば、アスランはもっと冴えたやり方があったと幾らでも言えるかもしれません。
ぶっちゃけ頭悪いんだよ、とか。でもいいのです。それがアスランなんです!
 
わざわざザフトに戻って → 銃を向けられ → 脱走する。
およそ30話を費やしたこの展開ですが、
どうかみなさん、今一度思い出していただきたい!(議長風の言い回し
これはSEED第42話で既にやったということを!!
 
アスランの本質って何も変わってないんだぜ? な!(*^ー゚)b
でも今回の逃走劇は隣におにゃのこがいて良かったね♪
 
「聞こえたなシン。ではそういうことだ」
「でもそんな…、メイリンが…妊娠なんて?」
 
議長の了解が取れれば撃ち放題。狙います、撃ちます、墜とします。
レジェンドのドラグーンは地上で使えないかと思っていたら、飛ばさなくても撃てるんですね。
でも、地上限定だったらもっと軽い背中装備がおすすめ。
さすがに動きが鈍いのか、前面に出たのはデスティニーでした。
 
「セカンドステージシリーズ」を遙かに凌駕する機体性能のデスティニー。
しかし相手は腐ってもアスラン・ザラ。
青いグフの持てる性能を引き出し、対抗してきます。
デスティニーは新装備の一つ、ビームシールドでグフの攻撃をいなしますが、
あっさりとライフルをスレイヤーウィップに絡め取られ、ロスト。
やります、流石アスラン。ここぞとばかりにグフの装備を次から次へと繰り出します。
もう二度とグフは拝めないんじゃないかと心配にすらなります。
 
売り上げが伸び悩むガンプラ販促のテコ入れかもしれません。
よーし、みんなでグフイグナイテッド不買運動をして
グフの出番を増やしてもらおうぜっ!(種死
 
でも、グフ欲しくなってきた。
ガンプラは種類が多くてよくわからないから、どれがいいか誰か教えてください。
 
認知しろ!
「シンやめろ!踊らされている!お前も!」
「そんな手は通じない!見苦しいですよアスラン」
「逃げんなよ、降伏しろ! 裏切るな、基地へ戻れ!」
「やめろ!俺はこのまま殺されるつもりはない!聞けシン!
 議長やレイの言うことは確かに正しく心地よく聞こえるかもしれない!
 だが彼等の言葉は、やがて世界の全てを殺す!
「え?」
「え?」
(え?)←私
 
「シン聞くな! アスランは既に少し錯乱している!
「ええ?」
(うんうん)←私
 
「ふざけるな!」
「惑わされるなシン!」
「シン!どうしても討つというのなら、
 メイリンだけでも降ろさせろ!彼女は…!」
「メイリンに堕ろさせろだって!?
 ちゃんと責任もとらないで、貴様それでも父親か───ッ!!」
「ええ…!?」
「Σ(゚Д゚;)何を言っている!?」
 
(お兄ちゃん、そいつ、女の敵だよ!やっつけて)
「あんたが悪いんだ…あんたが!
 あんたが裏切るからッ!うおおぉっ!!」
 
種割れしたシンは、ソードを構え見得をきります。
サンライズ伝統のポーズですが、これもOSに組み込んであるのかな。
ソードの名前はアロンアルファとかそんな感じのでした、うんどうでもいい。
 
)))デュ〜ン
いよいよデスティニーの隠された機能が発揮され始めます。
光の翼か月光蝶か、残光を噴出して高速で飛行する機体。
これが本気のシンが完全同調したデスティニーの力なのか!
その速度はフリーダムをも超えているのか、残像すら生じる凄まじさ。
さらに掌からも、なんか出たー!
『パルマフィオキーナビーム砲』とかいう名前らしいので、ビームなんだろうか。
外伝アストレイでもレッドフレームが似たようなエネルギー球を掌から生じさせてたので、
技術的には2年前からこの世界にあったのでしょう。
開発系統から根本的に違う装備かもしれないけど。
 
手に熱源なんかつけたら、武器に悪影響を与えるんじゃね?
 
悪人顔
シールド、右腕、ウイングと次々に切り裂かれていくグフ。
新型のグフイグナイテッドですら、デスティニーには太刀打ちできません。
攻撃の手を緩めることなく、ソードで突撃するシン。
これはフリーダムすら屠った必殺技の威力UP版です。
 
それにしても、シンの機体はカメラアイが光るとすごく怖いね。
インパルスもデスティニーも。
 
「俺は…俺はもう絶対に……! でやああぁっ!!!」
 
グフ(の微妙に右胸)を貫くソード。致命傷です。
もう逃げることも出来ません。
 
  ○
 く|)
  〉〉   
 ̄ ̄ ̄7
  /     |
  |     /\_
 /        |○ キャー
 
 
フリーダムの時と違って、着水とほぼ同時に爆発するグフ。
この規模の爆発で助かれって方が無理だよね。
というわけで、アスラン&メイリン死亡。
 
「アスラン…メイリン…」
「裏切った彼等を、敵を討ったんだ。俺達は」
「くっ……」
 
 

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