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やや回想が多かったお話。NHKを見ていて総集編をやりたくなった。
 
〜これまでのお話・超高校野球的解釈編〜
 
甲子園を目指し、日々努力するアークエンジェル学園野球部。
その中でも期待の転入生キラ・ヤマトはザフト高校からやって来ました。
友達のトール、サイやミリアリアと遊んだり(カズイもいるよっ)
1学年下のお嬢様フレイ・アルスターに片思いしたりして青春でした。
 
生活指導のバジルール先生は怖いけど、
ラミアス先生は優しいし、フラガ先生兼コーチは兄貴みたいで頼れる感じです。
 
かつて彼が在籍していたザフト高校は隣町にある不良校です。
成績はよいのですが、問題行動をとる学生の多い学校として恐れられています。
ザフト高校は遺伝子改良された生徒が通う高校なのですが、
非常に学力・身体能力が高いことが一般の高校連盟から嫌われ
迫害を受けていたりするのです。
 
キラ君は家庭の事情でアークエンジェル学園に身を寄せているのですが、
ザフト高校野球部からは何度も戻ってくるよう勧誘されています。
その中には幼なじみで親友のアスラン・ザラの姿もありました。
アスランはザフト高校の番長で、しばしば不良達とつるんでいます。
 
ある日キラ君はザフト高校四天王のイザーク達に集団リンチを受けました。
 
しかし突如キレたキラの振るったナイフがイザークの顔面に傷を付けたことで、
以後、キラ君はイザークに目の敵にされるようになりました。
 
AA学園は広い敷地を有しており、時々迷い込む人もいるほどです。
キラ君が偶然出会ったのは女子高生歌手として有名なラクスちゃんでした。
 
惚れっぽいキラ君はラクスちゃんにときめきメモリやがったりするのですが、
そんな彼女はザフト高校の生徒。問題が起こらないわけがありません。
 
学園のお嬢様として人気を集めていたはずのフレイはラクスちゃんに嫉妬し、
「なれなれしくしないでー!」と罵倒するのでした。ショックを受けるキラ。
 
そうこうしている間に、彼女を捜してバイクで学園に乗り込んできたのはアスラン達。
彼とラクスちゃんは婚約者だったのです。
ここぞとばかり学園で暴れるイザーク達不良軍団。
 
学園の教師達が止めに行ったのですが、
不幸なことにバットの当たり所が悪かったアルスター先生(フレイの父)は
亡くなってしまいました。
 
父の死を目の当たりにし、錯乱したフレイはラクスちゃんを殺すと叫びはじめ、
危険だと判断したキラは、ラクスちゃんをアスランにこっそり返すのでした。
 
そんな騒ぎに疲れたキラの心を癒したのは、学園幼稚舎のエルちゃんでした。
キラ君は基本的に年下が好みなので、たとえ相手がおこちゃまでも
「18歳以上だよお兄ちゃんっ(はぁと)」と言われると信じてしまうのです(え
 
しかしエルちゃんは怖いこわーいフレイお姉さんのせいで転校してしまいました。
 
キラとフレイが付き合いはじめてしばらくの後、盛夏が近づいてきました。
甲子園に向けて練習に励むキラ達AA学園野球部。
キラはこっそりクラスメートのカガリちゃんとお城のような建物
しけこんだりもしています。勉強もスポーツもHも両立。さすが超高校級。
 
でも普段からザフト高校の番長にちょっかいを出しているような娘さんですから
あっさりバレちゃいました。お父様に怒られて、キラ君の保護者は呼び出し。
しかしこの3人。それ以外にも秘密のご関係にあるようです。
 
そこへ練習試合を申し込んできたのは、アンドリュー・バルトフェルド(ザフト高校OB)。
彼は「砂漠のタイガース」所属のプロ選手です。
なぜかプロ野球チームと試合をすることになってしまったAA学園野球部。
 
それは、驚異的な強さを見せるAA学園を早く潰しておこうというザフト高校の罠でした。
しかし超高校級バッターであるキラは、見事タイガースに勝利したのでした。
 
そして夜もホームラン王
 
再びやってきたザフト高校四天王。
またも野試合を申し込んできたのです。
キラにトール君が加勢し、不利ながらも互角の戦いを繰り広げました。
 
そんな試合の中、キラ君がストライクコースのボールをジャストミート。
強烈な当たりがニコル君の急所に直撃し、死亡してしまう事故が発生します。
 
怒りに我を忘れたアスランはキラに殴りかかり乱闘で試合中断。
そこで二人の殴り合いを止めに入ったトール君でしたが、
アスランの振り回した肘が急所に決まって死亡(無理があるな…
二人の中は決定的に決裂し、アスランはキラを殺してしまいました。
 
試合を指揮するクルーゼ監督
しかし蘇生したキラはラクスちゃんに助けられていました(都合良いな…
傷ついた身体を休めるキラ。しかし高校野球予選大会は始まってしまいました。
 
苦しい試合の中、なんとか戦う野球部。
その様子をTV中継で見たキラは、ひとつの決断をしました。
「僕らは、何と戦わなくちゃいけないのか、わかった気がするから・・・」
 
ラクスちゃんの手助けにより、
超高校級のキラはFA(フリーダムエージェント)制を用いて
自分の意志でAA学園に帰ってきたのでした(どんな話だよ
 
キラの代打により試合は逆転勝利を収めるのですが、
一方で、AA学園に出資している連邦大の経営が悪化してきました。
 
ザフト関連企業からの経済的圧力がかかっているのです。
連邦大が取った判断は、AA学園を廃校にし、浮いた資金を損失補填に回すことでした。
連邦大に見放されたAA学園でしたが(株)オーブが資金提供することで、
なんとか学園の経営を維持できることになりました(そろそろ苦しいな…
 
ザフト高校も嫌いだけれど、AA学園も嫌いというわがままなチームがありました。
連邦大付属ブルーコスモス高校です。
そもそもザフト高校が甲子園出場停止になったのは、ブルーコスモスという団体が
「遺伝子操作された選手の出場はスポーツマンシップを欠く不正行為である」
高校野球連盟に訴え、圧力をかけまくった結果なのです(論理的展開)
(そのせいで、迫害を受けているザフト高校の生徒達は性格が屈折しているのです)
 
そんなやばい所から目を付けられてしまったAA学園。
彼らの要求は「AA学園が甲子園出場を辞退」しなければ、
「(株)オーブに経済制裁をかけて学園ごと潰す」といったものでした。
 
(この頃、密かにラミアス先生とフラガ打撃コーチはぶっちゅ〜とキスを)
 
(株)オーブの経営者であり学園長であるウズミさんは断固拒否の姿勢を崩さず、
徹底抗戦することを決断したのでした。もちろんAA学園も共に戦います。
そしてブルーコスモス高校野球部とルール無用の試合が始まったのです。
 
AA学園は直前にカズイが自主退部するハプニングがありましたが、
戦力外なので誰も気にしませんでした。
 
人材不足に苦しみながらもオーブから野球部に女性選手を加え、
戦い続けるアークエンジェル学園野球部。
 
キラの活躍によりなんとか戦えるかと思われましたが、
ブルーコスモス高校野球部アズラエル監督が投入してきた3選手。
オルガ、クロト、シャニ達がAA学園を苦しめます。
彼らは「ドーピング」で強化されているので、手強い相手です。
(高野連から真っ先に、出場停止処分を喰らいそうですが…)
 
6回裏、ピンチに駆け付けたのはザフト高校のディアッカ。
AA学園のマネージャー、ミリアリアに一目惚れした彼は、
無理矢理AA学園の選手としてエントリーしてきたのです。
この際、ユニホームがザフト高校のままであることは目をつぶりましょう。
 
そして、更にその場に乱入してきたのが───
 
機動戦士ガンダムSEED 第39話「アスラン」
 
アスランが信じて戦うものはなんですか?
 
「こちらザフト高校総番アスラン・ザラだ(←この設定。まだやるの?
 聞こえるかフリーダム。・・・キラ・ヤマトだな?」
「アスラン…」
 
とび蹴り最強
キラとアスランは初めて共闘することに。
2vs3の状況で、アイコンタクトも無しに息がぴったり。
互いの機体を影にして敵を攪乱させつつ攻撃します。
 
シャニ「へ〜ぇまだいたんだ、変なモビルスーツ
何を言っているんでしょうね、シャニ君は。
 
オルガ「うざいんだよ!」
戦いながら、3人は仲間割れを始めちゃいました。
 
どばー
クロト「でや───っ!!必ッ殺ッ!!」
いや・・・その・・・ZZガンダムの前例あるから良いんだけどね。
なんかその、ゲ○のフレーバーが漂ってきそうなビームはどうにかならないのかと。
 
こっんのおおおッ!!
ディアッカマンもそこそこ活躍。
 
ウザい合戦が始まってしばらく後、彼らの身体に異変が起きました。
どうやらクスリが切れて、禁断症状が出始めたようです。
シャニ君は特に動きがヤヴァい。バタバタ藻掻いてます。
 
あらららら・・・(汗)
自分の部下なのに、ふぅやれやれって感じのアズ公。
役立たず呼ばわりです。
「やめやめ。ちょっと休憩って事ですよ。一時撤退です、全軍撤退。」
怪しい仕草で胡散臭さ倍増。あなた、やる気ないでしょ?
 
さて、残ったのはキラとアスラン。
わだかまりを持っていた両者ですが、アスランは話をしたいと言って降りてきました。
 
夕日の差す中、対峙する二人。28話「キラ」で再会したときはフェンス越しでしたが、
今度は相手に触れられる距離です。互いの友人を殺してしまった後の今。
自ずと緊張感も高まります。
 
三年B組!金髪せんせ〜い
周囲から見守る仲間達。
夕日の中をみんなで走ってきて、飛び出せ青春!(歳がばれるぞ
凄くディアッカが渋いです。
 
ザッ・・・
にじり寄る二人。
キラが強いことはわかっています。
しかし相手は戦闘に長け、訓練を受けているザフト兵ですから、
アスランに対して銃口が向けられるのは当然です。

石破天驚拳
「まて、彼は敵じゃない(僕の獲物に手を出すな!)
あくまでも自分がアスランを堕とすんだと、キラは加勢を拒みます。
彼の目にはもうアスランしか見えない。
 
二人の絆を象徴する物「トリィ」がここでもやって来ました。
トリィ誕生のエピソードについてはスーツCD1&2に収録。
「やぁ、アスラン(にっこり)」
さわやかなご挨拶。
一手目からキラきゅんファン撃沈の笑顔を振りまきます。
 
ぷるぷる・・・
これには流石のアスランもくらりと来てしまいました。
一見冷静を保っている顔ですが、握りしめた拳は震えています。
「キ・・・ラ・・・(もう我慢できないっ…)
まさかこの場でキラきゅんを押し倒すつもりなのでしょうか。
 
萌えるぜっ!
「あ、あたしもう我慢できない〜〜〜!」
今日はアス×キラ派のカガリたんは、このシチュエーションに萌え萌え。
辛抱できずに、身体が勝手に動き出しました。
フラガさん、呆れています。
 
夕焼け番長(古っ
「おまえら〜〜〜〜!!(がばっ)
 こっの、ばっかやろー!!」
状況を動かしたのは、我らがカガリ様でした。
すっかり毒気を抜かれてしまった二人でした。
 
妖艶
「(ダブルゲ〜〜〜ット!)」
カガリたんは魔性の女属性Level 5を獲得。
 
一仕事終えた後の一杯はうまいな。
ゆったりティータイムのカガリたん。
コーヒーには砂糖とミルクを2杯ずつ入れる派。
 
世間体を気にしたせいで完全にキラきゅん奪回のチャンスを失った艦長。
ですが、彼女にはもう愛する人がいるのです。
「若さに・・・負けた・・・」
 
整備工場内で言葉をかわすキラとアスラン。
キラの意志を確認したアスランでしたが、その内容に驚きます。
不毛な戦いを終わらせるために戦う───。
非常に困難な道を歩もうとする友に、アスランは戸惑いを隠せません。
 
キラ「たとえ守るためでも、もう銃を撃ってしまった僕だから…」
アス「キラ…」
キラ「僕たちもまた、戦うのかな?」
 
アスランも命令で動くのではなく、自分の意志で決断するときが迫ってきています。
 
シャー!
ディ「あの…トールって奴殺したの、アイツ…」
ミリ「あんたキラの話聞いてなかったの!?
   あの人を殺してトールが戻ってくるの!?」
ディ「いや、あの・・・ちょっと待てよ!」
 
ミリィの前では上手く話せない純情っぽさが人気上昇の秘訣?
エロ本を読んでいたディアッカ君ですが、おにゃのこには奥手なのでしょうか。
 
その頃ヤク中の3人組は、ますますひどくなる禁断症状に苦しんでいました。
覚醒剤の禁断症状では自傷行為も見られまが、まだ軽い方ですね。
クスリをおねだりするのですが、
アズ公のお仕置きによりなかなか与えてはもらえません。
見た目の症状から、めまいや吐き気、痛みがあると思われます。
 
こういった感覚を鈍らせ緩和させてやるためには、
一つに、シクロオキシゲナーゼ酵素に始まるアラキドン酸カスケードという
反応を阻害してやる必要があります。
アラキドン酸という脂質の一種から合成されるエイコサノイド類が、
痛みを起こす物質となっているからです。
 
鎮痛薬として有名な物としてはアスピリンが知られていますが、
他にも非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)なんてものもあります。
これはプロスタグランジン合成を阻害し、
結果として抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を現すわけです。
また副腎皮質ステロイドホルモン(ステロイド剤)は非常に強力で、
シクロオキシゲナーゼ合成を阻害して抗炎症作用、鎮痛作用を現します。
 
まぁ単純に覚醒剤と結びつけるわけにはいきませんが(反応も違うので)
こういった物質が効果を発揮する時間は短く、
激しく運動したりすると体内の代謝速度が上昇し、すぐに消費されてしまいます。
となれば、3人組が短時間しか戦えないの事にも一致が見られます。
 
彼らがどのような強化を受けているのか放映内容からは不明ですが、
上記のような推測と合わせて考えると、
生体強化に伴う痛みを抑えるためのクスリを餌に
戦わされているという解釈ができなくもありません(元々戦い好きにも見えますけど)。
初登場時はゲームしたり、読書したりと普通の生活を送っていたので、
戦闘中はアドレナリン増加等で神経過敏になっており、
痛みの症状がひどく出てくるのではないかと考えられます。
 
しかし前述したようなクスリは次第に効果が減少し、
量を増やさないと効かなくなってしまいます。
クスリ漬けになった彼らに待ち受けている運命は───。
 
はい、本日の薬物講座終了。
 
 
な、なんだって〜〜〜ッ!?

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