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『───その時、イヤな予感がした。
 オレの一撃が世界の運命を左右する事は、後の歴史が証明することだろう』
       〜イザーク・ジュール著「オレが隊長だ」より抜粋〜
 
 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第6話「世界の終わる時」
 
「えっ」
ユニウスセブン上では破壊用ドリル[メテオブレイカー]で作業を進めるジュール隊と、
それを阻むサトー隊のジン部隊が戦闘を始めていました。
戦闘のため警戒体勢へ移行しつつあるブリッジへ入ってくるカガリ姫。
カガ「アスランは?」
議長おやぁご存じなかったのですか?」
カガ「え」
 
議長「今は、あそこです(これが言いたくて堪らなかったというかの様に)
 
ムッ・・・(ばしゅーん!
サトー「こんなヒヨッコどもにぃ!」
武器をほとんど用意していないジュール隊は、
次々と日本刀でブッた切られていきます、なんだこれ。
 
突然の戦闘に対処するため、
ゲイツ用ライフルを射出しながら、イザーク隊長も蒼いザクで出撃。
イザちゃまは白服より現場が似合うねっ。
 
ディ「どういう奴らだよ一体!ジンでこうまでッ!」
作業部隊を守っているため、押されているディアッカ。
種世界の「ザク」は高級機であるようですが、
カスタムされたジンハイマニューバ2型(+日本刀)に苦戦。
あ、ゲイツは昔からザコです。
 
イザ「破砕作業を続けろ!」
ビシィと命令を出し、部下を守る隊長カッコイイ。
適当な指示で部隊が回ってるのはディアッカが影で頑張ってるから?
長距離砲が似合うなぁ。
 
アウル「お前らのセイかよ、コイツが動きだしたのはぁっ!」
そこへやって来ましたチームネコミミ(の部下)。
イザ・ディアコンビが、
「あれは・・・カオス!ガイア!アビス!」
「アーモリーワンで強奪された機体か!」
と説明してくれます。毎度毎度コントですな。
彼ら(ボギーワン)にとっては作業部隊も落下犯人も全部ザフトに見えるので、
もちろん無差別に攻撃してきます。なんて邪魔な。
 
こちらは[ジュール隊を支援し隊]の皆さん。
ボギーワンと愉快な仲間達発見の通信に、気合いが入ります。
 
ルナ「あの三機、今日こそ!」
アス「目的は戦闘じゃないぞっ」
ルナ「わかってます。けど撃ってくるんだもの、
   あれを殺らなきゃ作業も出来ないでしょ」
 
レイ・シンは怒ってるルナマリアさんが怖いので控えめ。
見たところ彼ら4機しか出撃していないようだけれど、
当初、作業を手伝う予定だったから、ミネルバ搭載機をかなり出してくるはずなのに。
4話でルナマリ達以外は、全滅したのでしょうか…?
 
もちろんアーサーの意見はシカトね
こちらミネルバでは、ボギーワンにどう対処するか相談が。
タリア艦長は、議長の判断を仰ぎます。
結局、ボギーワンに対して国際救難チャンネルで呼びかけることに。
 
[解説]
ナチュラルとコーディネイターの対立構造は、
大きく見て地球サイドと宇宙プラントサイドに換言できる。
現在ユニウスセブンの落下及び落下阻止に関与しているのは第三勢力。
 
・謎の落下犯人グループ(ザフト機を使う謎の部隊)
・ジュール隊ら+ミネルバ(明確なザフト軍)
・ボギーワン(地球軍or海賊等いまだ不明)
 
ボギーワンは以前、地球軍の機体を使っていましたが(アーモリーワンG強奪事件)
恐らく現時点ではそれは非公式情報のままであり(イザークらには通達アリ)、
またこの戦闘にはザフトから強奪した3機のガンダムしか出ていないので、
外から見れば『ザフトがユニウスセブンを落下させている状況』である。
 
ここで落下を引き起こしている犯人が地球側であると判明すれば、
ザフトが無理な戦闘をしてまで落下阻止する意味は少ない。
しかしそれでも戦後の緊張緩和を進めているこの国際情勢下で
プラント落下によって地球へ被害が出ることは楽観していられないため、
出方の判らないボギーワンに、破砕作業の邪魔をしないよう説得を試みている。
 
ちなみに使用された国際救難チャンネルというのは、
故フレイ・アルスター嬢も使っていました(@種46話)。
 
アカいの!
しかしステラさんは待ってくれません。
「キラに対するイザーク」「フラガに対するディアッカ」の様に、
「ルナマリアvsステラ」の対決はこれからの見物になりそうです。
 
ワンワンゾイドに追いつめられるザクマリア。
ステ「これで終わりね、赤いのッ!」
ルナ「なにおっ」
ザクマリアさんくるっと後ろ回りでしゅばーっと蹴ってばしゅーんと投げて(適当
でも右足をやられるザクマリアさん。
 
その頃、地球ではプラント落下の情報が広がりはじめ、軍でも動揺が。
各国で会見が開かれ、危機が迫っているのを多くの人々が知る事となりました。
大きく出ていたのは大西洋連邦大統領(EDクレジットより)。
後ろにかかっているシンボルの下には
 
THE WH(読めないけど多分ITE) HOUSE
 
とあるので、米・英・加によって作られた(という設定の)大西洋連邦で
未だ中心的な力を持っているのがホワイトハウスと推測されます。
(アチラの、隕石を題材にしたダメ映画をパロってるのかと思っちゃった)
 
こちらはどこかの島国の民家。
家の主は、種の胡散臭い人TOP3にランクインしているマルキオ導師。
傍らにいるのは、ヤマト婦人でしょうか。
そしてベランダにいる女の子と、椅子に座る誰だかワカラナイひと。
 
非常に細かい話ですがこの小屋、
遠景時とアップ時で手すりの柱本数が変わります。
 
宇宙空間を飛翔する鳥メカがいたが、無視する。
 
 
ネコネコモード!
ケーブルTVは全ch加入しているジブリール。
世界中の放送をどれだけあるんだーってモニタで見ながら、
膝の猫をなでりなでり。いつの時代の悪の総帥か。
 
この黒猫がにょろんと手を離れるのは、未来の暗示なのでしょうか?
 
グゥレイト!
メテオブレイカーがドリュドリュと潜っていき、ついに分割されるユニウスセブン。
しかしそのぐらいで軌道を変えるプラントではありません。
でもディアッカに「グゥレイト!やったぜ」と言われると、
やったぁ☆って思うから不思議。
 
ディアッカ、やったね!(働いてるのは作業部の人たち
 
やれやれ・・・
アス「だがマダマダだ!もっと細かく砕かないと」
やったね気分を即座に否定するアスラン・ザラ(民間)。
 
ディ「アスラン?」
イザ「貴様ァ、こんな所で何をやっている!」
アス「そんな事はどうでもいい。今は作業を急ぐんだ!」
イザ「わがっでいる!!」
 
遂にザフト軍伝説の3赤(バカ)がそろった!
ニコルも併せてズッコケ4人組とか言われてたのに、
まぁまぁこんなに大きくなってぇ…(親戚のおばちゃんのような口調で
 
フン…
なんだかんだで嬉しそうなイザーク隊長。
 
[ヘルメットに関して]
昔、メット強度について考えたことがあります。
やたら脆い、というのが結論でした。
今回はそのデザインと視界について。
 
マシンと人物それぞれの描写が物語には必要になりますが、
戦闘中にはメットが顔の露出を少なくしています。
キャラデザインの曖昧さで、何人かのキャラは瞬時に判別出来ません。
また髪の形・色が見えないと、判らない者も。
今回イザークは正面から見ると、いまいち誰かわかりません。
時々アイシャに見えたぐらいです。
ところが場面によっては斜めからの角度で、髪がばさぁと見えたりします。
シーン毎にメット構造が歪められているようです。
 
このデザイン、失敗ですよね?
 
アスラン「やめろぉ!(殴」
スティング「なんだコイツ・・・強いッ
 
ザクを駆り、ガンダムを圧倒するアスラン。
第2話の敗北は、やはり本調子ではなかったと言うことか。
さ〜あ、いよいよ3人の連携プレーが見られます。
 
アス「イザークッ」
イザ「うるさいっ今はオレが隊長だ!
   命令するなぁ、民!間!人!がぁぁああっ!!!」
 
見られ・・・あれ?
 
ジャキン!ズバ!ザクッ!
大活躍の3人組。カオス、アビスを簡単に倒していきます。
イザ「ガンダム強奪だったら、オレ達の方が先輩じゃーい!」
ザク、強ぇよ・・・。
 
ここで、ヒーロー達の功績を振り返って見ましょう。
 
アスラン・ザラ
/キラを倒した唯一の男。アカデミー主席卒。元赤のトップガン。
機械工学に秀で、ハロや宇宙を飛べる鳥メカを開発。
特殊技能:種覚醒
 
イザーク・ジュール
/OPスピットブレイクパナマ攻略戦で大きな戦果を上げる。
ヤキン・ドゥーエ防衛戦では最前線で核ミサイルを食い止めた。
地球連合のガンダム撃墜数ではキラ、アスランをも凌ぐ。
正部隊長昇進は最速。
 
ディアッカ・エルスマン
/元赤の裏切り者。カナーバ前議長の計らいで、ザフト軍に復帰。
エロ本所有。エロスマン。特殊技能:スーパーピンチ
 
(´∀`)ごめんディアッカ活躍してないや。でも、大好きだよ。
 
ほとんど背景と化したインパルスのシンが、
「あれがヤキン・ドゥーエを生き残ったパイロットの力かよ…」
と感心してたけど、レイに注意されてた。ガンバレ主人公。
 
ま、バンクなんだけどね
今回、気になっている人も多いと思われるこれらのシーン。
アスラン機、ルナマリア機、ディアッカ機が同じ動きをしています。
これは恐らく、搭載OSが関係しているのでしょう。
基本アクションは共通のプログラムをされているので、
パイロットが違っても、動きをトレースする結果になるのです。
 
だから、斧が何本投げられても気にしない(えー
 
ああそうさ、使い回しさ
ようやく通信を理解したのか、それとも危険高度に達したためか、
ネコミミ部隊は撤退を始めます。
 
ステラさん可愛いね(適当
 
アスラン達も引き上げなければ危険です。ジュール隊も戻ります。
しかし、少しでも内部から壊さないと!とアスランは一人メテブレへ。
前作のラストもそうだけど、本当に中から壊すの好きですね。
また自爆しちゃうかと思った。
 
シン「アナタみたいな人が、何でオーブになんか」
アスランの覚悟を感じ取ったのか、作業を手伝う主人公。
アーモリーワンの大穴は放置したくせに、ここで名誉挽回のつもりでしょうか。
 
あ、ザクに見とれて忘れてたけどサトーさん来た。
 
部下1「我が娘のこの墓標!落して焼かねば世界は変わらぬ!」
シン様「娘っ!?」
 
とか驚きながらも、ニコルの最期の如くジンをずばーと両断するシン様。
 
@種7話
もともとここは農業用プラントだったわけですが、
亡くなったのは、この娘さんでしょうか?
未だ死者が放置されているところもあるらしいので、
きちんと弔ってあげないと。
 
プラモっぽい切れ方
サトー「ここで無惨に散った、命の嘆き忘れて
   撃った者らと何故偽りの世界で笑うかッ、貴様らは!」
 
サトー隊長のお説教タイム。
ザフトは変わってしまった。
穏健派の現議長はナチュラルとの和平を歩もうとしているが、
核ミサイルを撃った奴らと和平など許せるはずがない。
パトリック・ザラの取った道こそが唯一正しいと何故気付かないのだ、と。
 
前大戦の原因である血のバレンタイン。
243,721人が一瞬で死に至った。
家族がいた、友人がいた、大切な人がいた。
それを忘れてしまった今のザフトは間違っていると。
 
シンの姿にかつての自分を重ねつつも納得していたアスランですが、
このザラ過激派の存在には衝撃を受けました。
回 想 シ ー ン は も う い い。
 
決死の自爆攻撃を受けながらも、シンと協力してサトーさんを振り切ります。
しかし重力の井戸に落ちていくザクとインパルス。
スペック上、ガンダムには大気圏突入能力があるはずですが、
ザクとか脇MSにはありません。これまでの歴史ではオーバーヒートで爆裂です。
どうなる、アスラン!どうする、シン!
 
一方、ミネルバはユニウスセブンと一緒に降下しながら、
艦主砲での破砕を行うと決断。降下シークエンスに入ります。
タリア「出来る力を持っているのに、
    やらずに見ているなんて後味悪いですわ…」
 
しかし為政者を危険にさらすわけにはいかない。
タリア艦長は、デュランダル議長とアスハ代表に脱出を指示しました。
 
脱出船へ移ろうとする議長でしたが、カガリはこれを拒否。
自分だけがここで逃げては、申し訳が立たないみたいな事を言ってます。
議長「代表がそうお望みでしたら、お止めはしませんが…」
タリア艦長、ちょっと困った様子。
 
本音は、アスランを置いていけないからだよね(ルナマリアとか居るし
 
あっさりと脱出
イザ「なにっ、ミネルバが!?」
最後まで作業を続ける事を周辺に伝達し、ミネルバ降下。
もちろん議長はヴォルテールへさっさと脱出。
 
 
 
 
────さて。
 
ここで種お馴染みのフラグが立ってしまいました。
 
 
1.大気圏突入
 
2.イザーク・ジュール
 
3.脱出船
 
 
 
 
 
 
 
 
ドガガガガガガ!!!
「逃げ出した
 腰抜け議長がぁあああ!!」
 
 
ズキューン・・・
 
 
デュランダル議長、死す。
 
 
アーサー「えぇっ!?
     艦長・・・これマズいですよねぇ?
 
ここで落としておけば良かったと、思う日がきっと来るよ。
 
 
再び地球。
シェルターに避難する子供達と、ピンクの女の子。
そして海岸に立ちつくす誰だかワカンナイ人。
 
降り注ぐ流星雨を見上げ、青年は何を思うのか。
 
───出来る力を持っているのに、
   やらずに見ているなんて後味悪いですわ…
 
 
 
 
 
「ギルちゃん・・・(違

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