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機動戦士ガンダムSEED 第44話「螺旋の邂逅」
 
びーっ
ドミニオンから発射されたスレッジハンマーがフリーダムを襲う!
絶体絶命のピンチにキラはどうするのかーっ!!
という感じでロボットものとして素晴らしい引きだった先週ですが、
キラ君は種を覚醒させあっさりと撃退。あの盛り上がりは何だったのでしょうか。
 
ところで16話の砂漠戦でもキラはナタル(味方)から
援護の名の下にスレッジハンマーをぶち込まれていました。
でもストライクは壊れなかったんだから、
フリーダムも普通に防御すれば良かったんじゃないのかなぁと思ったり。
 
なんで僕だけなんだよ!
息つく暇もなく攻撃は続きます。
「身体(ボディ)が残ってりゃいいんだろお!!」
と、オルガ君はキラ君総受けルートを匂わせる発言。
このまま敵に捕獲されれば、間違いなくキラ君は監禁されます。
 
ぬおおおお!
キラきゅんは俺のものだ!
ここに来てアスランも自ら種覚醒。
ジャスティスの盾でビームを押し返してしまいます。
PS装甲はビーム兵器には無効のはずですが、気合いでガード!
なんでもありになってきましたガンダムSEED。

<追記>
↑ということを勢いでネタにしたら
>シールドはビームに強い“アンチビームシールド”となっています。
といったご指摘をメール等でいくつかもらいました。ありがとうございます。
“アンチビームシールド”だそうです。
凄い技術ですアンチビームシールド。

ザフトにとってPS装甲が実体弾を無効化させるのは驚異でした。
収束ビームの集中攻撃でないとガンダムの破壊は難しいため
当然ながら対PS装甲戦ではビーム兵器の使用が必須となってきます。
(ブリッツの零距離射撃を受けて壊れなかったアークエンジェルは何…?)
実体弾での攻撃も一定以上は防げないため(砂漠戦参照)、
PS装甲を長持ちさせるために、ビームはシールドで防ぐそうです。
(でも、実体弾もシールドで防ごうとしている?)

そんなこんなでビームを押し戻すという強引な技で
カラミティガンダム胸部のビーム発射口を破壊することに成功したジャスティスですが、
トランスフェイズ装甲で守っているカラミティが大破なのに、
ビームを零距離まで押し戻したシールドが小破でしかないという事実。

なんてすごい装甲なんだ“アンチビームシールド”。
これでガンダム作った方が……とか言ってはいけないらしい。

きっとアスランは気合いでアクシズも押し戻せるね☆

 
メンチきりまくり
覚醒した途端に表情が険しく…というか、
遠くが見えなくて目を無理に細めている近視の人みたいです。
うーん怖い。
 
そうしている間に勝手にワイヤーに引っかかって、
2週間に渡り足を引っ張り続けていたクサナギも戦線復帰。
このままでは不利と判断したバジルール艦長は撤退命令を出します。
 
ママ〜
「えー、帰っちゃうの〜?もっと撃ってくださいよ〜」
わがままアズ公、戦況が理解できていません。
ブルーコスモスの盟主にして策士、というイメージはどうしたの?
 
ここで降りろ!
しかし長時間の戦闘でMSのエネルギーは消耗しています。
地球軍の新型はトランスフェイズ装甲なる技術が使われているようですが、
物語も終盤になると、敵がなんであろうと気合いでぶっ壊せますからどうでも良いことです。
「死にたいヤツは前へ出ろ」
明らかに苛ついているバジルール少佐。
使えない上司(マリュー)のいない今、アズラエルなど相手になりません。
 
撤退命令が出ても言うことを聞かないシャニ君。
執拗にアスランを攻撃します。
クロト「撤退命令だ、ばぁ〜か!」
シャニ「でも!あいつがぁ!あいつがぁ!」
 
戦うことしか頭にないシャニ君に兄貴分のオルガ君がぴしゃり。
オルガ「また苦しい思いをしッたいのかッ!」
 
その言葉で「魅惑のお仕置きタイム」を思いだしたシャニ君は、
すぐにドミニオンに戻っていきました。
きっと、戦いの次にお仕置きが好きなんですね。
 
「無茶苦茶だなぁ…オイ」
気合いでビームを押し戻すアスランに言われたくありません。 
キラはキラで「普通の兵士でも…ナチュラルでもないようだ」と冷静に考察。 
ところで滅茶苦茶な戦いをしている君たちが、何を基準に普通と言うのかな? 
 
「ディアッカ!ディアッカ!…少佐!駄目です、繋がりません」
コロニー内へザフトを探しに行ったフラガ少佐&ディアッカ。
ミリアリアにもちゃんと名前を呼んでもらえるようになりました。
 
コロニー内部では因縁の4人が激突。
クルーゼvsフラガ。イザークvsディアッカ。
すでにディアッカが戦死したと思いこんでいるイザークは、
彼のバスターがAAに使われていることに怒ります。
「よくもディアッカの機体をおぉ!!」
いや、もともとザフトのじゃないからね。
 
元仲間であるイザークと今戦う理由がないディアッカは防戦のみ。
デュエルの攻撃を避けることしかできません。
しかしこのままでは埒があかないことも事実。イザークへの説得を開始します。
 
いらいら
「イザーク!」
「ディアッカ…ほんとに貴様なのか?」
相手が誰であろうと二人称は貴様、貴様、スゥトォライクゥッ!!
ミゲルの仇、ニコルの仇、顔の傷を受けたストライクと共に
ディアッカが敵対していることが理解できないイザークはとまどいます。
「生きていてくれたのは嬉しぃ…(嗚咽)
 んがぁ!!事と次第によっては貴様でも許さんぞ!」
 
主役はバスター
そこへ増援としてやってきたキラ。
フリーダムにもコケにされた事があるイザークは苛つきますが、
ディアッカが話し合おうとしているので動けません。
キラ「僕とアスランのようなことにはならないでくださいね」
事態を悪化させる余計な一言を残し、キラはフラガを探しに行きました。
 
電波を飛ばしまくって戦う二人。
クル「ここで貴様に撃たれるのもと思ったが、その器ではないようだな。
   所詮、子は親には勝てんということか…
その摂理は既に「Vガンダム」においてウッソ君によって否定されていますが…。
「子は親を越えるものなんです!」
 
しかしMSの操縦では当然クルーゼに分があります。更にザフトの新型機。
研究されているストライクでは、抗い切れません。
ついにはその隠し腕で砕かれるストライクガンダム。
そのダメージは操縦席のフラガにまで及びました。ピンチ!
 
フリーダムが一瞬で倒しました。
新型機もフリーダムの前では呆気ないです。
隊長って、もっと強くないと困るんじゃないでしょうか。
これじゃ地球軍にも負けますよ?
 
しかしこの時もキラは、必殺の間合いに入っておきながら相手を殺しません。
そのためクルーゼは側の建造物に逃げ込み、体勢の立て直しを図ります。
後にもっと大変な事態を引き起こすことになるのは皆さん既にご存じですが、
一時の甘い考えで悪の根を絶たないで放置する事は、本当に正しいことなのでしょうか…。
難しい問題です。
 
キラとアスランが和解した夕焼けのシーンを思いださせる対峙。
「銃を向けずに話し合おう」というディアッカに銃口を向けるイザーク。
 
・以前のストライクのパイロットがフリーダムに乗っていること。
・そいつがアスランと幼なじみだったこと。
・アスランに友情を感じていたのに、裏切られたこと。
 
イザークが知った事実は、簡単に納得できるものではありません。
 
お前まだ彼女できないのか?
ディ「でさ、俺・・・彼女出来ちゃった」
イザ「貴様ぁああ!!どうせ俺は婚約者もいないさ!
ディ「イザーク……俺はお前の敵か?」
イザ「無論だッ!裏切り者がぁ!
 
交渉決裂。
 
スキだらけ
HUMANGENE MANIPULATION LABOという施設内に入ったキラとフラガ。
そこには人間の胎児らしきものが入った巨大な試験管が並んでいます。
また、Prof. Ulen Hibiki(ヒビキ教授)なるプレートも確認できました。

銃撃を交えながら、クルーゼを追うキラとフラガ。
2vs1という有利な状況であるはずなのに、
いつのまにか逆に追いつめられてしまいます。
思っていたよりもフラガの負傷が大きいようです。

クル「ようこそ始まりの場所へ。キラ君、君には生まれ故郷だな」
 
銃の訓練はしたことがないキラ君
キラ達の足下に放り投げられた写真に写っていたのは、
幼き日のムウ・ラ・フラガとその父親の写真。
そして、別の写真には赤ん坊のキラとカガリを抱く女性が。
 
メンデルコロニーに秘められた秘密。
フラガとクルーゼの因縁。
そしてキラ出生の秘密。
 
驚くべき事実がクルーゼの口から語られる…。
 
次回「ほおら、私がお母さんだよ」へつづく
 
めげるなイザーク。きっといいこともあるさ!

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