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機動戦士ガンダムSEED総集編 第4回「地球の砂漠を遙々と」
 
 
 
さてエルちゃんがどうなったかというと・・・
 
 
 
 
こうなってました
 
注:キラです
 
怪しい男からの突然の告白に衝撃を受けるキラ。
キラの憧れの女性であったエルちゃんが、
まさか総集編でここまでの改変をされるとは予想できませんでした。
 
注:キラです
 
怒り狂うキラ
 
エルちゃんへの淡い想い出を容赦なく吹き飛ばされた総集編に対し、
福田監督へのやり場のない怒りを抱え、キラは屈辱を感じました。
叫びました。泣きました。嗚咽しました。
そんなキラをフレイは優しく慰めます。
 
注:フレイです
 
しかしエルちゃんがあんなことになってしまった事実は、
キラには受け入れがたいモノでした。
 
怒られたフレイ・アルスターさん(15)
 
しかし、放っておけば自殺しかねない勢いで落ち込むキラを見て、フレイは思います。
 
注:しつこいようですがフレイです
 
そしてフレイはキラの部屋に乗り込むのでした。
 
美幼女写真集「エル」\2980(税込)
 
するとそこでは、キラがHな本を見ているではありませんか。
「キラ・・・あなた、まだそんなものに未練が(ゴゴゴゴゴ)」
「ま、待ってよフレイ。話せばわかるよ」
「お仕置きが必要みたいね・・・(ギシッ)」
 

監視カメラを見つめるエルちゃ・・・エルさん
 
「……キラはフレイに淡い思いを抱いていた…
しかしラクスの登場によりフレイのコーディネイターへの偏見が発覚。
またフレイの父ジョージ・アルスターが死亡した際も、
フレイに吐きかけられた罵詈雑言にキラは深く傷付いている…
 
しかし地球降下後のキラは一転して性格が好戦的に変わり、
手に入れた個室で我が物顔の生活だ。
 
もっとも監視カメラが仕掛けられている以上、
キラもそうそう大胆な行動に出ることは出来ないはず…
 
彼に近づくフレイの企みに気づいているのかいないのか、
キラは彼女を部屋に連れ込み、日々を暮らしている。
 
キラには強くロリコンの疑いが掛かっている。
もしもキラが真性ロリコンだとして、それでも
カモフラージュのためにあのフレイを抱いているのだとしたら…」
 
 
 
───翌朝。
 
がばっ!
警報が鳴り響くアークエンジェル。飛び起きる艦長の乳が揺れます。
突然の敵襲に、総員第一級戦闘配備です。
しかし、
 
ハァハァ・・・
フレイをこました後、のんびりと夜明けのコーヒーをすするキラ君。
神の領域です。
 
 
元ネタを両方知っていないと、面白くもなんともない罠。
だんだん辛くなってきたので、もうやめます(ぬがーっ
 
 
とまぁ、こういう内容なんですよ「虚空の戦場」ってのはっ!
(正しい解説はいずれ、また)
 
追記:余所でもDEATHNOTEネタあったりする・・・orz
   世の中、同じようなこと考えてる人が多いのね。
   あ、元ネタはDEATHNOTE(大場つぐみ/小畑健 大先生)です、念のため。
 
 
 
カガリと再会し、フレイとの肉体関係が発覚し、サイを一方的にボコった回。
まとめるとそんなお話。
 

サイ「フレイに話があんだ。キラには関係ないよ」
フレ「関係なくないわよ!私、夕べはキラの部屋にいたんだから!」
 
こんな感じでした。
 
キラを取り巻く愛憎劇はもうお腹いっぱいなので、
復活したイザークについて取り上げようと思います。
 
ストライクガンダムとの闘いによる顔面の負傷。
それをモノともせずにアークエンジェルの地球降下作戦を阻止しにいった結果、
ディアッカと共に、地球に降下落っこちてました。
 
久々に登場したイザークが包帯を外してみれば、顔面を斜めに走る大きな傷。
以後この「傷」がイザークを表す最大の特徴となり、
各方面のアニメやコミックスのおかっぱキャラは次々と傷を書き加えられ、
コラージュによる、にわかイザーク祭が巻き起こったのでした。
 
スマッシュヒットしたのは、個人的にコレ
『すぃ〜とし〜ずん(DC)』のソーニャ=ソビンスカヤ(露)。
まんまイザークに見える(注:女性キャラです)
 
ちなみに同社からは『雪語り(DC)』なるゲームもリリースされており、
その中に益子哲也なる男キャラがいて、ちょっとディアッカに似てたり似てなかったり。
あ、豊口めぐみ姉さん(ミリアリア)も新倉明日香 役で参加してるよっ(関係ない)
 
ディアッカについては『君が望む永遠(DC)』平慎二が似ていると
取り上げられることが多かったかも。
しかしSEED放映終了も近づく2003年夏から秋頃にかけて情報公開が始まった
某メーカーの某超大作の某キャラがディアッカにクリソツって話になっていくわけですが…。
そこら辺の情報はまた今度(花弁の海は全年齢対象サイトですヨ?)
 
 
 
16話でバクゥ数機の撃墜に成功したレジスタンス『明けの砂漠』だったが、
砂漠の虎ことアンドリュー・バルトフェルドの怒りに触れたため、
拠点であるタッシムの街は焼き討ちされた回。
 
キラとの友情が壊れたサイのフェードアウトが本格的に始まった回でもあります。
結局、サイ・アーガイルというキャラクターへの救済は無かったんですね。
続編ではちゃっかりカムラン・ブルーム(逆シャア)あたりの役どころで登場するんでしょうか。
 
焼き出された街の子供達と戯れるナタるんも見所の一つ。
第2クールでは何かと萌え描写の多いナタルお姉さんなのでした。
ナタル=ショタコン疑惑とかありましたけど、
キラのロリコンっぷりの影に潜んでいたため、あまり目立ちませんでした(ぉ
 
 
街の事を放りだし、無謀にも報復に向かったアフメド君その他は虎の返り討ちにあい死亡。
キラvsバルトフェルド 初戦はキラの勝利に終わりました。
 
キラ 「死にたいんですか?」
カガリ「みんな大事なものを守るために戦ってるんだ。必死でな!」
 
ぺしこーーーん・・・
 
キラ「気持ちだけでいったい何が守れるって言うんだ!!」
カガリ「・・・・・・
 
「おっお前こそ、あのフレイとかいう女とヤリまくりじゃないか!」
「ど、どうしてそれを君が・・・(動揺」
「昨日の夜、お前らが……そんなことはどうでもいいだろう!
 まったくこそこそと、男らしくないぞ!」
「いや、それは、その。えーとね…」
「お前、絶対ゴム使ってねーだろ!
 気持ちイイだけで・・・気持ちイイだけで、 いったい何が守れるって言うんだ!
 ちゃんと避妊しろ、このバカッ!!(殴

ぼーぜん・・・
 
What can you protect only in a pleasure?
And, "Petalous sea" is a site for all generations.
 
 
 
殴り殴られああ無情。
しかし「一度とことんまでタイマンすると友情が芽生える」のが、ガンダム種。
すっかり仲良くなったキラとカガリは、
バルトフェルドの統治下にある危険な街へ気晴らしに出かけたのでした。
 
しかし、いくら待っても二人が帰ってくる様子がない。
 

「なんですって!キラ君とカガリさんが拉致されて帰ってこない!?」
「バラディーヤでブルーコスモス過激派による銃撃戦が起きたとの情報がありますが、
     今のところ、市内の状況は詳しくわかりません」
 
「レセップスより映像、入りました」
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
や〜ぁアークエンジェルの諸君。アンドリュー・バルトフェルドだ、よろしく。
アンディと呼んでくれてもいいぞ〜。
 
さて用件だが、君達には即時撤退を要求する。
もちろん降服してもらってもかまわんよ。
要求が聞き入れられない場合、
この可愛いお嬢さんの顔が、今度はチリソースじゃなくて、
白い液体まみれになっちゃうからね〜ぇ。要求を呑んだ方がいいよ〜ぅ。
 
じゃ、またね(Hu〜n
 
 
砂漠の虎より、愛を込めて
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
「・・・・・・」
「ふ、二人とも一緒に拘束されたようですね…」
「危険な場所に行って危険な目に遭いましたってのはギャグなのか?」
 

「どうやら拘束されたというのは事実ね。
     カガリさんも酷い目にあわされているようだわ」
「チリソースとは芸がないな。
     やっぱヨーグルトソースだと思わないか?
「ふざけている場合じゃないです少佐!どうするべきか───」
「艦長、なにを躊躇っているのです。ザフトは我々の敵です。
     特にアフリカ方面軍にはジブラルタルも含め、この地域の要を抑えられています。
     ここで叩いておく方が得策です。徹底抗戦を進言いたします!
「そうは言ってもキラ君とカガリさんが捕らわれているのよ。
     迂闊に動いては、彼らの安全が…」
「残念ですが仕方ありません。彼らの自己責任と判断するのが妥当でしょう」
 
───プシュ(ドアの開く音)
 

「待ってください!お願いします、キラを助けてください」(←サイって聖人だよなぁ)
「キラは俺達の大事な仲間なんだっ!見捨てるって言うのかよ」
「アークエンジェルを早く撤退させてください」
「お前達、会議中だぞ。勝手に入ってくるんじゃない!」
「あなた達。今の話、聞いていたの?」
「あいつらの帰りがあんまり遅いんで、
     バラディーヤ周辺を調べていたら、放送が入ってきたんですよ」(ご都合主義)
「あちらさん、世論を味方に付ける気があるのか?
「レジスタンスがいると言っても、バラディーヤはあくまでザフト勢力下…不利だわ」
「だがな、同胞の命を守るってのは世界共通の概念だ。
     やんなきゃならないんだよ。
     なんとかキラ達を開放させる手だてを考えなくては…」
「しかし『ヤマト少尉はコーディネイターだから、ザフトの敵ではない』と言ったところで、
     信用されはしないでしょう。また同伴しているカガリ・ユラについても素性が不明です。
     既に寝返ったか、或いはスパイだった……映像も演技である可能性を考慮し…
「バジルール中尉ッ!!」
「………客観的に申し上げたまでです。
     アラスカ本部にはMIA(戦闘中行方不明)とでも報告しておきしょう。艦長ご決断を!」
 
「クソッ、もうじっと待っていられません。ストライクで出ます!」
「待て、アーガイル二等兵!」
ずーん……orz
「う゛う゛う゛う゛う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああぁ!!」
 
「……ガンダムの制御ができなかったようです」
「当然だな、実際の戦闘訓練を受けたわけでもないアーガイル二等兵には、無理なことだ
「それを言うなら、現在のアークエンジェルの戦力で徹底抗戦も無理だな
「そ、それは…」
「俺一人じゃどうにもなんないし、救出作戦もこのクルーでは難しいだろう」
「そんなら俺もスカイグラスパー2号機でっ」
「ダメよ、出撃は許可できません。
     あなたがそれに乗るのはまだ先のことなのよ。
     迂闊に動くと、相手を刺激するだけでなく(あなたの)寿命も縮まるわ
「なんとか交渉のルートを見つけないといけませんね」
 
「それなら俺達に考えがある。バラディーヤにジャイリーという男がいる。
     補給のためにもこいつと接触する必要はあった。
     ジャイリーは表向きはただの富豪だが、実体は死の商人だ。
     おそらくザフト軍ともパイプがある」
「なんとしてもカガリと坊主を取り戻さんとな」
「・・・」
「しかしアークエンジェルには十分な資金はありません。
     交渉には必要不可欠だと思いますが…」
「金なら我々が何とかしよう(こういう時の外交機密費だ…)
「今はその言葉に甘えるしかないわ……お願いします」
「決まりだな」
「アークエンジェルからは交渉の場に、バジルール中尉を派遣します」
「私が…ですか。
     了解しました、艦長がそうおっしゃるのであれば」
「ブリッジは情報収集を継続。
     ほとんど期待できないと思うけれど、近隣諸国へも一応の支援要請を。
     その他のクルーは警戒態勢維持のまま引き続き待機」
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
「わかりました。では値段は交渉の手間賃として、この辺りでいかがでしょう?」
「(くっ、なんという額を要求するのだ…)」
20億アースダラーだな。条件をのもう。
    その代わり、早急に人質の解放を願いたい」
「わかっておりますとも〜。わたくしにお任せください」
「(明けの砂漠とはいったい…)」
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
「さて君はコーディネイターだが、我々の敵である以上、
     生かして返すわけにはいかない(チャキッ)
「くっ・・・」
「と言いたいところだが、どうやら状況が変わったようだ。君たちを解放しよう」
「なんだと…」
「君達がこの屋敷に入ってから、外ではいろいろあったのだよ。
     もちろん君達は知るはずもないだろうがね。
     世論もマスコミもころころと意見を変える。
     軽率な行動と批判していたかと思えば、
     勇気ある行動と讃える他国の発言に流されて、翌日にはまた報道内容が逆転する。
     不思議なことに、君達を拘束している我々への批判はほとんど聞かない。
     市民団体はここぞとばかりに政府批判のデモを行う。
     そんなことをしても、当面の問題が解決するわけでもないのにだ。
     もっとも、反政府運動ができるうちは平和だがな。
     知らぬ間にメディアを介した情報操作や思想弾圧をされている。
     こんな茶番劇は、いつ、どうやって終わるんだ?
     終わりを決めるのは誰だ?
     敵対勢力を全て滅ぼすまでやりあうのか・・・?
 
     君達がどういう意志を持ってここへ来ていようとも、我々は知らぬ事だ。
     特にゲリラ相手に戦ってるような地域じゃあ、皆殺しは当然。
     誰が敵かわからないのだから、そこへ余所者がやって来たら怪しむのは当然だろう。
     攻撃してくる疑いのあるヤツの中から、いちいち区別しなきゃならん義理もない。
     その意味で、君達は今ここで銃殺されても仕方ないというわけだ。
     が、幸いにも君達は武装していなかったし、借りもある。
 
     帰りたまえ。だが次は……ないぞ少年」
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
解放されちゃったキラたち
「帰るぞヤマトしょ・・・少年!」
 
 
19話は、こんな話だったかと思う(あらゆる方面からのツッコミはご勘弁の方向で)。
 
 
 
気を取り直して20話。
読み返すといきなりうちの看板娘たちが出てきて文句言ってるという変な構成。
穏やかな回だったので、のんびり書いてた気がします。
というか、このときメチャメチャ更新が溜まってたときだと思われ。
第2クールでレビューを挫折しそうになってたピークですにゃ。
内容もかなり投げてた感じなんだけど、
そういう時に限って好評だと、複雑な感情に満たされる。
 
20話は設定話が中心。
コーディネイターの身体問題(第3世代の出生率が極端に低い)が明らかになったり、
婚姻統制でアスランとラクスがくっつけられていることがハッキリしたり。
 
ニコルの両親が登場してましたね。
この父親が後にNジャマーキャンセラー開発に携わったりとか。
デキる男なのに、家ではちょっとぼんやりしたお父さん(やはり休日は寝て過ごすのだろうか?)。
コーディネイターになっても、人類変わらず。
 
あーでも、ニコルはこの父親の子供じゃないとかいう珍説を書いてたなぁ…
 
ニコル君の趣味はピアノ。
得意な曲は「巫女ミコナース」というのがこのサイトの定説。
当時、流行ってました「巫女ミコナースFlash」
 
ザラ議長とクルーゼの密談でオペレーション・スピットブレイクの名称が登場。
意味を適当に予想してましたが、
スピット(ぱらぱら降る:地球降下)して、ブレイク(基地破壊)する作戦でした。まんまやん。
 
第20話が放送された前日は2月14日だったのですが、
英エディンバラのロスリン研究所で、クローン羊ドリーの死亡が発表されてました。
進行性肺疾患のため医師の判断で安楽死させたとの事。
(羊の寿命は11〜12年だが、ドリーは6年7ヶ月で死亡)
研究チームのイアン・ウィルムット教授は
「ドリーの死は同じ小屋で飼育している羊たちもかかった
 ウイルス性疾患によるものでクローン技術とは無関係では」
とかコメントしてましたが、結局どうだったんでしょうね。
 
確かドリーは子供を産むことは出来たのだけれど、
生まれて3年目ぐらいの時すでに、
「老齢の羊に見られる特徴」が細胞に現れていたなんて報告があった記憶が。
 
 
はい、お姉さんマジ疲れてるので、もう勘弁してください。
また次回ね、さようなら〜。
 
 
[当時を振り返って]
 
2003年2月は世界がどんよりしてて、戦争への歩みを進めてる時期でした。
国連安保理の外相級協議で、米パウエル国務長官がイラクによる大量破壊兵器の開発継続や隠蔽工作に関し
数々の「証拠(だったのだろうか?)」を提示して、武力行使の決断が迫っていることを強調してたです。
仏独露3国は首脳会談(@パリ)を開いて国連査察の継続と強化を求める共同宣言を発表したんですけど、
結果は知っての通り、速攻で戦争まで行っちゃいましたね。
上でも出ましたけどまたまた2月14日。
国連安保理外相級協議で、ブリクス委員長の追加報告を受けてアメリカが武力行使を主張してます。
それにイギリスとスペインが同調して参戦がほぼ決定。
米・英・スペインは武力行使承認を得る内容の決議案を国連安保理に提出。
もちろん各国から反対されたんですが、ブッシュ大統領は国連安保理決議なしに軍事攻撃を開始すると断言。
 
その後どうなったかは皆さんご存じの通りです。

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