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機動戦士ガンダムSEED総集編 第1回「これがガンダムか!」
 
こんにちは、はじめまして、お久しぶり。歌姫です。
わたくし「ガンダムの種」というガンダムSEEDのレビューをやってました。
その終了までには、およそ14ヶ月を要しました。
うん、更新速度がとても遅いものでー。
 
それでも細々と続けていくことで、
いつの間にか種系サイトとして、少しだけ知られるようになりました。
『ラグナロク・オンライン』というゲームの話も扱ってるんですけど。)
好意的な評価をしてくださる人が結構いて嬉しかったです。
主な意見は『おバカなレビュー』でした。適切だと思います。
 
放映終了からようやく一段落してきたので他の種系サイトを見てみますと、
どこもいろいろ苦しかったようです。
途中でレビューに挫けたり、あるいは種から撤退したり(私も何度やめようかと)
うちよりずっと面白いサイトあるしね?
(ネタがかぶってた回は、ちょっとヘコんだヨ)
 
なんだかんだで続けられたのは、「楽しんだから」という一言に集約されると思います。
良くも悪くも、たくさんの人がガンダムSEEDを楽しんでいました。
ある種、長期的な祭り状態でもあったのでしょう。
私の場合はレビューを書くことでそれに参加し楽しみました。
 
しかしそのために「レビュー」が持つべき客観性冷静さを失った
部分もあるなぁと小生は反省するのであります(富野的表現)
 
種大手サイトを見ると、その多くが番組終了後に「総括」を書いていらっしゃるようです。
私は放送終了後も3ヶ月間(2003年12月末まで)はCDレビューやってたので、
いままでそういうのを書けませんでした。
なので今、改めて当時を振り返りながら「まとめ編」を書いてみようかと思いました。
何回かに分けて進めていくつもりです。
あくまで冷静に客観的に述べてけたらいいなぁって予定ですが、どう着地するかは未定。
 
 
それでは、はじまり〜。
 
 
 
 
記念すべき、レビュー「ガンダムの種」の第1回目でした。
当時は人気アニメに毎週コメントでも付けてみようかと
軽い気持ちで始めたので、まさか後々長編レビューになるとは思っていませんでした。
 
ネットでも以前からガンダム新シリーズが始まるという噂は流れていたのですが、
特にアニメ誌から事前情報を入れることなく見た第1話。
 
「あぁ、ガンダムだ…普通に」
 
ターンAガンダムにて「ガンダムにヒゲ」というデザインが論争を呼び、
富野監督が自らトドメをさしたかと思われたガンダム。
しかしちゃんとアンテナがあり、ガンダムのフォルムを保ったデザインがなんと5機。
(第1期OPではアストレイ・レッドフレームが一瞬画面に登場していたので正確には6機)
『ガンダム』がTVに帰ってきた!と思ったファンも多いのではないかと。
 
この時点で私は∀を35話ぐらいまでしかみてなかったのですが、
∀は「ガンダムでなかったなら好きかもしれない」という感想。
結局ヒゲを最終回まで見たのは、ずっと後の事となりました。
 
そういうわけで、ヒゲからよくここへ戻ってきたなぁというのが第1話。
それは「重武装のZZからよくνガンダムまで戻ったなぁ」という感慨に
近いものがあるやも知れません。
 
キラの私服はKOFの八神庵に似ているという指摘をよく耳にしたものです。
ところでKOFは随分とまた変わりましたね。
なんじゃこのテリー・ボガードは。
 
あ、ガンダムの話でしたね。
主人公の住むコロニーでガンダムが極秘製造されてて(以下略
冒頭はいつも通りなのです。
 
私はというと第1話を見た時点で、クルーゼ隊のカップリングを考えたり、
フラガとクルーゼの関係について想像したり、
イザークと「千と千尋の神隠し」の関係を考えたり。
比較的ありがちなことしか、書いてません。
 
特筆すべきはサイがキラの恋敵になるのでは…と予想していたこと。
大喧嘩するところはともかく、キラにボコられるなどとは想像できませんでしたが。
(声優陣の構成から、なんとなく殴り合いそうだという予感が…)
 
 
 
第1話はキラとアスランという二人の主人公が再開する場面に
EDをかぶせるという巧いシーンで終わったわけですが、
アニメはその制作スケジュールから第1話には予算も時間も気合いも
比較的多めに割くことが出来るので、評価するには以降を見なくてはなりません。
 
それにまだ主人公のキラがガンダムに乗り込んでもいません。
初代ガンダムではアムロがガンダムでザクを倒すまでを第1話の中でこなしますが、
最近のロボものでは第1話を導入編に使いすぎる傾向があるかも。
昔、庵野秀明も「ガンダムの1話を超えられなかった」と言ってました。
 
それはそれとてミサトにコクピットへ蹴り込まれたキラはガンダムを起動し、
(注:当時、キラ以外の登場人物は慣れない名前が多かったため視聴者に覚えられるまでに時間を要した。
またマリュー・ラミアスはCVが三石琴乃であったため、エヴァンゲリオンの登場人物葛城ミサトの印象が強くこう呼ばれた。
またエヴァ共演者が多かったことで、緒方恵美の出演を期待する声もあった)

更にマリューと乳くり合いながらもOSを書き換えるという超人技を炸裂。
 
GUNDAMシステムは神経接続であるっぽいことを書いてありましたが、なんのことやらさっぱり。
ガンダムの性能はパイロットとの相性とかリンクとかじゃなく、
OSで決定しているという印象ばかりを残しました。
 
ミサトはキラを気に入り、彼を拉致ろうと思ったのですが、
一人だけを連れて行くのでは目立ってしまうためカレッジの生徒達も強制連行。
 
ストライクの追加パーツを易々と搬送してしまうところなど、
サイもトールもなかなかデキる男という感じでした。
 
 マイケル・リー
ガンダムWに参加していた村瀬修功監督の「ウィッチハンターロビン(2002年7月〜全26話)」には
サイとよく似た顔のマイケルというハッカーがいたのですが…、
えーと本文とは何の関係もなかったです、すいません。ボツネタにしたような記憶が。
 
 
 
伊野団地が何かということは置いといて、
ヘリオポリス崩壊なんかよりも、ミゲル=西川=アイマンが!という回。
主題歌アーティストのゲスト参加という試みが話題になりました。
後々のメディア展開の中でかなりの使い手であることが判明するミゲルですが、
当時は「かませ犬」的印象が強かったわけで(注:悪意はありません)。
マンガ版では『黄昏の魔弾』なんてカッコイイ名前もあるのに。
通常彼の機体はオレンジ・ジンなのですがこの時は修理中だったらしいです…というのは前にも書いた気がする。
 
ミゲルの実力・魅力をしっかりと描写した上で、
歴戦のエースをガンダム乗りたてほやほやのキラがさくっと倒すことでこそ、
コーディネイターの中でも異色であるキラの実力を視聴者に比較証明出来るわけですが、
この回のキラはストライクの強化パーツに不慣れなため、MSの操縦もたどたどしく見え、
そのせいでミゲルはオタオタしていたキラにやられた、という印象が。
彼の散り様はフリーザ様のようでした。
 
この回、キラのコーディネイターとしての能力と
ナチュラルであるカズイ達との距離が描かれていた部分が、
物語背景としては小さくも重要だったかもしれません。
まだまだカズイも良い友人きどりで、
当時は脇役以上に働くのだろうかという期待があったのですが…。
カズイがその本領を発揮するのはもっと後のことである。
 
 
あ、これでもミゲルは好きですよ?
 
物語の流れとしてはもう第3話なので、
いつまでもヘリオポリスに留まるわけにはいかなかったのでしょう。
大局的な流れは、冒頭の「アークエンジェル登場」から「キラ、コロニー外へ」まで。
 
ミゲル氏がお亡くなりなわけですが。あれれアスラン、キレないの?
ニコルの時と対応が違います。突き合い(←?)の長さでしょうか。

 
まぁよく抱きつく回だなぁと。
ミリアリア可愛いよね。
ただし今後トールとのツーショットがどんどん減っていくのは複線……じゃないな。

注目すべき点として、端役のこのおじさんが挙げられます。
上の2シーン以外にもちらちらと登場しているおじさん。
実は外伝の方にも登場しま・・・せん。

 
回収された救命ポッドに乗っていた我らがフレイ。
片思いだったキラとしては、この急接近に「イベント発生!」と喜びます。
パラメーターも急上昇。フラグが立ったり、他のナニもたったり。
番組の最後には「キラ・ヤマト、イきまーす!」と愚息も昇天ごめんそんな話じゃない。
 
親が決めた婚約者サイの姿を見るや、速攻で飛びつく我らがフレイ。
悪女オーラが放たれまくりです(ただしまだ天然)。
 
この回、Vガンダムのカテジナ・ルースという悪女キャラの話から
「マンガ版機動戦士Vガンダム」についても解説されていますが、
これは半年後ぐらいにコンビニで再販されていました。うーんガンダム人気。
2002年夏頃から、スニーカー文庫のガンダムは背表紙が全てシャア赤に変更されたと
記憶しているんですが、年頭にはガンダムの話もかなり進んでたんだろうなぁ。
 
キラvsサイ。戦いの舞台は整いました。
キラがガンダムに乗れば、サイはいきなりブリッジ要員に昇進。
友情に篤いところをアピールしたサイに軍配。
 
物語はキラ中心でまわっているため、まだまだ出番の少ないアスラン。
回によって作画が異なるのは仕方のないことですが、
この回のアスランはワイルド系でした。
ところで『アスラン・ヅラ疑惑』っていつ頃から言われ始めたんでしょうか?
もう少し後になって種OPのFlashが出回り始めるのですが、
確か第2期バージョンではすでにアスラン(8頭身)の頭からヅラが飛んでた…。
 
 
イザークの方向性が決定づけられた回。
1/144プラモデルの販売が始まり、
デザインのスマートさからか、イザークの駆るデュエル人気がありました。
この回でぶっ壊れるんですが。
そのやり取り(「やったか!?」)はロボットアニメのお約束を見事に体現してくれたのですが、
一方でフラガのメビウス・ゼロの強さは微妙で、リアリティがあったり。
 
デュエルの右腕が吹っ飛んじゃいましたが、さくっと直せちゃうザフトの技術力が素敵。
お前ら、ガンダムぐらい独力で作れるんちゃうん?
 
電池で動いてるガンダムは長期戦に向かないって事が判りましたが、
13話でのイザーク達は余裕でした。何故だろう?
 
キラとアスランのすれ違いはまだまだ始まったばかり。
そこにイザークが介入してきて、三角関係が発生。
事態は更に複雑化し始めました。
 
キラを羽交い締めにするアスラン。
エネルギー切れで動けないキラの後ろから、熱いほとばしりを打ち込むイザーク。
二人してバックが大好きなようです。
そんな二人だから、反発も当然。キラをめぐって喧嘩しちゃいます。
もう、なんつーかね。
ここら辺で冬コミに向けてやっちゃってくださいよという意図が。
 
ラウ・ル・クルーゼ隊長。
再三にわたって変態仮面と言われるわけですが(ココだけですか?)
この画面を見ていると、中の人が違って見えるから不思議よね〜。
 
 

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