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機動戦士ガンダムSEED 第26話「モーメント」
 
というわけで、クール終了時恒例の総集編です。
ナレーションが第1期OP「INVOKEインヴォーク」のTM西川貴教でした。
おーわりっ。
 
 
ダメか………。
新展開も何もない、完璧な総集編でしたからどうにも。
まぁ総集編で話が整理されて、今後のキーになるポイントが
クローズアップされているはずですから簡単におさらいしましょうか。
 
まずは戦争の背景について解説が入ります。
核攻撃やら、報復(ニュートロンジャマー)によるエネルギー危機とか。
 
ガンダム機動!
コードネームGは「ジェネシス」と「ジェノサイド」の意味だとか。
この場合は、
genesis:発生・起源
genocide:(人種・国民の計画的)皆殺し
が適切な訳なのでしょうか?
人種問題が背景にあるだけに、なんとも物騒な名前です。
 
キラの才能。コーディネイターの能力の高さ。
ガンダムが抱える、OSの脆弱性の問題
そのOSのあまりのショボさに怒ったキラは、
OSを書き換える傍らで、巨大掲示板に誹謗中傷スレッドを立てたのでした。
「クソッ!こんなOSで動くわけないだろう!」
 
 
OS板:こんなMOSはいやだ!
 
1 :キラ・ヤマト:CE70 11:46
基本OSが旧世紀のM社製。
 
2 :Be名無しさん:CE70 12:10
>1 クソスレ立てんな!
 
  終       了
 
うおおおおおおお!!
 
キラ×アスランの再会。
ガンダムSEEDの主人公同士が戦争という運命に巻き込まれていくシーン。
これは重要な人間関係ですよね、うんうん(←今、やっつけ仕事で書いている私)。
二人は月の幼年学校で友情を培った仲で、戦争が始まる前に離ればなれになったのでした。
幼年学校がコーディネイター専用校だったのかは不明。
 
そして二人の間で揺れ動く女性、ラクス・クライン。
落ち込むキラの心を癒し、アスランの婚約者であるザフトの歌姫。
「二人が戦わないですむようになれば良いですわね」
少女の願いは残り2クールで叶うのか…。
 
「新機動戦記ガンダムW」より
久々のガンダムW講座〜、イエー!!
婚約者で思い出しましたが、五飛って既婚者なんですよね。
ちがいますって、嘘じゃないですよー(サンライズ公式)。
なんと五飛にはがいたのですよ、奥さん!
W5人衆の中では最も武闘派に分類される五飛ですが、
もともとは戦いなどに興味のないインテリ眼鏡坊やでした。
ギムナジウムで幼年期を過ごした五飛(14)が張家に戻ってみれば
待っていたのは竜老師の孫娘「妹蘭(めいらん)」という少女との婚礼。
妹蘭は五飛と同年代で「私が正義だ!!」
一族最強の看板を背負い、自ら「ナタク」を名乗っていました。
しかし夫たる五飛に全く相手にされないで憤慨し、彼に戦いを挑みますが、
インテリで眼鏡をかけていようと五飛は五飛。
一蹴。
彼の前に妹蘭は手も足も出ないのでした。
五飛も「一族最強を名乗るには、相応しくない」などと追い打ちをかけます。
優しくしてやれよ・・・お子ちゃまなんだからっ。
 
五飛の学問・武術の師匠は老師Oだったわけですが、
開発中のガンダムの名を決めかねていました。
この時、五飛は一族最強のナタクがあの娘では心許ないと、
ガンダムに「神龍(シェンロン)」と名付けたのですが、
本編では一度もその名前は登場しなかったような。
 
さて密かにガンダムを製造していると、
どこからか嗅ぎ付けた地球連邦が調査隊を派遣してきたのです。
コロニーに接近するMS(指揮はサリィ・ポゥ)。
このままではコロニーが危ないと、妹蘭はプロトタイプリーオー(トールギス)で出撃。
しかしライトニングカウントの二つ名を持つゼクスでさえ失神させ
オットーは死亡したいわく付きのMSの同型機。
大人でさえ翻弄される凶暴な加速と性能に妹蘭は苦しみます。
「妻の危機を放っておく夫がいるものか!」
五飛は武器もなしに、ガンダムを駆ってMS部隊を撃破。
(撤退したサリィがこのコロニーには何もなかったと報告したため、
 以後、このコロニーに対する追求は無かった)
 
負傷した妹蘭は、五飛に二人の思い出の草原に抱かれていきます。
五飛は彼女を「妻」と認めたのでした。
草原に腰を下ろす二人。
五飛の肩により掛かり、微笑む妹蘭。
五飛「おい、あまりなれなれしくするな」
妻を認めたと言っても、夫婦という関係にまだ戸惑い気味の五飛。
しかし、妹蘭の瞳が二度と開かれることはなかったのでした(うわーん
 
そうして五飛は「俺は正義に生きる!」ことになったのでした。
ガンダムをナタクと呼ぶようになったのもこの時から。
これらを踏まえてTVシリーズを見直すと新たな発見がありますよ。
本編で「ナタク、オレを叱ってくれ…」とか
「教えてくれ、ナタク!!」
「ナタクをなめるなぁ!!!」などとナタクを連呼していた五飛。
実は正義に迷うたび、亡き妻に問いかけていた純情さんなのです。
「女子供が戦うな!!」
「弱い奴がうろうろするな!!」等の問題発言も
悲しみを繰り返させないための、彼の想いなのでした(やや空回りですが。
五飛、イイやつじゃん!
 
公式ページにはそんなこと、どこにも書いてないけどな!!
 
 
そしてもう一人の少女カガリ・ユラ・アスハ。
キラ・アスラン両名共に男と思っていたフシがあります。
今後アスラン×カガリに焦点があたることは想像に難くないです。
 
「何と戦わねばならないのか……戦争は難しいですわね」
ラクスのこの言葉は今後の戦局が荒れることを意味しています。
初代機動戦士の主人公アムロとシャア。
彼らは巻き込まれていった運命に逆らいながらも、
地球とコロニーのしがらみや、ニュータイプ、ララァなど様々な背景が絡み、
結局は軍の道を進むことになってしまったのですが、
さて、キラとアスランはどうなっていくのでしょうか。
 
なし崩しにガンダムのパイロットになり、
エルちゃんや友人達、フレイの想いを抱え込んでしまったキラ。
ユニウスセブン崩壊での母の死により、戦うことを選択したアスラン。
これから二人が本当に戦うべき相手は見つかるのでしょうか。
 
この辺りから西川挿入歌+2部のダイジェストになって、
キラのトラウマ(エルちゃん)や、コーディ差別などが取り上げられます。
 
「キラ、いつの間にクソスレを立てたんだよ…?」
 
「言ったはずだぞ!
 戦争には明確な終わりのルールなど無いと!」
 戦うしかなかろう。
 互いに敵である限り、どちらかが滅びるまでな!!」
どうやらこれも、スタッフが重点を置きたいポイントのようですね。
 
 
今回は「モーメント」というタイトルでしたが、
これはVivian or Kazumaの歌う主題歌そのままですね。
わりと好きでした。が、今回で終了。
ミゲル=西川も、アイシャ=ビビアンも立派に(?)つとめを果たしました。
いやー、安泰安泰。
次回からは謎の美少女(←という宣伝文句)玉置成実の主題歌になります。
彼女も声優参加するのでしょうか?
 
・・・Kazumaは?
ビビアンはあの演技で出演したのに、Kazumaはどこに?
見落としてたのかなぁ・・・。
「Vivian or Kazuma」って、どちらか片方しか出演できないって事?
うーむ、不条理な。
 
「スクライド」より
そう思うだろ、アンタも!?(カズマ違い
 
 
今回は五飛の話が出来ただけで満足だよ…。
 

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