戻るTOPへ

 
アスランが父親の元に向かうと、
そこでも今回の作戦失敗について混乱が生じていました。
クライン派議員からは事態の説明を求められ、ラクスやクライン元議長は行方不明。
頼みのクルーゼは生存が確認されているも、
サイクロプスシステム起動の余波で、連絡できない状態。
アスランパパはお冠です。
 
な、なんだって〜!!
さらに、フリーダムが奪取される直前の映像にはラクスの姿が。
この直後に映像は途切れてしまうのですが、
その後のラクスの浮気現場を見なくて良かったねアスラン。
 
とにかくこれを証拠映像として、ザラ議長は婚約を破棄
国家反逆罪として全ザフト指名手配包囲網が布かれることになったのです。
ついでにクライン派議員も全員逮捕!
アスランには父親から直々にフリーダム奪取に関わったものの排除命令が下されました。
 
アス「どうしてそこまで!?」
 
 
機動戦士ガンダムSEED 第36話「正義の名のもとに」
 
新鋭機のフリーダムにはNジャマーキャンセラーが搭載されている。
すなわち、一切の核を放棄したはずのザフトが核兵器を保有しているということ。
これが地球軍に知れれば、プラントを核攻撃する大義名分を与えてしまいます。
 
資源に乏しく、圧倒的に不利なザフトが勝つには核の使用もやむを得ない。
しかし、かつて「血のバレンタイン」事件で母の命を奪った核を
父が戦争に用いようとしている事実にアスランは疑念を抱きます。
 
日常生活では目にしない「核」のマークですが、
筆者の私はしばしば目にします。ご近所っていうかお隣さん。
側に放射性物質があるのが日常になると感覚がマヒします。
冗談だと思うなら、うちの職場に来てください。
素手で原発の放射能漏れが止められる気がしてくるから!(えー
 
神経、疲れちゃうんだよ…。
 
ニコルパパ×アスラン
ジャスティスガンダムの整備工場で、ニコルの父親に会ったアスラン。
ニコルはラクスの歌が好きだったそうです。
生きていれば、ラクスと一緒にコンサートを開いたかもしれないですね。
ニコルパパはアスランが仇をとってくれたことに感謝していましたが、
一方でラクスの裏切り行為には怒りを隠せません。
Nジャマーの搭載に踏み切ったのは、彼のようです。
 
萌えカット
追悼慰霊団代表として、戦いを好まなかったラクス───
そんな彼女が、戦争を誘発するような行動をとった。
そのことがアスランには理解できません。
というかアスランは元々頑固だし、
「キラはコーディネイターなんだから仲間じゃないとおかしい」とか
「ラクスとは婚約者なんだからキスだけじゃなくもっと色々してみたい」とか
ちょっとワガママな思考回路なので、わっかんないだろうなぁ。
 
前にも見たようなカット
一応安全な場所まで逃げおおせたアークエンジェルのクルー達。
その前に現れたのは、間違いなくキラでした。
駆け寄るクルー達。そこには友人達の姿もありました。
 
ぽんっ
サイの肩に触れ、無事を確かめ合います。
でも、ちょっとキラ君イイ気になってるんじゃないかしら?
カズイはナチュラルにシカトだし。
 
キラきゅん・・・
ザフトにいたが、自分はザフトでも地球軍でもないとキラは宣言。
ガンダムには一切触れないことを条件に出した上で、
これからのことについて艦長達と話し合うようです。
 
原爆ドームを意識しているのだろうか?
ラクスとキラが生活していた跡へやってきたアスラン。
乱暴な捜索が行われたためか、かつて美しい姿をしていた庭園も
今では無惨な姿になり果てています。
薔薇の茂みを見て、ため息を付くアスラン。
「(ラクスの花びらもオレのものだったのに、婚約解消だなんて…)」
そんなことを考えているのかもしれません(マテ
 
ゲンキカー
白薔薇の茂みからの物音。
とっさに反応したアスランは銃を手にします。
しかし潜んでいたのはハロ(ピンクちゃん)
軍に回収されなかったんですね、ハロは。
 
ですの
「このお花は、わたくしが初めて歌った劇場…。記念のお花なんですの」
アスランの中に、ラクスの言葉がよみがえります。
きっとあの劇場に違いない。
確信を掴んだアスランは、劇場へと走り出します。
 
キラとアスランを繋ぐキーだった「トリィ」。
ラクスとアスランを繋いだ「ハロ(特にピンクちゃん)」。
トリィはともかく、視聴者の多くから邪魔者扱いだったハロが
ようやく物語の重要なポイント絡んだように思います。
つまり、出番終了ってこと?
 
アークエンジェルでは地球軍・ザフト軍双方に裏切りがあったことで、
その情報を知ってしまったアークエンジェルは地球軍に戻ることが
出来なくなってしまいました。
帰ったところで「敵前逃亡→銃殺刑」は確定。一体どうすれば…。
 
ところで今回のキラは増長しまくりって雰囲気がやらしい…。
「艦長」じゃなくて「マリューさん」とか言ってるし。
やばいよー、ファーストネームで呼んでますよー。
ラミアス艦長、寝取られちゃうよフラガさんっ!
寝取りをやらせたらガンダムTOP3に入る男なんだから、キラって奴はさ!
 
「こんなことを終わらせるために、何と闘わなくちゃいけないか…
 僕たちはそれと闘わなきゃいけないんだと思います」
 
ハーイ!寝取り野郎だと思いまーす!
 
約束通り「帰って」きたキラは、フレイに会うため艦内をうろうろ。
ラクスたんをアスランから寝取っただけでは飽きたらず、
フレイにも手を出すというのでしょうか(終わったはずなんじゃ…)。
いやそれとも、ラクスたんとは何も出来ず欲求不満が溜まっているから
フレイで解消しようと言うのでしょうか。女の敵めー!
 
しかしそこにいたのはサイ。
キラがいない間、トリィの電池交換をしていたのはサイでした。
もう活躍の場はないと思われたトリィですが、
ここでも二人の少年の絆を繋ぐ鍵になっていました。
コーディネイターに対しての劣等感を人一倍痛感していたことをサイは告白します。
 
「…ううっ!おれは!!
 お前が死んだと思ったとき、凄く悲しかった!」
「サイ…」
 
サイ、なんでそんなにいい奴なんだよ…。格好いいよ…。
 
「だから、生きてて、戻ってきてくれて、ほんと嬉しいぞ!
 でも、なんでお前はそうなんだよ!
 違うんだって、オレなんかとは違うんだって!
 いつもいつも、お前を見ていると惨めになってしょうがないよオレは!!」
「君に出来ないことを僕は出来るかもしれない。
 でも僕に出来ないことを、君は出来るんだ
 
←サイに出来たこと
ええ確かに。
フレイに切れるなんて恐ろしいこと、サイにしかできませんよ。
でも、他には何があるって言うんでしょうか?
今後のキラの目指す世界の在り方に関わる発言と解釈し、今後の展開を待ちます。
 
首が長い理由は・・・
劇場にやってきたアスラン。
そこではラクスたんオンリーコンサートが開催されていました。
挿入歌「水の証」は、スーツCD vol.3に収録!
 
「ラクスたん首の骨多いんじゃないか疑惑」
「コーディネイターは首の骨が多いのか疑惑」
今回の映像でこれらが物議を醸しだしていますが、
ラクス様の首がやや長く見えるのは角度と衣装のせいもありますが、
実際にやや長いのではないかと私は思っています。
 
日本を代表する歌姫に、中島みゆきさんがいます。
先日は148週連続オリコンチャートインという最長記録をうち立てており、
また1970,80,90,2000年代に渡ってオリコン1位を獲得するという記録も持っています。
さてその中島みゆきさん。首が長いそうです。
人からも言われていますし、本人もラジオで
「首の骨、一個多いんですよナカジマは(笑)」と述べていました。
ですからザフトの歌姫であるラクスたんも、首が長くて当然なのです!
 
………理由になってないかな?
 
 
スパイ疑惑のことを問いただすアスラン。
しかしのらりくらりとラクス様は言葉をかわします。
 
「どういうことですかこれは」と訊けば、
「お聞きになったからここにいらしたのではないんですか?」
 
「では本当なのですか、スパイを手引きしたというのは!?」と言えば
「キラにお渡ししただけです、新しい剣を」
 
心配して駆け付けたというのに、訳が分からない返事。
アスランは次第に苛立ちを覚えます。
 
「何を言っているんです。キラはあいつは…!」
「あなたが殺しましたか?大丈夫、キラは生きています」
「嘘だ!いったいどういう企みなんです、ラクス・クライン!?
 あいつが生きているはずがない!」
 
妖しい魅力
「言葉は信じませんか♪ではご自分でご覧になったものは?
 アスランが信じて戦うものはなんですか?
 いただいた勲章ですか。お父様の命令ですか。
 そうであるならば、キラは再びあなたの敵になるかもしれません。
 そして私も。
 敵だというのなら、私を撃ちますか、ザフトのアスラン・ザラ」
 
一方的に言われたい放題のアスラン。
キラやカガリを前にするとあれほど饒舌になるのに、
やっぱりラクスには弱いんだよね、純情さんっ☆
 
さすがですな
そこに乱入してきたザフト秘密警察!
なんとアスランは尾行されていました。ババーン(←投げやり
そしたら守るしかないじゃないですか!
 
しかし多勢に無勢。
このままでは愛しのラクス様が捕まって、
「くくっ、抵抗するんじゃない…!」
「いやー、助けてアスラン〜!」
という恐ろしい展開になってしまうわけですよ。
なんたって、もしもの時は処刑許可が出ているわけですからねぇ。
 
ダコりんっ
しかし、別部隊がアスラン達を救います。
次々と撃ち殺される秘密警察のおじさん達。
狙われていると判っているのに仁王立ちでアスランに発砲していた人は、
訓練を受けている人間とは思えませんでしたが。
 
助けてくれたのは、どこかで見たよこの男。
不味いコーヒーが嫌いなダコスタ君(CV:笹沼 晃)。
たしか砂漠の虎の部下だったような。
そういえば虎に撤退命令を出されてましたっけ。
密かにプラントに上がり、ラクス様親衛隊になったのですか。
声はディアッカの中の人。
顔の作りが似ているのは、親戚だからでしょうか?(作画のせい
なぜだか、タピオカを食べさせてやりたい!と思いました。
 
くすっ
「キラは地球です。お話されたらいかがです?お友達とも」
怖っ〜〜〜!!
めっさ怖いですラクス様。
やはりこの御方はただ者ではなかった。
一言一言発せられる言葉の、まぁ深いこと深いこと。
ゾクゾクしちゃうっ。
 
再び姿を消したラクス様。
その言葉の意味を確かめるため、アスランは一人
ジャスティスガンダムで地球へと向かうのでした。
「アスラン・ザラ。ジャスティス出る!」
 
ところで、秘密警察が全滅した件は不問なのでしょうか・・・?
 
 
補足講義:フリーダムとジャスティスについて
 
ガンダム20周年記念に「Gセイバー」という映画作品がありました。
ガンダムファンの間では黒歴史の扱いを受けていますが、舞台はU.C.0223。
れっきとした宇宙世紀の物語です。Vガンダムの70年後ぐらい?
私はガンダム15周年記念作品「機動武闘伝Gガンダム」が大好きですが何か。
 
ストーリーは新造コロニーサイド8の独立と新資源をめぐって
地球とコロニー間で戦いが起こって・・・みたいな感じ。
ビデオで見ましたけど、おもしろくないよこれー。
ガンダムSEEDが毎週見られて幸せだなぁって気持ちになれること請け合い。
 
フリーダム、ジャスティス、&ピース!!
最期にサイド8が独立して偉い人が演説するのですが、
その一節にこんな言葉がありました。
 
「自由(フリーダム)と正義(ジャスティス)と平和に基づく社会です」
劇中では敵対する地球側がひどく悪人に描かれており、
いかにも自由とか正義とかそんな言葉が好きな国で作られたお話でした。
ラストも勧善懲悪っぽくわかりやすいです。
でも、ぜんぜん面白くないけどね!
地球とコロニーの対立に至る構図も単純すぎるし。
サンライズは製作を投げすぎなんですよ。
 
まぁここで大切なことは「自由」とか「正義」ってのは
某Gセイバーを作った国の言うそれなんかとは違うって事。
「正義」が一つしかないってのは、一元的な考え方です。
「自由」の定義だって一つじゃありません。
 
「機動戦艦ナデシコ」も「正義」がテーマのアニメでしたよね。
 
 
今後ガンダムSEEDが「正義」と「自由」を象徴する主人公機と共に
どのような主張を視聴者に投げかけていくのか。
それを見ていくことは、大切なんじゃないのかなと思う今日この頃です。
 
真面目な雰囲気で

戻るTOPへ

inserted by FC2 system