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〜わかりやすいガンダムSEED・時代劇編〜
 
またもOPが変わったので、ご紹介しておきます。
 
じゃ〜〜〜〜ん だっだだだ だっだだだ だっだだだ だだだだだだ♪
 
重厚な音楽と共に、クライン家の家紋のご登場です(嘘)
今回からTBS系はより強引なメディアミックスを展開してきました(えー
 
じ〜んせ〜い ラクス・クラインのもの〜♪
 
今回から主役はラクス様になりました。
実は武士の家系であらせられたラクス様。
今までの[ザフトの歌姫]とは世を忍ぶ仮の姿。
その真の姿は・・・!!
 
涙の後には 虹も出る〜♪
 
れいんぼー。
 
歩いていくんだ しっかりと〜♪
 
ラクス様を守護する二人の戦士。
吉良之進と明日乱丸。
 
自分の道を 踏みしめて〜♪
 
もっと御老公っぽい人もいたけど、気にしない方向で。
 
 
機動戦士ガンダムSEED 第42話「ラクス出撃」
 
父パトリック・ザラの真意を確かめるため、
アスランはジャスティスをアークエンジェルに置き、
単身ザフトへ向かうことを決意しました。
 
アス「もし俺に何かあったら、ジャスティスのこと…」
ディ「いやだね・・・あんな使用済みは、お前が乗れよ」
 
もしも自分が主役級の機体に乗ることにでもなれば、
トールの二の舞になると本能的に察知したディアッカは、アスランの頼みを突っぱねます。
スポットが当たったキャラは死んでしまう法則を、あえて脇役になることで回避!
 
声はマリュー艦長と同じ
その頃コロニーでは、イザークの母エザリア・ジュールが
「ラクス・クラインは利用されているのです!」
と、ラクス擁護論を展開。
やはり彼女はラクスがお気に入りだったのです。
既に指名手配されているラクスと、アスランの婚約は解消済み。
ここでラクスに有利な発言をしておけば、ゆくゆくはラクスを自分の娘に…。
 
前回ザフト本国に戻ったイザークがママにお願いした可能性も否定できません。
 
ザフト国内に、またもあのサングラスの男が。
以前、アラスカで見掛けられたスキー客の人です。
一体何をしているんでしょうか。
隣の男から、ディスクを受け取っていました。
ザフト観光案内か何かでしょうかね?
 
ふんっ
新型MSゲイツの組立を見に来たイザーク。
しかし、その表情にはどこか迷いが感じられます。
ラクスのことで頭が一杯なのかしら?
 
じー・・・
こちらはティータイムのクルーゼ隊長と、フレイ。
食後の胃薬を飲んで、DVD鑑賞のお時間です。
隊長って素敵な職業ですねっ。
 
しかしフレイは何かに気が付いたようです。
 
そこにはフリーダムやジャスティスの図面と、Nジャマーキャンセラーの詳細なデータが。
一部隊の隊長がこのような重要機密を手に入れて、何を企んでいるというのでしょう。
とにかく、企みまくりのラウ・ル・クルーゼ隊長(28)。
 
キラに付き添われて、ヤキン・ドゥーエ基地までやって来たアスラン。
地球軍のシャトルで帰還したため、拘束されてしまいます。
アスランの報告を待ちかねていたザラ議長は、すぐにアスランを呼びつけました。
 
このまま戦争を続けて、本当に平和が来るのか?
アスランは父の真意を問います。
「俺達は一体いつまで戦わなければならないんですか」
しかし大切なジャスティスは無いわ、息子は反抗期だわで、父は怒り狂います。
「これはナチュラル共を滅ぼす戦争なのだ!!」
 
そのころクライン派のアジトに、アスラン帰還と一時拘束の情報が入りました。
ここでは皆が優秀な働きをしているのですが、さすがはコーディネイター、
指揮しているラクス様の権力は絶対。
亡国のお飾り姫とは違います(いろんな意味で)。
 
「あらあらあら〜、どうにか出来まして?
ダコスタ君、一言で無茶な要求をされています。
 
一向にフリーダムとジャスティスの所在を答えようとしないアスラン。
怒り心頭に達した父は、息子に銃を向けます。
パトリック・ザラはどうしてここまでしなけらばならないのでしょうか…。
 
肉親に銃口を向けられるという、その絶望。
アスランは苦渋の選択で父に飛びかかりますが、衛兵に撃たれてしまいました。
連行して取り調べをしろ、と父はアスランを追い出します。
 
アスランは母親似
割れてしまった家族の写真。
二人の譲らない主張は、家族の絆さえも壊してしまったのか…(今回のポイント)
 
密かにクルーゼの机を調べるフレイは、そこでクスリを発見します。
それは、最近歳のせいか×××気味の隊長が使っていた、医薬品でした。
「こんなものを使ってまで、したいのかしら・・・?」
男性の抱える悩みは、いつの時代も女性に理解されないようです。
早く良くなるといいですね(何が?
 
連行されるアスラン。
しかしアスランはキラの言葉を思い出します。
キラ「君はまだ死ねない・・・僕も───」
 
隙を見て逃亡を図ったアスラン。その彼を数名の兵士が援護します。
それは変装したクライン家・御庭番衆のダコスタ君でした。
「いわゆるクライン派ってやつですよ」
 
「あー御庭番諸君!本艦は只今から出撃準備にうつる。直ちに準備を開始せよ!」
そして御庭番衆の頭(かしら)はこの男、
砂漠の虎ことアンドリュー・バルトフェルトです。
新鋭艦の艦長をザラ議長から任されたばかりなのですが、
あっさりと奪取して寝返ってしまいました。
その正体は、ラクス・クラインの隠密だったのです。
 
←身代わりにされた人
死んだと思われていた虎ですがそこは忍び。
身代わりの術 変わり身の術で、まんまと脱出していました。
 
セーフティシャッター? な ん で す か そ れ は 。
 
アスランが逃げたという報に、港口を閉鎖するパトリック・ザラ。
今回はとにかく悪役として描かれる彼ですが、
さきほど壊れた写真立てを、ちゃんと立てていました。
 
本当は妻と息子想いの優しい人物ではないかと思いたいです。
ヒビが入った写真立てが再び立てて置かれている。
このシーンは、今後の親子関係が暗示されているのかもしれません。
仲直りできるといいのですが…。
 
ちょっと真面目な考察
今回2つの写真が登場しました。
アスランの母も、アイシャも(おそらく)亡くなっている人間です。
それぞれ愛する人を失い、それぞれの信念の元に行動している。
その両者が全く逆方向であるという対比が、今回の本当の見所なのではないでしょうか。
 
いくさじゃ
「エターナル、発進してください!」
ラクス・クラインの搭乗で、出航準備完了。
衣装もばっちり整えて、ラクス出陣です。
 
アスランもエターナルに乗艦。
ラクス様と虎という意外すぎる組み合わせに言葉が出ません。
「よ〜ぅこそ、歌姫の船へ!」
 
しかし、再会を喜ぶ暇もありません。
ヤキン・ドゥーエの防衛部隊が、追撃にやってきたのです。
その数50以上。
最終調整に至っていないエターナルでは少々荷が重い相手です。
 
船を行かせてください
ラクス様が全方向チャンネルで通信。
追撃隊に対して退くように呼びかけますが敵もお仕事、
そうそう世の中甘くないわけで。
 
撃ちすぎやろ
「コクピットは避けてくださいね」
というラクスの言葉を拡大解釈し、
じゃあそれ以外はどうなってもかまわんのだな、と主砲やらミサイルを打ちまくる虎。
主を守るためには手段を選ばないのが御庭番衆です。
 
Be still, be still! Look at this family crest!
The woman who's standing here in The former highest council chairperson's daughter,
Miss LACUS CLYNE!
Bow your heads, down your knees!
 
(静まれ、静まれぇい!この紋所が目に入らぬか!
 ここにおわすお方をどなたと心得る!
 この御方こそ、先の最高評議会議長が娘、ラクス・クライン嬢にあらせられるぞ!
 頭が高い、控えおろう!)
 
ピンチを待ち構えていたかのように颯爽と駆け付けた吉良之進。
格好いい音楽と共に登場です。
 
40秒でさくっと片づきました。

スペースコロニー・メンデルにてご対面。
因縁深い再会に、両者とも驚きが隠せません。
 
メンデルと言えば最近は中学生理科の教科書にも載っているでしょうか?
遺伝に関わる研究で「優性の法則」「分離の法則」「独立の法則」を発見した
19世紀オーストリアの牧師さんですね。
ちょっとマルキオ導師に似ているかも(←関係ない
 
特にキラなどは自分の過去(カガリとラブホ)を知る虎が生きていただけに、
非常にショックをうけています。
更にはキラはその手で、何人も虎の部隊の人間を撃ってきました。
キラの浮気を暴露すればキラとラクスの関係は破綻。
虎としては簡単に復讐が出来ます。
 
キラ「あなたには、僕の秘密をバラす理由がある…」
 
しかしそこは大人の虎。
虎 「戦争だ。そんなもん誰にだってあるし、誰にだって無い」
キラ「ありがとう・・・」
 
こうしてキラとラクスの関係は守られたかに見えたのですが…。
ちょっと訝しげな目で見つめられてるよキラ、後ろうしろ〜!
その顔はバレてるよーッ!!
 
よく怪我するやつだなぁ…
こちらはこちらで、帰ってきたアスランに軽口を叩くカガリ。
「コーディネイターでも馬鹿は馬鹿だ」
と国際問題に発展しかねない発言に冷や汗ものです。
 
カガリ達の対岸では、キラとラクスが仲良くデート中です。
アスランはもうラクスのことを諦めたようですが、
どんな話をしているのか、元婚約者として非常に気になるところです。
フられた後に解った風な顔をするの、カッコワルイ…。
 
問い詰め開始!
「キラ…、キラにとって、なんなのよ。ねえ?
 キラにとって、ラクスなんなの……単なる、ラクスなの? ねぇ、教えてよ!!
 キラにとって、ラクスはなんなの!?
 ラクス、キラにいっぱい、アプローチしたのに……。
 それでもキラは気付いてくれなくて……。
 ラクスは、ラクスの精一杯の勇気だったんだよ……
 なのに、キラは答えを出してくれなかった……。
 ラクス、怖くなった。
 もしかして、キラはラクスのことなんて、どうでもいいと思ってるんじゃないかって。
 ラクスは、だから怖くなった。
 『好き』って一言を、キラに言えなくなった。だって、拒絶されたら怖いもんっ!!
 ラクスの気持ちは、キラから変わってない。
 だけど、キラの気持ちは、ラクスにはわからなかった。
 だから、キラとの新しい思い出を作ろうって、ラクス、必死だった。
 ラクスも昔のラクスじゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。
 キラの好きな女の子になりたいって思った。
 でも、どんなに頑張っても、キラがラクスをどう思っているのかわからなかった……」
 
「ラクス、こんなにキラのことが好きなのに……
 もしかしたら、ラクスのこの想いは、キラにとって迷惑なものなのかもしれない。
 そんな風に、ラクスは考えるようになってきた。
 だから、やっぱりラクスはキラと友達でい続けようと思った。
 キラにとって、ラクスってなんなのか……。
 それを考えるだけで、怖かったから。
 友達なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……
 ラクス、このままでいいと思った……。
 ラクス、このままでもいいと思ったのに……。
 でも、お父さんが死んで、ラクスは本当に一人ぼっちになって……。
 そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
 そして、やっぱりラクスは、キラのことが忘れられないんだって思ったの。
 思いが抑えられなくなってきちゃって……っ。
 だってキラは、ラクスの初恋の人なんだもの……。
 ずっと、ずっと好きだったんだもの……」
 
「ラクスは……ラクスは……っ。キラのこと、ラクス、大好きだった。
 だから、キラが『僕は行くよ』って言ったとき、すっごく泣いたんだよ。
 すっごく泣いたんだから……っ。
 でも、キラとは笑顔でお別れしたいと思って。
 好きだったから、キラにラクスの笑顔を覚えていて欲しかった。
 そして、いつかまた、キラに会えるって思って……
 だからラクスは、キラと別れるあの時、精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。
 またキスしようって約束したよね。
 ラクスにとっては、あれは精一杯の勇気だった。
 もしかしたら、キラともう会うことはないかもしれない。
 でも、ラクスはそうしてもキラが好きだった……。
 キラとの繋がりを消したくなかった……っ。
 だから、約束をしたんだよ。
 あれは、キラにとって、ささいな約束だったのかもしれないけど……。
 ラクスにとっては、とても大切な約束だったの……っ。
 たとえ離れてもキラとの関係を、唯一、繋げてくれる約束だったから……っ。
 キラがあのキスを受け入れてくれた時、ラクスは本当に嬉しかった。
 だから笑顔で別れられたんだよ……っ。でも……。
 本当に長かった……。
 キラとの再会までの時間は、ラクスにとっては本当に長かった……。
 ラクスは、一生懸命にキラを想い続けた。
 いつか、この想いがキラに届くんじゃないか、って……。
 でも、時間が経つに連れて、こんなことをしても、
 意味がないんじゃないかって思えてきた……。
 だって、こんな小さなラクスの想いなんて、キラに届くなんてありえないもの……っ。
 それでも、ラクスはこの想いにすがるしかなかった……。
 あのキスにすがるしかなかった。
 ラクスにとっての、キラとの接点。
 それは、このキラと、あのキスしかなかったから……っ。
 そして、キラ……、キラ……。ラクスの願いが、ようやく届いた……。
 キラが……、キラが来てくれた……。
 キラは最初、ラクスのことがわからなかったみたいだけど……。
 ラクスには、すぐにわかった。
 心臓が張り裂けそうだった。
 心が……飛び出しそうだった。
 そして、これが最後のチャンスなんだって思った。
 キラがくれた、最後のチャンスなんだって。
 ラクスの気持ちをキラに伝える、キラからの最後のチャンスなんだ、って……っ。
 このままの関係でもいいと思った……。
 でも、お父さんが死んじゃって……。
 ……ラクスにだって、わかってた。キラが、ラクスとは違うってこと。
 でも、ラクスにはキラのキラの思い出しかなかったんだもんっ。
 キラとアスランみたいに、小さい頃から今まで、
 ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ。」
 
「キラとの空白との時間……。
 それを取り戻そうと、ラクスは必死だったんだよっ!
 そして、ラクスも変わろうと必死だった。
 過去のラクスじゃなく、あたらしいラクスになろうと必死だった。
 そうすれば、キラはラクスに振り向いてくれるんじゃないか……。
 昔のラクスじゃなくて、新しいラクスなら。
 キラは振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの……っ。
 だから、ラクスだって衣装変えたんだよっ。ラクスも、変わろうって……っ。
 昔のラクスじゃなくて、新しい自分に変わろうって。
 だけど、それでもキラはラクスを見てくれないの!?
 キラは最後まで、ラクスを見てくれないのっ!?
 キラ、はっきり言ってよ……っ!!
 今、ここで、キラ、答えてよぉ……っ!!
 そうしないとラクス、キラのこと、いつまでも忘れられないじゃない……っ!!
 苦しいんだから……っ!!
 待っているのは、とっても苦しいんだから……!!
 
 
あ〜あ、書いちゃったよ…。
 
ラクスを演じる田中理恵さんの日記では、
 
最初テストではあまりにもリアルすぎる泣き方でやってしまったので、
ラクスのかわいらしさとかも残しつつみたいな感じに、演出していただきました(^o^)
 
とありますが、ここは生々しく問い詰めて戴きました。
元ネタが解る人も放置の方向でどうか。
 
田中理恵さんのHPはこちら
 
 
 
[42話補講]
ところでパトリック・ザラが見ていたこれ。
GENESISとありますが、なにかの新兵器なのでしょうか?
なんとなく遺伝子っぽい響きがありますが…。
 
補足で紹介しておくと、
現実のDNA解析にはGENETYXなんてプログラムが利用されています。
 
蛇足で紹介しておくと、
他にも蛋白質モデリングとか3次元解析には萌え・・・げふん
MOE(Molecular Operating Environment) というシステムが多用されています。
 
参考になりましたか?なりませんね?
 

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