戻るTOPへ

 
 
機動戦士ガンダムSEED SUIT CD vol.1
 
今回は本編から離れて、キャラクターCDについてお話ししたいと思います。
どうしてCDを取り上げるかというと、本編では語られていない背景とか、
登場人物の心情により深く注目してみようというのが趣旨なのであって、
決してドラマパートがつまらなかったから元を取ろうとかそういうんじゃないから。
だからみんなで買いましょう。買え!
 
 
vol.1は「STRIKE×KIRA YAMATO」。
ストライク攻めのキラ・ヤマト受け。
あんな太いの、とてもじゃないけどキラ君が壊れちゃう〜!・・・げふん。
そんなんじゃないですってば。
パイロットスーツを身につけたキラとエールストライクがパッケージです。
キャラクター物といってもこういう場合、当然メインはキラきゅん。
モビルスーツを使って夢を売るのは、バンダイに任せておけばいいんです。
子供たちの夢は、プラモデルとかゲームに詰まっているんですから。
(ゲームで夢砕かれたら、子供心に傷が残らないかと心配ですが…)
 
さてこのキラ・ヤマト。
パイロットスーツの下は地球軍制服という仕様なのですが、
キラの表情が口をぽかーんと開けていてなんだか締まりがないです。
細かい点を挙げれば、ドリルマツゲは相変わらず健在。
キャラデザイン平井久司独特の螺旋がドリルをえがいてクルるんるん♪です。
 
ケース背面にはストライクの線画と収録曲目一覧。
そしてCDのvolナンバーが書かれています。
>>1>>2>>3>>4>>5となっており、
CDシリーズが5枚リリースされることが発売初期から決まっていたことが伺えます。
まぁ妥当な枚数ですね。
これが各キャラごとに1枚発売されていたら、とんでもないことに。
 
収録内容はキャラクターソング+ドラマ+BGM+キャラソン(カラオケ)の構成。
別売りのサウンドトラックに主題歌を収録する気は初手からなくて、
更にサントラ3枚目では○○○○した上に、
収録し切れてないBGMはキャラCDに入れる…。
ほほぅ…貴様ら、いい度胸いい商売ですね(にっこり)。
 
んじゃTrack1。キラ・ヤマト(CV:保志総一朗)が歌う「今、この瞬間がすべて」。
収録時間は4:01だコノヤロウ!
 
 
青い十字架〜♪
 
 
ふ〜む………パーカッションうるさいな(マテ
なるほど、これは…。
 
はい判りました。
これはキラがエルちゃんのことを想いながら分をめている、そういう歌ですね。
CDの発売日は2003/03/21になっているので、
本編の時期的には宇宙から地球に降りて以降の時期になります。
では歌詞に秘められた秘密を解明してみましょう。
 
まず冒頭から、キラ君は「胸の中に」「青い十字架」を抱えていると告白しています。
十字架を「見上げ」ていることからそれは空にある、加えて青いと言える。
青い空=地球から宇宙を見上げている。十字架=エルちゃんの象徴と判ります。
つまり、キラ君がエルちゃんを救えなかった悲しみで自暴自棄になり、
性的暴走も抑えられなくなってフレイに泣きついたりサイを蹴飛ばしたりしていた
あの頃のキラの心情を歌っていることになるわけです。
 
「理由があれば何でもいい」とキラは歌います。
「それがゆがんだ気持ち」ということは自覚しているようですが、
「この手が動かされている」とはどういうことなのでしょうか?
後半で「指先に感じるもの」「信じて行けばいい」という言葉が出てくるので、
キラ君は指先ナニかを感じながら手を動かしている……そしてイク!?
 
キラ君はエルちゃんを理由にして(ゆがんだ気持ちで)、
せっせと手を動かしているようです。どんな動きかは明記しませんが…。
 
「生きることに意味を持たずに」いることを受け入れようという心理状態は危険です。
キラ君はもうエルちゃんのこと以外考えられなくなっています。
まぁロリコンであるキラ君にとっては、
エルちゃんと夢の中でいちゃいちゃする事こそ「今、この瞬間がすべて」なんでしょうけれど。
 
そんな歌です(違
 
 
続いてTrack2 DRAMA PART『トリィ』〜キラ・ヤマト〜
脚本は言わずとしれた両澤千晶。
本編でもメインに執筆している奥様です(旦那は福田監督)。
 
ドラマ編はSEED本編の前日談として設定してあるらしく、
幼少のキラとアスランの生活がほのぼのと描かれています。
キラきゅんは幼い(ショタ)声で、お姉さまには鼻血モノですよ〜ハッハッハまいったね。
 
本編では第1話で出会ったときからもう敵同士だったキラとアスランですが、
ここではまだ引っ越しで分かれる前の、兄弟のような二人が見られます。
 
まだまだお子ちゃまのキラきゅんは、学年トップのアスラン・ザラに頭が上がりません。
精神年齢はアスランの方が高いようですね。
実際の二人の年齢差についてはDRAMA中で明かされています。
しかし、学校の課題もろくにこなせないキラが、
第2話でいきなりストライクのOSを書き換えられるとはとても思えませんねー。
 
そして、キラの母親(CV:井上喜久子お姉ちゃん)が登場です。
オーブ編登場時よりも更に若いですね(CDじゃ見えないけど
 
おわぁッ!アスランがキラママに媚び媚びだーッ!!
ええっ、なにそれ!
アスランはマダムキラーですか!?年上好きですか!?
だからラクスとは駄目だったのか!?
喜久子お姉ちゃんはキラ君の奥さんですよ!(←おねがいティーチャーと混乱中
 
アスランはクラスの女子にもモテモテ。
密かに格好いいと言われていますが、奥手のアスランはおしゃべりが苦手。
黙っているのがクールに見えているということが、キラには納得いきません。
もしかすると惚れっぽいキラのことですから、
好きだった女の子をアスランに寝取られたのかもしれません(マテ
 
そして物語は桜の季節───
キラとアスランの別れ・・・そしてトリィ誕生秘話。
 
 
 
え、Track3ですか?
あー、えーと、あれですよ。
ジョージ・グレンが銃撃されたときに流れてた曲だと思います。
語るべき事はない!

戻るTOPへ

inserted by FC2 system