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ラブひめ15 【松山観光の旅9】

 
 このコーナーは「まつやま!まつやま!」なコーナーだぜ!ヒャッハー!
 ・・・ちょっと違う。
 
 
 はい、県庁前到着〜。
 って、さっき電車に乗ったばかりなんだけど…。
 こういうのは乗ったという事実が大事なのであって、移動距離は問題じゃないのよ。
     気分の問題な〜の〜よ。
 300mも移動してないだろっ!
 
 ここが愛媛県の中心、愛媛県庁よ。
 古めかしい建物だね、明治時代を引きずっているかのように。
 趣があっていいじゃない。知事の評判はそれほどでもないけど。
 
 近くにはNTTがあります。実はここには昔、松山中学校がありました。
 『坊ちゃん』が赴任してくる学校だよね。生徒が生意気だよなぁ。
      「わからんぞなもし〜」なんて坊ちゃんをからかうの。
 小姫は『坊ちゃん』をちゃんと読んでいたのね、偉いわ〜。
 ううん、台本に書いてあったから。
 ・・・。
 
 NTT前には『漱石ゆかりの松山中学校跡』という石碑があります。
      夏目漱石は知っているわよね?
 うん!千円札のおじさんで、その実体は不精者。
      格好付けて背広を着てるけど、ちょっと寝癖がありまーす。
 そんなわけ・・・・・・ほんとだわ、寝癖が。
 松山出身の俳人:正岡子規の友人で、松山中学で英語を教えていたんだけど、
      そこのガキ共がすっげぇ生意気でムカついたので、
     「ァんだよ、ゴラァ!東大出なめとったらしばきたおすで!」
      松山の事をぼろくそに書き倒したのが『坊ちゃん』という小説なんだけど、
     なぜか松山の人は坊ちゃんが大好きー。
 ・・・事実なんだけど、もう少し言い方ってものが。
 坊ちゃんと言えばマドンナ、マドンナと言えば坊ちゃん!
      でもうらなり君のことは忘れ去られてるぞー。
 松山に住む人といえど、赤シャツを知っていればましな方だから…。
      坊ちゃんの内容を知らない人が、信じられないほど多いです。
      当時の松山を知るための資料としては『坊ちゃん』は良いかもね。
 念のため言っておくけど、方言だからって
      「〜ぞなもし」なんて語尾で話す人はもういないよ。
      お年寄りだって、言ってるの聞いたことないぞなもし。
 言葉は時と共にすたれちゃうぞなもし。
 ぞなもしー!
 ぞなもしー!
 
 NTT横には松山市役所があります。
 あ、ニュースで見たことある!
 市政とニュースが密接な関係にあるのよね、良いことだわ。
 職員が女子高生を車バキューン!!
 ・・・言っちゃ駄目なの?
 ダメなのよ。
 ちなみに某巨大掲示板の地方黙ってて…。
 
 ここから西にはお城のお堀公園が続いています。
      ほら小姫、ハクチョウさんよ。
 カメもひなたぼっこしてる。
 ハ虫類は体温調節が難しいから、甲羅干しをするの。
 頭をぴーんと伸ばしてる〜、可愛いなぁ〜。カメさんの頭、可愛い〜。
 (・・・妹の将来が激しく不安です)
 
 お堀の内側は公園になっています。
 公園とは名ばかりで、ここは競輪場がメインなのー。
      子供は車券を買えないので、おじさんに頼んで代わりに買ってもらえます。
 嘘を言っちゃ、だめよ。
 嘘じゃないよ、アタシ実際う、うぐうぐ…
 (口をおさえて)はい、黙ってなさいねー。
 
 お姉ちゃん、忘れがちだけどこれは夏のお話だから今すごく暑いんだよ。
 公園内には市営プールもあるけど、さっき只で泳いだでしょう?
 
 ここが市の美術館です。県展も開かれます。
 図書館もここにあるんだっけ。
 中の展示は有料スペースと無料の常設展示に別れていて、
      チケットは結構高かったりします。
 感じ悪いなぁ、爆破してやろうか。芸術は爆破だ!
 爆破しちゃダメだし、微妙に違うから!
 
 ここが天下のNHKなんだね。
     『CCさくら』はここから発信されていたのか・・・。
      シスプリを放送していた南海放送に続く萌え系放送局だー。
 その解説、オカシイから。
 はにゃ〜んっ、と言いながらつづく…。

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