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前回のあらすじ〜

 
レビューを書いてる人が、
「もうイデ発動エンドでいい」と投げ始めた。
 
 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第49話「レイ」
 
ミーティア、リフトオフ!
目的は中継ステーションとレクイエムの破壊。
まずミーティア2隻が先行し、特に一次中継ステーションを墜とします。
これはレクイエム本体を潰せない場合でもその攻撃範囲を大幅に制限可能であり、
またザフト軍増援到着前に先制攻撃をかけるにも手近だったという理由があります、多分。
そしてステーションを止めて(破壊して)しまえば、
オーブ軍を中心とした主力艦隊はレクイエムに接近し易くなり、作戦成功率が上がります。
ただし数隻の戦艦が集結しようと、圧倒的数で勝るのはザフト軍。
AA側は「速攻」しか選択出来ないのです。
ジブリールの時はピクリとも動かなかったのにね。
宇宙での準備不足+オーブ復興優先+当時のロゴスならオーブを撃てないから…という理由。
自分が狙われる立場になった時は、
めちゃめちゃ決断が早いラクス様なのです。
 
今回の作戦はシンプルなものの、タイミング的には今しかないとも言えます。
レクイエムの再チャージには一定時間がかかる(44, 45話)。
「勝敗を決めるのはスピードです」というのは、その事も含まれるのです。
 
もちろんザフト側もエターナルの動きを察知しているので、
即座に防衛戦力を二分割↓。
 
・ステーション1:
AA、エターナル等 vs ミネルバ&月艦隊半分(含ゴンドワナ)+イザディアもいるよ
 
・ダイダロス基地(レクイエム):
オーブ軍+地球軍艦隊 vs 残り半分のザフト艦隊
 
しかし、内心それでは時間稼ぎにしかならないと考えている議長。
(問題は数でも装備でもないのだ。 問題は…)
 
えーと、残り1話しかないってことでしょうか問題は。
 
+きら〜ん+
「ラクス発進する、良いね!」
「はい」
「アスラン!」
「あぁ行こう(さわやか〜
「ミーティア起動。総員第一戦闘配備!」(虎
 
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます!」
「アスラン・ザラ、ジャスティス出る!」
 
そう議長の考える問題は、一騎当千の自由と正義。
CM明け直後から「vestige-ヴェスティージ-」西川補正も加わって無敵状態。
彼らさえいなければ、全ては容易く終わらせられるのです。
 
どばしゃーっ
アークエンジェルも攻撃オプションを起動。
マリュー艦長の指揮で、本気モードへガチャンと変形。
もちろん背景が宇宙なだけのBANKなので、時間稼ぎです。
ほとんどの出撃シーンがBANKです。とにかくBANKです。
ミーティア合体も、関節が金や銀だったりする以外はBANKです。
だから上の画像のミーティア背景が地球なのも、
わざと無印種レビューから引っ張ってきたからです。
だって青い地球の方が綺麗なんだもん(本当は暗い)。
 
そしてミーティアから出たミサイルとビームのシャワーが、
容赦なくザフトMSを破壊していきます。
ズドドドドドドド・・・・・・
 
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) <はいはい 不殺 不殺
  `ヽ_っ⌒/⌒c     
     ⌒ ⌒
 
2005年のリーグ優勝を目前にした阪神タイガースでは、
ピンク色のタイガースグッズをまとった女性が増えているらしく、
2003年のリーグ優勝をきっかけに増えた女性ファンに
ピンク系アイテムが売り上げを伸ばしているそうです。
 
虎とピンク・・・か。
 
あ、優勝しましたね(これ書いてる頃)。
SEEDの年(2003年)は鷹に負けちゃったけど、どうなる虎!
終盤になると、どんどん目立たくなってるよ。虎ガイアもう出ない?
 
やっつけイラスト
ピンク様も部下を応援。
48話で書いた月面キノコ雲の件もまだ片づいてないのに。ごめん。
最初べたーっと塗ってたら
「もっと胸を強調するのです、大きくしていいものです」ってピンク電波を受信した。
本当はマンダリンパイレーツのファンだけど、ついカッとなって描いた。
今は反省している。
 
阪神優勝特番で、「かみちゅ」最終回が飛んだらしい。
やっちゃいけなかったんだよ。
そんなこともわからないから大人って、
深夜アニメだって平気で削るんだ!(ハサウェイ
 
そして始まったラクス様・戦場ゲリラライブ。
電波ジャックは慣れたもの。
ニュートロンジャマー影響下でもガンッガン脳内に響いてきます。
(きっとNJ影響下でも無線がギリギリ聞こえる範囲だとかいうご都合主義です)
 
「こちらはエターナル、ラクス・クラインです。
 中継ステーションを護衛するザフト軍兵士に通告いたします。
 私たちはこれよりその無用な大量破壊兵器の排除を開始します。
 戦闘を止め、道を空けなさい。
 この様なモノ、もう何処に向けてであれ、人は撃ってはならないのです」
 
───ラクス様?
 
───いや、だがどっちの・・・
 
───あっ…
 
───バカ、何をやっている!
 
大量破壊ミーティアの接近に戸惑うザフト軍兵士達。
毒電波によって、動きが鈍っています。
 
ズバーン!
戦場でよそ見はいけません。
∞ジャスティスがソードを振り上げているぞ〜・・・ズバンッ!
え、なに? この主人公側らしくない戦法。
 
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) <はいはい 正義 正義
  `ヽ_っ⌒/⌒c     
     ⌒ ⌒
油断してると、戦艦もブリッジを持っていかれちゃいます。
乗組員はパイロット以外宇宙服を着ないんでしょうか・・・。
宇宙へ空気ごと吸い出されているような描写がありましたが、
あれで死んでないとか不殺とか言うんじゃ・・・いやいや不殺だよね、うんうん(種死
 
冷たい目
ラクス様の横で大爆発してるのも、不殺だよねーうんうん。
きっとパイロットは脱出してるんだよね。
 
(わたくしは警告しましたわよ・・・)
 
こわいラクス様こわい。
 
たゆん
戦局はAA優勢かと思われましたが、そこへミネルバがやって来ました。
マリュー艦長もおっぱいでのダメージコントロールに必死です。
対決はこれで5度目…だったかな。
 
AA vs ミネルバ これまでの対戦結果
◎ − ×(フリーダム奇襲でタンホイザー破壊@ダーダネルス
○ − △(ムラサメからミネルバを助けた@クレタ沖
× − ◎(タンホイザーでエンジン破壊@エンジェルダウン作戦
○ − ×(ミネルバに海中攻撃オプション無し@オーブ
 
これまでの戦績を振り返ると若干AAが勝っています。
しかし最初2つはフリーダムの活躍が大きいので、戦艦同士のガチ対決だと判定は微妙な所。
エンジェルダウン作戦でのAAはフリーダム以外のMSを出さずひたすら逃げていましたし、
オーブでの戦艦対決はAAが海中に潜る前はやや押されていました。
今回、海水のない宇宙が舞台です。キラ閣下もステーション破壊作業に忙しそう。
 
ばしゅーん!
そこでこの男がAAを守るわけですな。
 
「ネオ・ロアノーク、アカツキ行くぜ!」
 
素性不明で胸につられてあっさり寝返ったネオ・ロアノークさん。
この戦い、オーブ側に地球軍も参加しているから、
オーブ-連合ラインの視点から言えば、裏切りでもない?
もう、ロゴスは無くなっちゃったしねー。
 
アカツキが、ファンネルをひゅんひゅん飛ばして大活躍。
装備の正式名はよく知らぬい。あんなもんフィンファンネルだー。
 
なんだあのMSは!
そしてエターナルはドムドムズの皆さんが守っています。
 
「ラクス様の艦を撃とうなんて、ふざけた根性してんじゃないか、えぇっ!」
 
ピンク戦艦に銃を向けてたザクとか悲惨。バズーカの零距離射撃でブチ殺されます。
エターナルは前大戦でプロヴィデンスに墜とされかけた経験から、
ガードはしっかり配置してます。
イザちゃまもドムにびっくり。
 
しかし逆に言えば、エターナルさえ墜としてしまえば指揮系統は確実に揺らぎます。
インパルスに乗り換えてから比較的成績が良いルナマリア・わたしも赤なのよ・ホークさんが、
危険な鑑へと近づきます。この前後、音楽がくどい。
 
「はっ・・・インパルス…お姉ちゃん!?」
「これでいい…これでいいのよね……シン」
「お姉ちゃん止めて!」
「はっ、メイリン。エターナルに!?」
 
またも便利通信。姉機の通信コードを覚えていて使ったか、国際救難チャンネル?
姉のインパルス搭乗を知っていた理由は、シン達の乗り換えから推測かな。
 
「何で戦うの!? 何で戦うのよ!
 どのラクス様が本物か、なんでわかんないのぉ!!」
「はっ…」
 
本物なら全て正しいのか、とレイに諭された姉と、
ピンク電波に洗脳されきった妹。二人は分かり合えない。
メイリンには、ラクスを理由に説得して欲しくなかったなぁ…。
 
きゃー!
「マーズ!ヘルベルト! アイツをやるよ、いいかい!」
「あいよ!」
「おう!」
 
ドムドムズの新ジェットストリームアタックは宇宙空間でも強烈。
次々と襲い来る3機の攻撃に回避が間に合いません。
ズドーン。被弾するルナマリア機。
 
「お姉ちゃ───ぁぁあんっ!!」
 
ルナマリア・ホーク、散る。(どうせ生き残れないなら、ここで降板しておいたほうが…。
 
出るぞ!
「アイツらぁぁああ!」
「でも連絡無いのは当たり前だぜ。俺達はザフト軍なんだからな、やっぱり。
 そんなことより、どうすんだよ隊長。俺達は?」
「あん?」
「一応出ていって、瞬殺されてくる?(半笑い」
 
やられたフリして、寝返る気満々なディアッカ。
最近、作中のお約束を理解しているキャラが多い。
 
「馬鹿者ォ! そんな根性なら最初から出るな!」
「いや、だってなぁ…」
「俺が出る!」
「ああ?」
「隊長?」
「ヴォルテールは後ろから支援だけしていろ! いいな!
 前に出るなよ! 死ぬぞ!」
「あ、はい…」
 
口ではああ言いながらも身体の方は正直だぜ、ハァハァ。
ヴォルテールは隊長のお陰で命拾い……したのか、来週まで安心できない。
 
「けど、どうするんだよイザーク。お前まさか」
「いま俺が殴りとわぁいのは、アイツだけどぅわあ!
「ああん?」
「よくもまたおめおめとあんな所にぃい!!」
「はぁ・・」
 
隊長クラスですから、アスランのFAITH復帰は知っていたと思います。
でもまた前作と同じパターンをやってますから、
そのコウモリっぷりに切れても仕方がないよねぇ…。
そんな気持ちが納得できるだけに、
ディアッカも「お前まさか(本気で戦う気か?)」と心配になるわけです。
 
単純に、ムカついたから殴りたいだけのイザーク。
俺だってなぁ、色々大変なんだぞ!それがなんだ!
アスランばっかり好き勝手しやがって、年下のくせにぃぃい!(…みたいな?
月機動艦隊勤務は、ストレス過重の激務なのかもしれない。
ガンバレ、隊長!

ディアッカさんはなんでこうザフトを裏切る気満々かな。
議長への忠誠とか恩義とかは……?

 
ジャスティス・ミーティアを狙っていたミサイルを撃ち落とすイザーク。
「…えっ?」
「貴様ァ! またこんな所で何をやっているぅ、がるるるっ!」
「イザーク…」
「何をって、こいつを墜とそうとしてんじゃんかよ」
「ディアッカ…」
「俺が言ってるのはそう言う事じゃない!」
「もう良いだろうそんな事は。それより早くやる事やっちまおうぜ」
「え?」
「ディアッカ貴様ァ!」
「こいつを墜とすんだろう?」
 
「ああ、そちらは俺達がやるからアークエンジェルを頼むっ!
 フラガ少佐達も頑張っているはずだが、数が多すぎるんだ!」
「ええっ、誰がだって?」
「フラガ少佐だ、金色のMSに乗っている。任せたぞディアッカ」
「あ、おい、ちょっ……おっさん生きてんの?」
 
───ルナマリア機、シグナルロスト!
 
「よくもルナマリアを…っ。
 左30度回頭、タンホイザー起動!」
 
牽制し合いながらも、エターナルとAAを同一射線上に捉えたミネルバ。
どちらかは撃墜できる王手飛車取りの形です。
 
───ミネルバ、陽電子砲発射態勢!
 
「えっ…しまった! 本艦が動けばエターナルにっ…」
 
「てええーッ!!」
 
!?
 
チュイイイインッ!!
 
寸前でタンホイザー直撃を受け止めたのはこの男!
 
第81独立機動群、通称ファントムペイン大佐!
 
ネオ! ロアノークだっ!
 
見よその勇姿! 聞けその声を!
 
このテキストがどっかで見たことあるのは、無印種レビュー49話と同じだからだ!
 
「アークエンジェルはやらせん!
 へへっ…やっぱオレって不可能を可能にぃ…!!」
 
───爆発。
 
戦士 散る…。
 
「帰って…帰ってくるって言ったのにぃぃっ!!」
 
 
 
 
・・・あ、ごめん。
あまりに視聴者をなめてるんで、つい結末も同じにしちゃったよ。
 
「おっさんっ!!!」
 
───おっさんっ!!!
 
(はっ? クソガキ・・・俺は・・・・・おっさんじゃない!
 
その瞬間、記憶を取り戻すネオ、いやムウ・ラ・フラガ。
 
ジブリールがどうしてこんな半死人をコキ使ってたのかはモチロン説明無し。
全身包帯ぐるぐるだけど、しっかりパンツ装着♪
 
生きていましたアカツキ、じゃじゃーん(やりきれない思い
だから陽電子砲をなんだと思っているの、このアニメは(笑
しかし、今作では陽電子リフレクター搭載MAが作中に何度も登場してるので、
無印種の時ほど無理ではないんだけど・・・けど!
理解は出来ても……納得出来ないこともある!(アスラン風
 
即座にミネルバへ反撃するアカツキ。
なぜそのビームが、そんな角度で直撃するのか!!
AAの前にいたんだから、正面からじゃないとオカシイ(ヒント:BANK
 
これでミネルバ最強の攻撃オプションを潰せたので、
後は地味な戦いになっちゃうのかな、かな?
 
「いよっしゃあ、グーレイトォッ!!」
 
今回のタンホイザーで、さんのコレ思い出した。
 
「大丈夫だ!もう俺はどこにも行かない! 終わらせて帰ろう、マリュー」
「ムゥ…」
えーと、虎さんの立場は……?
 
フィンファンネル・バリアについては、外伝でもやってたから別にいいよ。
両者の原理は異なるらしいけど、詳しくは知らないです。
 
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) <はいはい インスパイヤ インスパイヤ
  `ヽ_っ⌒/⌒c     
     ⌒ ⌒
いよいよステーション1に取り付いたミーティア2隻。
内部に入り込めば、守備隊も彼らを迂闊に攻撃できません。
脇に護衛をつけて、解体作業開始です。
2つのビームソードでコロニーを左右から切り開いていきます。
そういえば、ミーティアの完熟訓練中に(第二次ヤキン戦前)
出力調整が完全でなかったために廃棄コロニーを一つ破壊してしまった
というエピソードがあるようですね。
 
確かに、破砕作業向きのユニットだなぁ…。
本来、こういう工作機械だったんじゃないかなミーティア。
 
今作の最終局面では、キラ達と敵対する勢力もミーティアの様な
武装ユニットを使ってくれると期待していたのに、それはなさそうです。
(作画が面倒だからだろうね)
逆に八面体バリアは比較的作業量が少なくて、見た目が派手だから採用されたのでは。
 
さて、こちらはメサイアに招集されたスーパーエース、
フェイスのシン・アスカとレイ・ザ・バレルです。
 
ステーション1の防衛は初めから間に合わないと見越していたのか、
議長はダイダロス基地とメサイア周辺を最後の砦として
そこにデスティニーとレジェンドを配置するようです。
(ステーションにはまだ予備があるから)
 
「私がアレで、なおも反抗の兆しを見せた連合のアルザッヘル基地を撃ったので、
 それを口実に出てきたようだが、いやまったく困ったものだよ(苦笑
 我々はもうこれ以上戦いたくないと言うのにね。
 これでは本当にいつになっても終わらない」
「はい、でも仕方ありません。彼らは言葉を聞かないのですから」
 
話し合いが出来ないから戦争になるのか、
戦争になるから話し合いにならないのか、
種を見てる限りはどっちもどっちに思えてしまうのですが、
ラクス教団相手だと、議長やレイの言うことは本当に正しく聞こえるぅぅう!(お
 
彼らを倒さなければ世界に新たなロゴスが生まれる、
っていうレイの理屈はオカシイんだけど、分かってて言ってるのでしょう。
 
「誰が悪いわけでもない、それが今のヒトですから。
 俺はもう絶対世界をそんなものにしたくありません。ようやくここまで来たのです。
 デスティニープランは絶対に実行されなければなりません」
 
放っておけばロゴスは自然発生するし、戦争も繰り返される。
だれが悪いわけでもない、それが[今の]ヒトだ。それは認めている。
だからこそDプランで平和にしよう、[新しい]ヒトにしよう。
きっとそこには、理想の世界があるはずだと信じて。
 
「君はどうかな、シン。やはり君も同じ想いか?」
「あ………俺は…」
 
真っ暗なインナースペースに飛んでいくシン。
シンの心にレイの告白が、ステラが、家族が、戦争の事が思い出されます。
 
「キラ・ヤマトという夢のたった一人を作る資金のために、俺達は作られた。
 恐らくは、ただ出来るという理由だけで。
 だがその結果の俺はっ……どうすれば良いんだ」
 
キラ作製のために作られたというのなら、
資金はアル・ダ・フラガから提供されたヒビキ博士が、クルーゼもレイも作ったのでしょうか。
レイの年齢が不明確なのですが、クルーゼより若いのは確かかと。
なぜ遅れて二人目のクローンを作製したのか、クルーゼに問題があったのか。
テロメアの件は博士も分かっているはずですから、予備として?
この辺の謎は最終回で明らかにされるのでしょうか。
それとも後藤リウの小説まかせでしょうか・・・・・・まさかバックレ?
 
レイと類似する生い立ちのキャラクターが登場します。
彼らはそれぞれに答えを得て、道を見つけました。
どうなる、どうする、レイ・ザ・バレル!?
 
「父も母もない、俺は俺を作った奴の夢など知らない。
 他人(ひと)より早く老化し、もうそう遠くなく死に至るこの身が、
 科学の進歩の素晴らしい結果だとも思えない。
 もう一人の俺はこの定めを呪い、全てを壊そうと戦って死んだ。
 だが誰が悪い? 誰が悪かったんだ?」
 
───誰が悪いわけでもない、それが今のヒトですから。
 
誰が悪いわけでもない、運命がそう告げるのだから。
生まれた時から運命づけられた寿命。
ただ金の為にだけ作られた命。
ヒトの業からいつか生まれる必然の存在、自分が偶然それだっただけ。
 
───だが誰が悪い?誰が悪かったんだ?
 
「誰が悪いわけでもない」と、理解はできても……納得できないことはある。
ならばその怒りは、悔しさは、誰にぶつければいいのか。
 
遺伝子によって相手を決められるプラントの婚姻統制もそう。
願いが叶わぬと知った時、それが定めだと知った時、ヒトはどうすればいい?
無限に広がる未来の可能性も、掴み取った一つの結果しかありえないのなら……
 
───誰が決めたというのだ。何を? ならば私が変える!全てを!
     戻れぬというのなら始めから正しい道を(デス種@29話)
 
結果は変えられないのだから、未来を変えよう。望む世界へ。
 
「俺達は誰もが皆、この世界の結果の子だ。
 だから全てを終わらせて、変える。
 俺達のような子供が二度と産まれないよう。
 
 ・・・だからその未来はお前が守れ」
 
うわー、トドメさされちゃった。
このままシンちゃんが流され受けでぱやぱや(種死
 
死んだ人間は戻らない(例外:フラガ、西川キャラ)
家族も、ステラも、仲間も、親友も。
覆らない結果はここで終わらせる。終わりにしてみせる。
自分達と同じ境遇の子供などいない世界を作る。
親友から託された世界を、未来を、守りたい。
 
───君に出来ること。君が望むこと。
    それは君自身が一番よく知っているはずだ(デス種@10話)
 
そのために、いま自分がやらねばならない事は…
 
「・・・はい。俺もレイと同じ想いです」
 
そして二人は、最後の戦いへ出撃します。
 
時間的にステーション1が破壊された少し後。
オーブ軍中心の艦隊はレクイエムを射程に捉えます。
しかしローエングリンは防御帯に弾かれてしまいました。
それならば先日ミネルバが行った作戦と同様に、MS部隊による直接破壊が確実でしょう。
 
しかしダイダロス基地の側には、機動要塞メサイアが待ちかまえていました。
発射される議長の切り札「ネオ・ジェネシス」。
穏健派が強い議会だったはずなのに、いつの間に建造したんだろう…。
積極的自衛権の拡大解釈とか、万一の備えのためかな?(ヒント:BANK
 
あ、でも大量破壊兵器の二段構えにしておけば、
議長の方針においては今後の戦争抑止力として使えなくもない……かも?
 
───目標、射程内に入ります!
 
「撃て(0.05秒)」
 
「機関最大、回避ーッ!!」
 
ああー議長ってばタメ無しで発射させたよ、残り時間少ないから。
地球に撃ってナチュラル絶滅って使用目的じゃないから部下も制止しないし、
きっと全員が、常に正しく聞こえる議長のマジック話術に丸め込まれてるのさー。
 
「さぁ、今度こそ消えていただこう。ラクス・クライン」
ラクスにちょっかいを出さなければ、
議長のプランはもっとスムーズに行われていたはずなのに、
とにかくラクスが大嫌いみたい。ひんぬーだからかな(種死
 
オーブ軍の戦艦は巻き込まれたっぽい。
きっと無印種の時みたいに中の人は酷い死に方…。
月面も余波でえぐれてました。
 
チャージ時間が長いというレクイエムの弱点を
ミラー交換で比較的短時間の連射が可能なネオ・ジェネシスで補い、
さらに最強MSで守らせるという三段構え。
 
「レイ・ザ・バレル、レジェンド発進する!」
「シン・アスカ、デスティニー行きます!」
 
もちろん発進シーンで時間を稼ぐのを忘れないよ。
 
「アスラン!」
「ああ、行くぞキラキュン!」
 
今回は早々にミーティアを分離して、MS戦へ。
となると、無印で機動性を殺してまでミーティアつけたまま
プロヴィデンスと戦ってた理由ってなんだろう?
ジェネシス攻略にまだ必要だったからかな。
いやでも、アスランは分離して行ったような・・・演出のため?
 
「キラ・ヤマト、お前の存在だけは…」
 
「許さない」(おっさん声
 
えーと、レイが老けた。
 
 
 
なーんか各地で監督の調子に乗ったインタビューとか、
関係者の怨念とか見かけますよねぇ…。
本編もいろいろとアレなんですが、
福田監督は確かDESTINYに関しては大団円にするって戯れ言を吐いてたような。
 
 
最終回レビューを前に、心が折れそうです。

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