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機動戦士ガンダムSEED 第19話「宿敵の牙」
 
カガリに対して「気持ちだけじゃ何も守れやしない」と言ったキラは
毎日ガンダムのコクピットで寝泊まりを実践しているのでした。
そんなキラの身の回りの世話をするのは
サイ(16歳負け犬)の元彼女であるフレイ(15歳経験済み)。
その事実は艦長やムウさんにも知れ渡ることとなりました。
 
ラミ「嘘・・・あの娘はサイ君の彼女でしょう?」
ムウ「だったんだけど…まずいよな、ボウズのあの状態は」
ラミ「はぁぁ…そんなぁ〜。私のキラきゅんが・・・」
落胆する艦長も萌えポイント高いですよー。
 
ラミ「それにしても迂闊だったわ、あのフレイという娘。
   まったくのノーマークだった…。
   正規の訓練(?)も何も受けていない子供だと侮って私は…」
ムウ「君だけのせいじゃないさ。俺だってそうだ。
   ボウズを堕とそうと思っていたのに・・・小娘に先を越されちまった
 
ラミ「こういう場合、どうしたらキラ君を攻略できるのかしら…。
   あなた先輩なんだから、なにかいい方法を知ってるんじゃないの?」
ムウ「ん、そうだな。こういう場合はまず骨抜きにしてやってだな(視線が下に)」
 
ラミ「・・・あまり参考になりそうにないわね」
ムウ「あぁん、若いってのはイイねぇ〜」
というわけでキラ攻略に向けて共同戦線を展開するかに思えた2人も
結局は個別行動に移るのでした。
大人の女性として包容力のあることを示そうとする艦長は
街へ買い出しに行くカガリ様の護衛をさせることで気分転換させようと計画。
ついでにお目付役としてバジルール中尉も派遣するのでした。
 
バジ「ヤマト少ぃ・・・ぁ・・・しょ、少年!頼んだぞ」
照れる中尉も可愛い!先週から萌えポイント高いよねっ!!
さて、なぜここでナタルおねーさんは照れているのでしょうか?
 
仮説1:久しぶりに私服のキラにDO・KI・DO・KI。
仮説2:キラの名前を呼ぶことにDO・KI・DO・KI。
仮説3:艦長からフレイと…ごにょごにょ…という事情を聞いているから。
「私の知らないうちに大人になっちゃってもぅっ、このっ!
あぁ…ということはもうあーんな事やこーんな事を
……ハァハァ(妄想)」
 
鉄板で3だな(きっぱり)。
 
そしてキラ&カガリは市場で買い出し。中尉達とは別行動になります。
一件平和そうなこのバラディーヤという市場はザフト軍の基地がある街で、
アンドリュー・バルトフェルドが支配しています。
どうしてここに来なければならなかったかというと、
アークエンジェルの物資補給のためなのですね。
中尉はキラがカガリにも手を出さないかと気が気ではないのですが、
そこは凛々しく決めてくれます、すてきー。
 
サイーブ達が交渉している相手はこの街の有力者ジャイリー。
水場を押さえたことで財産を築いたというような描写がありますが、
それを巡ってサイーブ達「明けの砂漠」とは過去に争ったのでしょうか。
ジャイリーはザフト軍に取り入ったのかもしれません。
しかし砂漠の男達にしてみれば、気に入らない相手でも今は必要。
タッシルの復興に加えてアークエンジェルの補給もしなくてはなりません。
 
その頃、買い物を一通り終えたキラ達はカフェでお食事タイム。
ドネル・ケバブには絶対チリソースだ!と、カガリはキラに食べ方指南。
ところがそこにやってきた派手な男。
派手男「おいおい、彼まで邪道に落とす気か?
    ケバブにはこのヨーグルトソースが常識だろうが」
彼が主張するには、これは非常に重要な問題だそうで。
 
派手男「ヨーグルトソースをかけないなんてこの料理に対する冒涜だよ」
カガリ「余計なお世話だ。他人にとやかく言われる筋合いはない!」
 
二人が競ってキラの皿にソースをかけたお陰で、ケバブはソースまみれ。
キラ「いや…まぁ…ミックスもなかなか…」
というコメントが涙を誘います。
 
さてこのケバブとはどういう料理なのでしょうか。
ドネル(ドナル)は回転する、ケバブは炭火焼きの肉のこと。
牛や羊の肉が主に使われ、回転炭火焼きにされた肉の塊から
ナイフで切り分けて食べるのが本来の様式だそうです。
「ジョジョの奇妙な冒険第3部」でもお馴染み。
そのソースについてですが、ヨーグルトソースは決して間違っているわけではありません。
ヨーグルトの酸が固い肉を柔らかくし、おいしくいただけます。
むしろ主流はヨーグルトだと思うのですよ。
私はヨーグルトソースを選んでいますけど、味覚ダメ?
 
それぞれの検索結果はこちら
 
この派手男さんの主張は正しいと思うのです。
キラがあまり美味しそうな顔をしないのは単にソースのかけすぎ。
 
そんな彼らを狙う怪しげな人影。
彼らはナチュラル人類原理主義者集団ブルーコスモス。
コーディネイター排斥運動の中で最も過激な集団です。
とっさにテーブルを盾に身を隠す3人。
更に背でカガリを庇うキラ君は、ヒーローしてるっ。
 
しかしとっさのことで、ケバブの皿を頭から被ってしまったカガリたん。
可愛い顔がチリソースで真っ赤です。
服にもヨーグルトソースがべったりと。
食が進まなかったキラの残していたケバブだと思われます。
だからヨーグルトソースにしておけと言ったのに・・・そうすれば顔に白い液体が・・・。
 
派手男を守るように現れたSP達の応戦により、ブルーコスモスは鎮圧。
背後から近づいていた男もキラの活躍により撃退されました。
その男に容赦なく銃でトドメを刺す冷酷な派手男。
ぢゃっぢゃ〜〜んっ(わざとらしく)。
その正体はなんと街にお忍びで来ていた、
‘砂漠の虎’ことアンドリュー・バルトフェルドだったのです。
 
一方バジルール中尉達は武器弾薬をジャイリーから購入。
その品物が純正品であったことから、
ジャイリーは地球軍にもザフト軍にも兵器を売る死の商人なのは間違いないわけで。
とんでもない額をふっかけてくるジャイリーに対して、
アースダラーで軽く支払うキサカさん(カガリの護衛の人)。
アースダラーはこの時代にかなり価値の高い貨幣であるようですが、
いったいどこからそんな資金が出ているのでしょうね。
 
弾薬の中にはモルゲンレーテ社製のものも含まれていました。
モルゲンレーテと言えば1話でキラが出入りしていた企業ですが、
どうやら軍事産業で大手のようですね。
 
ザフト軍の車に乗せられて、虎の屋敷に連れてこられたキラ達。
レセップスとモビルスーツに囲まれた豪邸でどうしていいのやら。
面倒なことにならないうちに引き上げようとしましたが、虎は引き留めます。
カガリをソースでどろどろにしてしまったお詫びに、ということで。
しかしこの時既に虎には正体がばれていたようです。
コーディネイターは洞察力も鋭いのでしょうか?
(その割にはフレイに嫌われてることに気づかないキラ)
 
屋敷で待っていたのはバルトフェルドの愛人アイシャ。
CVは第2期OPを歌うビビアン・スーです。
この地方の人間だと解釈すれば、独特のイントネーションも悪くない気がします。
早速カガリを風呂に連れて行きました、百合んゆりんっ。
 
 
キラは虎とお茶会。
さっそく虎お手製ブレンドのコーヒーを勧められました。
虎「はっはっは。まだコーヒーの味はわからんか」
キラ君、本日2回目の不味いものターイム。
 
二人の話題は謎の化石(エヴィデンス01)へと向かいます。
それはクジラ石と呼ばれる外宇宙からきた地球外生命の証拠。
虎はなぜこれが「クジラ石」と呼ばれるのかに疑問を持っています。
「こりゃあ、どう見たって羽だろう」
いったいこの羽のようなものは何なのでしょうか…?
ガンダムと関係があるのかな?
虎「こんなもの見つけてしまったから、厄介なことになった。
  人はもっと先へ行けるという可能性が出てきた。
  この戦争の根っこさ…」
 
とりあえず14話の外宇宙生命体という予想的中。
 
カッガリたんのーおっ風っ呂!
カッガリたんのーおっ風っ呂!
ぶくぶくぶくぶく・・・
 
水の屈折の表現が過剰で、身体がゴツく見える…。
肩幅、大きすぎるよー(実は男の子だとか?)
カガリ様は非力ではないことは前回実証されたので、
ある程度は筋肉質としても・・・・・・えーん。
 
アイシャの手ですっかりおめかしされてしまったカガリたん。
「女…の子…」
というキラの呟きに怒ってドタバタ。
ラブコメ路線に切り替えた方が視聴率取れるんじゃないかと思った。
 
「何ですって!キラ君とカガリさんが
 (お城のような建物に二人で入ったきり)帰ってこない!?」
時間になっても戻ってこない二人。
なんでもラブホに入ったらしいという情報があるだけに、
艦長は気が気じゃありません。
「きっと今頃カガリさんとあんな事やこんな事、あまつさえそんな事まで!?」
 
そんな事。
それは正体がばれてしまうって事。
虎「君の戦闘を2回見た。砂漠の接地圧、ビームの熱対流。
  そして見慣れぬさっきの君の立ち回り。君はあのモビルスーツのパイロットだな」
カガリ「くっ…」
虎「いい目だ・・・。
  おおっと、ここから逃げようったってそうはいかない。
  いくら君がバーサーカーでもねぇ。
  ここにいるのは全て君と同じコーディネイターなんだからな」
カガリ「お前っ…!」
 
(ラブホから気まずそうに出ていく二人)
戦争はいつ、どこで終わるのか。
敵を全て滅ぼして終わるのか。
戦争の意味を、戦う意味をキラに問いかけるバルトフェルド。
さんざんお説教された後、
今日は命を助けられたということで、あっさり解放してもらえました。
虎はあいかわらず気まぐれ。
その気まぐれっぷりと気っぷのよさに敬意を表し、
今日から「砂漠の寅さん」と呼ばせていただきます。フーテンっぽいし。
 
アークエンジェルでは何かを決意したサイがガンダムに無断搭乗。
キラに代わって、ストライクを発進させようとしています。
しかしパイロットの訓練を受けたこともないサイには
まっすぐ歩かせることすら困難を極め、最後には倒れてしまいました(どしーん)。
ナチュラルである彼にガンダムの操縦は荷が重かったのです。
 
「う゛う゛う゛う゛う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああぁ!!」
何もかもがキラに劣る自分はフレイを支えることが出来ない…。
自分にはどうしようもないという事実に打ちひしがれるサイ。
 
そして涙するフレイ。
その涙って、それってそういうことなんですよね?
まだサイにも望みはあるんですよね?
監督、サイに早く救済措置を・・・。
 

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