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〜前回のあらすじ〜
 
振り向くな、振り向くな チャンドラII世〜♪(曲:永遠にアムロ)
 
 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第18話「ローエングリンを討て!」
 
いよいよ、ガルナハン・ローエングリンゲート突破作戦の開始です。
話の進み方が遅いのは戦闘>芝居>戦闘のローテーションになってるからですが、
一応西へ進んでいるから、まいっか。
 
ラドル隊とミネルバは、渓谷目指して砂漠地帯を爆走中。
そして今回の作戦に協力してくれるレジスタンスも合流。
手に持っていたミネルバとの通信機(?)に
砂避けのフィルムが掛かっていた点は細かく設定しているなと思いました。
 
@種16話
カガリが使ってた爆破スイッチには、
しょぼいプラカバーしかなかったのにね。
スイッチ部分は素。
カバーがあったとしても脇から砂粒は入り込むのですが……。
 
まいっか。
 
ブリーフィングルームにパイロット集合ー。
レイがギル以外の男性に興味を示しています。
なに話してるのですかー?
 
そこら辺の士官(ヒド であるアーサーとか、
ずっと偉いフェイスのザラ隊長とかがやって来ました。
これから作戦の打ち合わせが行われます。
おやおや?現地協力員は思ったよりも若いようです。
 
シン「おとこ・・・のこ?」
コニ「・・・む」
 
何気ないシンの一言が、レジスタンスの少女を傷つけました。
繊細なお年頃なのです。男の子と間違えてはいけないのです。
以前にある女の子を男の子と見間違えた少年は、
その少女と姉弟であることが発覚した挙げ句、
最後には酸素欠乏症でくるくるぱーになってしまいました。
 
アス「シン!」
 
「シン、確かにこの娘の胸は、まだ育っていない!(びしぃと指さしながら
 だがいくらオレが最近巨乳好きに転向したからって、
 男かどうかぐらい見分けは付く!」
「ぇ…ぁあいやあ…それは……え?
「すまなかったな、ミス・コニール。
 シンも悪気があったわけじゃないんだ。許してやってくれ」
 
「(こいつら最低だよっ)」
 
といった異次元レビューはともかく、
副長のアーサーに促され、作戦の詳細をについて説明する特務隊アスラン・ザラ隊長。 
前回もちらりと登場しましたが、
ガルナハン手前の渓谷にある陽電子砲台の攻撃をかいくぐり、
要塞を破壊するのが本作戦の主目的です。
またガルナハンの解放と共に、火力プラントを押さえる狙いもあります。
 
発電所といえば大量の水が必要であり、
地理的背景から考えても地図上方にあるのはカスピ海と推測。
そしてガルナハンのモデルになった街はラシュト(Rasht)だと思われます。
このラシュトの南西には、実際に渓谷が存在してるんですねー。
 
まぁ存在してるんですけど……また後で。
 
作戦の要となるのが、ほとんど知られていない坑道を使っての奇襲。
普通のMSでは通過できないため(そうは思えませんでしたが)
インパルスの分離合体機構を利用するとの事。
またしてもシンが大活躍のYO・KA・N☆
(シンじゃなくてもイイってのは本当だろうなぁ・・・)
 
その坑道のデータをコニール(CV:笹本優子)が持ってきてくれたのです。
しかし都合のいい場所に抜け穴が通じてるものですねー。
このローエングリンゲート要塞は地上部はごくわずかで、
地下に基地本部があるようですが、建造時に気づかなかったんでしょうか?
 
まいっか。
 
笹本優子さんといえばストリートファイターで
「春日野さくら」の声をあてたことで注目されたのだったかな?
最近だとNHKのMAJORに出演してたり。同じ土曜18時枠だー。
 
んで、シンは「あんた(アスラン)がやればいいだろ?」
とか言ってごねてる。今日もツンツンだー。
そして、そのアイデアに感心してるアーサーはもうどうしたらいいやら…。
ほんといい味だしてるなぁアーサーの奴ぅ!
 
「地球軍に逆らった人達は滅茶苦茶酷い目に遭わされた。
 殺された人だって沢山いる。
 今度だって失敗すればどんなことになるか判らない。
 だから……だから、頼んだぞ!うぅぅ……」
 
シンの傲慢。ガルナハンの現実。
作戦に失敗すれば、今度は街の住人がどうなるかわからない。
任務の重さを自覚したシンが、遂に動き出す。
 
「やぁってやるぜ!!」
と、ジュドー風に脳内補完しといたー。
 
コニールを送っていくジェントル面・ザラ隊長。
自室に連れ込んで何かしようとか、そういう訳ではありません。
彼の親友ならどうかわかりませんが(え?
隊長は男にしか興味がないのです(あーでも巨乳も好きらしいよ
いやまてよ、この娘は男の子っぽいから案外狙われるかも……
 
「あ、あのぅ、隊長ってまさかロリコンですか……?」
「ふふ、だったらどうする?」
(無事に帰れないかも……)

ドア閉(プシュ〜〜〜ッ)
「ぁ… あたし、予防線張られた?」
「さぁ?」
 
まんまーんまかまか、まんまんまかまか♪とやって来たミネルバ&ラドル隊。
ラドル隊長もやって来て、基地の守りはどうしてるんでしょうか。
ゲルマン民族大移動か貴様ら(コーディネイターです (いやそういう問題か?
これだけ派手に動けば見つけてくれと言うようなモノ。
もちろん地球軍にはバレバレですが、陽動の意味もあるのでかかって来いです。
 
そして待ちかまえるローエングリンゲートの門番、ゲルズゲー。
ザムザザーに続く多脚型のMA(+MS)ですが、なんだこれ?
ザムザのような男気がちっとも感じられないね、軟弱者!
なんなの!返してよ!初めてザムザザーを見たの時のワクワク感を返してよ!
嘘だと言ってよバーニィ!(誰?
 
セイバー出撃時に起動させたOSのロゴ。
NETWORKの部分が、一瞬だけNUCLEAR(核)になってたー。
バンクミスかとも思われましたが、
12話のセイバー起動、16話のインド洋出撃では問題なくNETWORKでした。
どんな事してたら、こんなややこしい間違いをするんでしょうか(笑
セイバーガンダム核搭載の伏線なのかも!(えー
 
(KKさん、掲示板での情報ありがとうございます)
 
陽電子リフレクターとかはどうでもいいのだけれど、飛ぶのなコイツ。いやオカシイじゃないですかオカシイじゃないですか蜘蛛をモチーフにしてるなら、そういう羽根で飛ぶようなのは一般的じゃないでしょう?しかも蜘蛛っぽいのに6本足だし、いやMSの手が2本だから合計8本なのかだったらやっぱりオカシイでしょう?キモイでしょう?むしろバッタ形とかのほうが正しいいやイナゴのように大量発生されても困るんだけどさー
 
なんで私はザムザザーは良くて、ゲルズゲーはダメなのかなぁ。
生理的にダメなのかなぁ。
 
 
んー…………わかった!
食べたら「美味しそう」なのと「食べられないもの」だ!(えー
 
そして陽電子砲合戦が開始。タンホイザーは完全に防がれるし、
ミネルバは すごい 機動性 でローエングリンを回避します(カレイドスター風
両者とも再チャージに時間がかかるため、MS同士がぶつかり始めます。
ですが巻き上げられた砂塵のため、戦場は混乱気味。
 
こうしている間にも、せっかく引き付けたゲルズゲーが戻ってしまいます。
シンはまだか。
 
飛んでた。
コアスプレンダーの後をチェストとレッグがどひゅ〜んと飛んでた。
笑うべきなんだろうか。ハハハ(乾いた笑い
足が飛ぶのは慣れたけど、上が飛ぶのもスゴいなぁ…。
ガイアも飛んで良いんじゃないでしょうか?(重力制御はあるけどー
 
んで、坑道の中は真っ暗なのでした。シンがなんか叫んでたよ。
通常のMSでも通れなくはないかもしれないけど、
多分、横幅の問題で通過できないのだと解釈。
セイバーはウイングが張り出し過ぎてるし、
ザクだと移動に時間がかかりすぎてダメなのだろう。
その点インパルスなら肩も折り畳んでコンパクト。
ちょっとぶつかってもPS装甲で平気!(合体前はOFFっぽいけど
戦闘能力も考慮すれば、シンならやれるさ!
 
「って、そんな問題じゃないだろうこれはッ!くっそー!」
 
まいっか
 
主人公の意地で狭い坑道を潜り抜けたシン。
インパルスに合体して、一気に奇襲です。
容赦なく敵パイロットを殺し、MSを基地に投げ込んで爆破。
もうね、シルエットシステムとか要らないんじゃないのかと小一時間(略
 
そして飛べるはずなのに地面を這っていたゲルズゲー。何故?
強いのかと思っていたら、大した事なかった。
ローエングリンがあってこそだったのでしょうか。
2話も引っ張ったワリに弱っちすぎたので、
アスランが情けをかけて戦闘不能にしてました。
 
要塞はあっさり壊滅して、戦闘終了。
ラドル隊もやりようによっては、独力で倒せたのでは……まいっか!
 
撤退していく地球軍兵士。
市民はヒーローを歓迎し、感謝の言葉を、解放の喜びを叫ぶ。
自分の力でその笑顔を勝ち取った事に、満足気なシン。
インド洋に続き、またも人々を救った!
偉いぞシン!主人公っぽくなってきたぞシン!もう死亡フラグなのかシン!
 
30 m級?
なんか妙に大きく感じるガンダムのサイズ。
この地方に土造りの低い家が多いからだろうか。
それにしては遠景での人々が小さすぎるっていうかー。
ガンダムが18 m前後としても、フハハ、人がゴミのようだ!(えー
 
「作戦成功でしたね」
「…ああ、大成功だな。よくやったシン、君の力だ」
 
シンを誉めるアスラン。喜びを分かち合う人々。
それから無事に帰れたコニール。良かったね、本当に良かったね。
 
しかしそれは勝利の一面でしかなく。
別の場所では、捕らえられた地球軍兵士が住民からリンチを受けていました。
これまでに住民を服従させてきた報い、という構成ではありますが、
前作でも取り上げられた「憎しみの連鎖」からの解放は出来ませんでした。
それを知りながらも、己の信念を自覚し、戦いの困難さを思い、
また隊長としての顔も見せなくてはならないアスランの描写は
シンとの対比という点でも悪くないと思いましたが……しばらく保留。 
 
DESTINYが最後にどのような答えを示すのか、期待です。
 
 
 
 
 
〜今回の疑問点〜
 
けいこく【渓谷/▼谿谷】
深くて急峻な側壁をもった谷。小谷。たにま。
(三省堂提供「大辞林 第二版」より)
 
なんか爆走してますが、この人たち。
渓谷が出来る場所って水が流れてるものなんじゃ……。
そりゃあ水が無くても谷間っていうけどー。砂漠になったんだろうか。
 
今回の戦闘の推定移動ルート。
とりあえずマハムールからガルナハンを目指したことは、
17話で作中に登場したマップからも間違いない。
ミネルバとラドル隊はMSを引き連れて、最短でも850 kmを走破したことになる。
 
ところが、現実の砂漠地帯はマハムールの西側に集中している。
ネフド(Nefud)砂漠やルブアルハーリー(Rub'al Khali)砂漠などである。
それはいい。
しかしマハムールとガルナハンの間、
現代地理に即して言えば、クゥエート(推定)とラシュト(推定)の間には
イラン高原に連なるザグロス山脈が存在し、両者を隔てている。
その高さ、1000-2000 m級が当たり前。それ以上の山も存在している。
彼らはどうやってここを通過したのだろう。
 
アークエンジェルは大気圏内で高度を取れないため
海ルートを選択したことは前回で述べた。
ミネルバも今回の戦闘で一時的に高く飛んでいたが、連続飛行は無理だろう。
可能ならば、これまでのルートを遙かに楽に移動できていたはずだから。
どうやって移動してきたんだミネルバ!
 
いや、ミネルバならまだいい。
無理矢理山脈を飛行することも不可能ではないだろう。
じゃあバクゥは?ザウートは?
およそ山脈越えなど不可能な機体が砂漠を爆走してくるのはナニ?
 
(あ、全然関係ないけど、カスピ海西岸部にバクー(Baku)って街を見つけたよ☆)
 
SEED関連のガイドブックには、戦争によって地形が変わったという記述もあるにはあります。
ですが1000 m級の山脈を800 kmに渡って吹き飛ばすような兵器があるとは思えません。
種世界で、核は宇宙でしか使われていませんし、コロニー落としもありません。
先日のユニウスセブン落下が初めてでした。 
アラスカで使用されたサイクロプスも、規模は10 km程度だと思うしー。
というか、そんな兵器があったら使ってるよね。 
では、一体……?
 
 
 
 
まいっか!!
 
 
(ついでに言えば、ユーラシア西側地域ってのはモロにイラクですね。
 このガルナハン編は、色々意図的にやってるっぽい)

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