戻るTOPへ

 

機動戦士ガンダムSEED DESTINY総集編 第2回「割り切れよ。それでも…死ぬぞ」

 
 総集編の2回目、大姫ですこんにちは。
 今回は第2クールをさくっと振り返ってみるよ。
            前回は長すぎだよ、小姫です。

 その前に、前回書き忘れた部分を捕捉です。

            小説版「機動戦士ガンダムSEED DESTINY (4)示される世界/後藤リウ 著」
            の一番の見所を取り上げずして、なにを読むのか!
 巻末解説「シン・アスカ役 鈴村健一」だね。
            いいタイミングで入れたと思うよ。ちなみに既刊での解説者は以下の通り。
 
            SEED
            1.株式会社サンライズ制作部・第9スタジオ・設定製作 下村敬治
            2.毎日放送プロデューサー 竹田滋
            3.アスラン・ザラ役 石田彰
            4.ラクス・クライン役 田中理恵
            5.機動戦士ガンダムSEED監督 福田己津央
 
            DESTINY
            1.---(なし)
            2.毎日放送プロデューサー 竹田滋
            3.機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY著者 千葉智宏[スタジオオルフェ]
 
 鈴村健一は「解説」初挑戦とのこと。
            小説がお手元にあるなら読んでもらうと早いのですが、
            解説の大まかな流れはこんな感じです。
 
            イントロ
            ↓
            「両親」と「ガンダム」と「みのもんた」
            ↓
            様々な反響「シン・アスカが嫌いです」という手紙の件
            ↓
            鈴村個人の意見
            ↓
            ステラとの関係について
            ↓
            DESTINYという作品の受け取り方・まとめ
 
 不遇の主人公シンについてムラケン自身の考えが述べられているわけだけど、
            書き辛かったような雰囲気が行間に滲んでいるのは気のせい?
 多少の苦悩はオブラートに包んであるかもしれないわ。
            「解説」である以上、個人的な憤りを書き殴って良い場ではないわけだし、
            そこは推して知るべしなのです。やはり気になるのは、
            主人公シン否定意見について語られる部分でしょうか。
 
            (もらった手紙について)
            その中でも特に多かった内容が「シン・アスカが嫌いです」というものでした。
            あ、先に言っておきますが、僕は怒っているわけではありません。
            むしろ歓迎していました。(p453
 
 まとめ部分でも出てくるけど、
            作品の色々な解釈・意見があるものだ、と受け入れているのかな。
 
            そういう意味で「嫌い」という意見があるのは当たり前です。
            それを僕にぶつけてくださった人がいる。素晴らしい事です。(p453
 
 「シンが嫌い」という意見にはいささか偏りがあったようで、
            その点については鈴村健一も言いたかったみたいね。
 
            「ドラマ上の悪」デュランダルを「ドラマ上の正義」キラ達がやっつける
            という「視点」です。なのでその観点から言えば
            「キラと対立しアスランの言う事を聞かないシン」は
            「ドラマ上の悪」になるのだと思います。
            ただその構図だけでシンが嫌いな方が多かったのです。(p454
 
 当bbsでは、そういう否定意見は少なかったと思う。
            AAと対立して無くても、デス種全体にツッコミ所が多かったから。
            つまりお姉ちゃんのようなアスラン至上主義者が、ムラケンを凹ませた原因?
 別にシンは嫌いじゃないわよー。
            ツンツンと尖ってるからこそシン・アスカなのよ。
            デレ部分は同人誌で補完、それでよし。
            アスランの言う事にへこへこ従うシンなんてシンじゃない!!
 はぁ、そうですか。
 シンは頑張ったのよ。
            ただどう足掻いても超脚本が彼の人生を……うぅっ(泣
 
            何が言いたいかといいますと、ドラマのパーツとして
            記号的にシンが嫌いと言っていいのかなという事です。
            (中略)
            「作品」というのは客観的な「視点」で観る事ができます。
            対立する二つのどちらの考えも知る事ができるのです。
            そんな特殊な環境なのですから自分が好きなキャラクターに
            敵対している奴を理解してみる事もできる気がします。
            その上でさらに嫌いになってもらえれば
            そのキャラクターを演じた僕は表現者として幸せです。(p454
 
 これを額面通りに受け取ると、
            「キラが好き、だからシンが嫌い」って手紙が、余程多かったんだろうね。
            そしてこの文章を裏から読むと、こう訳せるのかも↓。
 
            何が言いたいかといいますと、
            ドラマの敵パーツとして記号的にシンが悪者にされたのは
            納得できないという事です。
            「作品」というのは客観的な「視点」で観る事ができて、
            はじめて対立する二つのどちらの考えも知る事ができるハズなのです。
            しかし超脚本のせいで、公平性を欠いたモノになってしまいました。
            そんな特殊な環境(≒超脚本)で進む話なのですから
            自分が好きなキャラクターに敵対している奴を
            理解してみる事はできない気がします。
 
            もし、シンの立場や事情、価値観を良く理解していただき、
            なおその上でさらに嫌いになるというのでしたら、
            そのキャラクターを演じた僕は表現者として幸せです。
            (注:意訳ですよー。こんなことは、書いてありません)
 
 それは裏読みしすぎ。
 そうとも言い切れないよ。デス種後半、シンは叫んでばかりだったもん。
            絶叫台詞ばかりに偏ると、役者としては辛いと思う。
            それに、お姉ちゃんも「物語をどう受け取るかは視聴者次第」って
            前回の総集編冒頭で言ってるじゃん。
 そ、それはそうだけど〜。
 
            皆さんはどんな風に受け取ったのでしょうか?
            僕は先ほど書いた様な考えでシンを演じましたが、
            皆さんが受けた印象とずれても構わないと思っています。
            表現というのは自由です。ならば受け取るのも自由なんだと思います。
            (中略)
            制作者側が、「いわゆるテーマはこうだからこう観なさい」というのは
            つまらないです。世界にはあらゆる解釈があると信じています。(p455
 
 ムラケンもこう言ってるし、世界のどこかには
            シンを全肯定する解釈もあると信じていいのさ。
 
 
 
 第2クールに突入の14話。
            無印種第4期OPの手抜きトレースだった第1期OP以来、
            久々に新画が増えたOPになりました。
            「PRIDE」を歌ったのは「HIGH and MIGHTY COLOR」。
 先日「HEY!HEY!HEY!」に出演していたのを見たよ。
            相変わらずガンダムをネタにいじられるみたいです。
 
            松本「ガンダムとかほんとに好きなん?」
            浜田「そんなん、好っきなわけないやん!!」
 
            ↑といったトーク(※内容うろ覚え)にメンバー苦笑いだった。
            近々、アメリカ進出するらしいです。
 OP画では今後のストーリー展開を暗示する…とみせかけて、
            全然関係ないような画も混入していました。
            レイ×ネオは、遺伝子の繋がりはともかく話はほとんど交差しないし、
            虎×マリュは、虎がせっかく積み立ててきたフラグが無意味になるし、
            イザ×ディアはちっとも登場しないし!
 この画も「ステラとの出会い」と「マユの携帯を手放す事」が
            関係してくるのかと思わせたけど、何もなかったよね。
            やっぱりマユニーの感触が忘れられなかったのかなぁ。
 マユニー言うな。
 14話レビューでは「ひぐらしのなく頃に(07th Storming Party)」ネタが登場したね。
 「ひぐらし」のアレが、種のアレに似ていたり、
            ドラマCDの主人公CVが保志総一朗だったり、
            シエr…知恵先生CVが折笠富美子だったからね。いわゆる声優ネタ。
            レビュー当時よりも有名になったから説明するまでもないと思うけど、
            元ネタはこの辺。体験版はこちら
 確かにキラが*******で、
            1500秒と言わず****************という部分では似てるかもしれない。
            ところでお姉ちゃんは犯人わかった?
 あのゲーム怖いから、まだ途中までしか…((;゚Д゚))ガクガクブルブル
 
 14話はカガリの結婚騒動。
            花嫁拉致事件で、カガリの政治的葛藤はちゃぶ台返しー。
 やっちゃったな感は漂ってた。
            「卒業」パロディなのに、物語は今後ハッピーエンドになるどころか、
            どんどん状況悪化していくんだよね。
            「婚約者キラー」というキラの属性も明確になりました。
 大局的にはマズくても、部分では面白いのよ。
            14話単発だと盛り上がるんだけどね〜。
            ユウナが変な顔したり、ユウナが変な顔したり、ユウナが変な顔したり。
 ユウナのみか、姉。
            意外にも、14話には肯定的なメールが多く届いています。
            カガリにも熟考する時間を与えて彼女なりの答えを出して欲しかった、と同情の声も。
 オーブに復帰するまでのカガリはAAを戦闘介入させるばかりで、
            何も出来なかったのよねぇ……悩んではいたけど。
 大丈夫。泣いてるだけで役に立つから。カガリの涙は、キラの発火剤。
            「カガリはいま泣いているんだ!」コンボの発動で激強になります。
            ある意味、単純な種割れより強いぜ!
 アスランにしか使えないコンボなんて要るかボケー!!
            まったく。別シナリオへ分岐する選択肢は無かったのかしら。
 アスランのザフト復隊は大きなフラグかもしれないけど、
            仮にオーブに居たって悩んでばかりで役立ちそうにないよね。
 うー。
 アスランの行動に関わらず、
            こうすれば良かったというメールが来ているので紹介するよ。題名は…
 
「カガリじゃなくてユウナ攫っときゃ良かったんじゃね?」
(1)結婚の阻止
そりゃ花婿居なきゃ出来んわな。
花婿姿のユウナを颯爽と掻っ攫うキラ様もそれはそれで見応えあるかも?(疑問形
ムラサメは警告無しに撃って来ちゃいそうですが。主に手を狙って。
 
(2)オーブの進軍
ぶっちゃけカガリだけ残しておけば進軍しなかったんじゃないかと。
ユウナ居ないし。もし行くことになっても、
素人が出しゃばってチャチャ入れないから安心安心。
何なら総司令がカガリになっても良かったかもね。
パイロットの経験も有るし心強いぜ。
そうすりゃキラ様が横槍刺すことも無かったんでしょーし、西川も……考え過ぎ?
 
(3)ユウナの処遇
ここで“話し合いは大切”ですよ
ラクス様お得意の精神に訴えかける熱い説得→ユウナ感激改心→オーブ安泰
帰ってきたら某聖戦士みたいに別人に疑われそーですが。
ラクス様のオーブへの政治介入の足がかりになりますしね。
ジブリールに関する一連の騒動も、元はと言えばこの男を野放しにしたからですし。
場合によっちゃあトダカさんも助かったかもなー(遠い目
 
 花ムコの方を拉致しちゃうのかー・・・。
            ユウナがいようといまいとセイラン父が軍を動かしそうですけど、
            (3)で早々にラクスがオーブへ政治介入してしまえば
            連合(ロゴス)からの圧力にオーブは屈しなかったかも?
 といっても13話のラクス暗殺(未遂)事件直後では、
            キラ達もまだプラント(議長)への疑惑を持ち始めたばかりなので実現は難しいよね。
            実際、AAはずっと迷っていたから海底に隠れ続けてたわけで。
 でもオーブに残ったカガリは望まぬ結婚を回避できたことで、
            再び政治的問題を考える時間が出来たかもしれないわよ。
            彼女がいれば、AAも平和的にオーブに帰還できたかも。
 結婚を承諾した時点で心が折れてるから、無理じゃないかなぁ。
            最悪、セイラン父の毒牙にかかって・・・かわいそー。
 やっぱりトダカさんは、カガリの貞操のために散ってね、うぅっ(泣
 ジョーカー(ラクス)の切り時って、ほんと難しいよね。
 
 
            どんなにうつてんかいでも
            らくすさまにしたがえば
            しあわせになれるよ!
                                 
             ハ_ハ  
            ('(゚∀゚∩ なれるよ!
             ヽ  〈 
              ヽヽ_)
             
 ノイマン×コジロー予想は外れたわねぇ…。
            出番も無印以下になってしまって残念です。
 ノイ×コジなんか同人でも希少だっつーの、姉。
            ノイマンって普段はオーブで何の仕事をしていたのかな。
            操舵技術を活かして、漁船船長とかだったりして。
 公式サイトでのユウナ紹介欄には
 
            >ウナトの息子であり、カガリの婚約者でもあるセイラン家の跡取り。
            >長い髪の女性を好む
 
            と意味ありげな設定があったのだけど、カガリに「髪を伸ばせ」と言っただけでした。
 他に書くべき内容は無かったのかな…。取って付けたようなキャラ設定より、
            野島健児の演技力の方がうまく性格付けできていたと思うよ。
 
 海中の秘密基地からアークエンジェル発進です。
 この発進シーンは、宇宙戦艦ヤマトから持ってきたようです。
左:AA/右:ヤマト
 GAINAXだってナディア(1990年)で幾つもやってるじゃない。
 あっちはディズニー『アトランティス失われた帝国(2001年)』に
盗作されたという疑惑のおまけ付きだけどな。
 
 
 15話はアスランがミネルバに合流。
            届けられた命令書によりジブラルタルへ向かったミネルバは、
            ファントムペインに発見されてしまいます。
 ろくな戦闘シーンがないまま平和な日常が続いてたね。
            セイバーなんかオーブから追い返されただけだし。
            デスティニーの初登場話並に締まらなかったよ。
 セイバーの変形はぐるぐる回りすぎだったわ。
            尺稼ぎではなく演出だとしても、あれじゃパイロットは…。
 
 独自路線で「特務隊LACUS」というネタがあったね。
 
            -特務隊LACUS-
            正式名称Large Area Comprehensive Ultimate Specialists
            (訳:なにかとすごいスペシャリスト)。
            個人的に経歴著しく、かつ人格的に資格が有り、
            ザフト最高評議会議長のお気に入りのみが任命される。
            その権限はその辺の指揮官クラスより上で、
            現場レベルでなら、コンサートの立案、実行まで命令できる───
 
            それっぽい英語をくっつけた胡散臭さが、種とイイ勝負。
 わざわざ星形の徽章にしてみたり、
            無駄な部分で細かいっていうか、おバカやってるわね…。
 
 姉妹の確執も徐々に表面化。
            実は妹の方がヤリ手ってのは定石だよね♪
 いやいや、やっぱり姉の方が賢くて綺麗よね。
 変なアホ毛生えてるじゃん。
  ぬぬぬぬぬ・・・
 
 
 ふはははは、アホ毛よきかな! 仲良くせよ二人ともー!
 何者?
 開口一番それか。これはまた、とんでもない。
            みんなのアイドル、ボスザルさんですよぅヴァニラさ〜ん。
 ノーマッドかよ。
 あぁ……前回見かけないから安心してたのに……(遠い目
 主役は遅れて登場するものだからな、仕方あるまい。
 
 
 ってー、バカやってる間に「EDITED」の項が
            終わっちゃってるじゃないの!
 別にいーんじゃねーの?
            レビュー総集編でまで、無意味な回を取り上げなくても。
 総集編は種の代名詞だからなぁ。視聴者には嫌われている総集編だが、
            レビュー系サイトにとっては程良い休憩になるので
            多くの種レビュアーは次第に総集編が待ち遠しくなってくるのだよ、恐ろしい。
 この「ガンダムの種」が総集編で手を抜いたことって無いんだけど…。
 無駄に力が入っているよね。
            殆どはガンダム関連メディアの紹介になるんだけど。
 
 16話は地上初のミネルバvsファントムペイン戦。
            インパルスとセイバーの華麗な空中戦。
            アビスとザクの水中戦など、多彩な戦闘構成に燃えました!
 ウィンダム30機が全滅して萎えました。
            12話もきわどかったけど、ミリタリーバランスが完全に破綻。
            アビスにやられるためだけに随伴してきた潜水艦ニーラコンゴも可哀想。
 やられメカは盾は構えないし、回避できないし、装甲は紙だし。
            あの機体は、現地住民を脅す事しかできないんだろうか。
 第08MS小隊の世界観だったら、ゲリラ兵にも全滅させられそう。
 (連合のMSは)蚊トンボという評(12話)が、嫌な形で証明された16話でした。
 ガイアは海面を走っちゃうし、連合はわけわかんないし。
            連合兵は逃げようとした現地住民を撃ち殺しちゃうし。
            横でドンパチ、誰だって逃げたくなって当然だよー。
            連合兵も、早く避難しようよ。
 つまり逃げ出したというよりは、
            危険な場所から避難していたのではないだろうか。
            何度も言われているが、連合兵は労働力を殺してどうする気なんだ。
 シンの記憶を揺さぶる演出のためだけにあのシーンを挟んだのよねぇ、きっと。
 ウィンダムに、ニーラコンゴに、現地住民。
            無駄な犠牲の多い話だったね…。
 
 
 AAは海底に潜ったまま。ミネルバはマハムール基地に到着。
            戦闘の後は、またものんびりと話が進みます。ミーアライブもあり。
 その間に製作班は必死で絵コンテしてるんだよ。
            全ては脚本の遅さに帰結するわけで。つまり17話の出来事は「特になし」でいいかな。
 いやいや、メイリンの活躍シーンがたくさんあったぞ。
            むにむに、ぷにぷに、ぽよぽよ〜♪
 活躍シーンなのか、ソレ?
 ルナマリアもシャワーシーン出演を果たしました。
            アホ毛しっとり。ウエストほっそり。
 姉妹でも、体格に差が出ちゃうのよねぇ。
 メイリンはしょっちゅう間食してるみたいだし、
            ジュースを手にしている場面も多いから、
            オペレータ業務で座ってばかりだと中性脂肪になっちゃうんだね。
 だが、それがいい。
            スレンダーよりもぽよぽよファンの方が意外と多いのだよ。
            これが後々、メイリン妊娠説に繋がっていくわけだな。
            メールも来ているので紹介しよう。
 
第1クール総集編レビューご苦労様。
で、第2クールネタですがメイリンが17話で「既成事実作っちゃおうか」
と問題発言をしたのが後の脱走劇にバッチリつながったのが
今思うと大変、面白うございました。
 
 うん、メイリンかわいいよメイリン。
 メイリンネタは、本編と妙に合うんだよ。脇役としてオイシイと思います。
 でも、品位の低下を招いているような…。
 髪を下ろすとフレイだから、そんなもんだよー。
 
 17-18話辺りは一見険悪ながら
            実はシンとアスランが互いを認め合っている蜜月。
            「こんなところでサボっていて、よろしいんでありますか?」
            なーんて、素直じゃないところがツンデレでGoodよ♪
 これをネタに同人誌作ってねと言わんばかりの
            『男キャラ二人+夕日コンボ』に見事はまっている姉がここに一人。
 嫁の必勝パターンだからなぁ。昔から夕日シーンは得意なんだよ。
            ただ、種シリーズの中で多用しすぎなのはどうかと思う。
 
 
 16話に続き、インパルス強化月間。
            分離合体機能をどうにかアピールしたかった製作陣による苦肉の策、
            ローエングリンゲート攻略戦です。
 大部隊が山脈の存在を無視してガルナハンに向かっていたのも、
            もはや懐かしいね。SEED地理の適当さも、今に始まった事じゃないけど。
 オーブの位置も、時々違うもんなぁ。
            ローエングリンゲートについても
 
            「こちらからアプローチできるのは唯一この渓谷だが(ラドル司令発言)」
 
            と言うが、飛行MSを利用して挟み込めば楽に突破できそうだよな。
 究極はザフトお得意「軌道上からの大降下作戦」なんだけど、
            それについては議会が承認していなかったのよね。
            ただ、この作戦が効果的=ローエングリンゲートは上空からの攻撃に弱い、
            と判明しているとも言えるかな。
 どうして今まではバクゥなどの砂漠系MSばかりを投入してるんだろう?
            孤立気味のマハムール基地は兵器不足なのかな。
 それこそプラントで製造して、軌道上から輸送すればいいのに。
            フリーダムばかりがピンポイント大気圏突入可能ではないだろうし、
            プラントはもっと支援するべきとも思えるのよね。
 そういう動きが「領土的野心を持っている」と
            連合に受け取られる可能性があるためではないだろうか。
 好意的解釈をするとそういう言い訳も立つけど、
            インパルスの性能を強調するための強引なステージ設定なのは否めない。
            他にはこういう指摘のメールも来ていますよ。
 
 
現地の人から受け取った、現地の人も知らない坑道のデータが信用できるのか?
ザフト側ではこの坑道について十分な現地調査は行っていないと考えるべきでしょう。
でなければ、コニールが当日合流してデータを直接渡す理由が希薄です。
従って情報の精度は、実際に突入するシンが命を賭けて検証するしかない。
作戦実行に当たっての士気は情報の信頼性に依存する部分が大きいですから、
シンが嫌がったのは、単なるアスランへの敵愾心だけでもないでしょう。
連合によって人為的な防御策が講じられている可能性のみならず、
自然な崩落によって塞がっていてもアウトです。
 
また、情報提供者が子供と言うのも、士気を下げる要因になりえます。
外部勢力との協力は、一種の外交です。
過去甚大な被害を被った要衝を攻略するに当たり、
最大のリスクを負うザフト側に対して
差し向けられたレジスタンス側の協力者が子供では、
釣り合っているとは言い難いものがあります。
コニールが派遣された経緯がどうであれその説明はされていませんし、
そもそも情報入手の経緯を末端兵員に知らせることに、
害こそあっても必要は殆どありません。
作戦の要である筈の坑道についての検証不足の露呈と相まって、
全体士気への配慮が欠けていたなぁ……そんな気がします。
え? 作戦自体の是非?
成功したら万々歳ぐらいの気持ちで見れば、悪くないと思います(w。
ミネルバの力押し・アスランの機動戦・シンの奇襲と三段構えで臨んだと考えれば、
「実は坑道のデータが一番どうでも良かった」と考えることもできますしぃ。
まあ、多分アスランは全然意識してなかったと思いますが(w
 
 シン、うまく乗せられたな・・・。
 セイバーだけでもゲルズゲーは倒していたもんね。
            インパルスがダメな場合でも、どうにかなりそうだったし。
 構成パーツを見ると、「ゲリラの少女」「戦争犠牲者の解放」等の
            シンを揺さぶるファクターが幾つも登場するわ。
            インド洋上戦の件も合わせてこの戦いの勝利は、
            シンの中に、歪みを孕んだ戦争肯定意識を育てていきます。
 その流れで議長との会食(19話)に繋がるのは巧妙だけど、
            19話はそれ以外の部分で無駄が多いんだよね。
 19話の話は後に置いとくとして、
            18話は複雑な要素を一つにまとめた点が良かったわね。
            戦争の陰惨な部分の描写(無惨死・リンチ映像の事)については
            竹Pの意向が強く出ていると思うんだけど、デス種でも解決に至らなかったのは残念ね。
 期待してもダメだよ、種だもん。
            「憎しみの連鎖」からの解放が出来るのは、一部のキャラだけ。
            ユーラシア西側地区のモデルになった地域周辺が現実に抱える問題は
            アニメで表現できない悲惨さです。
 竹Pはデス種公式ページ内「SPECIAL」に於いて、
            イスラエル・パレスチナ問題に取り組んだ元コロンビア大学教授
            エドワード・サイードについれ触れているわね。
 
            >アメリカをはじめ世界中にいる彼の信奉者たちは
            >いまも対話による紛争の解決を求め、非戦を唱え続けている。
 
            という辺りは無印種であったテーマ「対話」の出所かな。
            何故戦争・紛争が無くならないのか、というデス種での問いかけは
            良くも悪くもこの18話が一番出ていたと思うわね。
 最後には「男なら戦え!」って監督がほざくんですが…。
            18話を評価してイイのか悪いのかわからねー。
 レビューではDESTINYが最後にどういう答えを出すか判るまで
            保留する形で筆を置いていたが、結局やりっぱなしだったな。
 人種問題から何から、全部デスティニープランに丸投げしたからね。
            だから誰かシリーズ構成に風呂敷の畳み方を教えろっての。
 戦争問題を扱えるレベルの脚本家がデス種には不足していたんだろう。
            居ないわけじゃないが、重い問題だからな。
            ところで、せっかく妹属性が立ちそうなコニールというキャラがいるのに
            シンの関心が低い演出になっているのは、
            「シン・アスカ=シスコン説」を否定するためだったのか?
 その後も何度かコニールは登場するけど、味気無かったね。
 名前がニコルに似ていたけど、生き残って良かった良かった。
 えー。
 
 こちらは当時、ちょっと気になっていたミネルバらの移動ルートです。
            レビュー18話でも説明済みですが、衛星写真が手に入ったので作ってみました。
            赤矢印がミネルバのコースです。小説版3巻とほぼ同じになっています。
 マスドライバー無しに、小さなブースターで宇宙まで飛んで行った今、
            ミネルバの航行能力をどうこういうのも今更感があるけどね。
 現在の技術ではロケットで片道3日かかる月までの道のりを、
            あっという間に飛んでいったな。
 足自慢なだけのことはあるわよね。
            昔はAAも出来なかった山脈越えを楽々こなします。
            だけどレセップス級の陸上戦艦が進むには厳しい地形です。
            山脈の向きからしても、あのように都合良く渓谷が通じているわけがない!
 都合良くローエングリンゲート直下に抜け穴がある設定の世界だけどねぇ。
 そうだなぁ。
 これだけ無茶な移動が出来るなら、早々にジブラルタル基地に到達してそうなのに。
 勢力圏のせめぎ合いにミネルバが絡んでいるからなんだけど、
            ダーダネルス海峡は避けても良かったかなと思わなくもない。
 ベルリンにはすぐ飛んで行けたのになぁ。
 
 
 19話のあらすじ。
            ミネルバがディオキアに入港したらミーア祭り。議長と飯食って終了。
 身も蓋もない・・・。
 LOVEペイントされたピンクザクとか、必死すぎるザフト兵(緑)の姿に視聴者は唖然。
            ザクの歴史はここで終わったかもしれない。
 レビューでは復活したムルタ・アズラエルがミーア専用ザクを批判。
            その魔の手が「ドム」に伸びるのではないかと懸念された。
 ドムはピンクには塗られなかったけど、
            ラクス配色になって、ピンク粒子を振りまいてたよ。
 なんでもありのデス種レビューにブレーキをかけるべく、
            便利ワード「まいっか」が封印される事態に。
            それほどにショッキングな映像満載の19話でした。
 シンは議長萌えだし、レイは壊れるし。
            あまりのギャップに「レイ=女の子説」も囁かれました。
 それよりも2005年にブレイクした芸人レイザーラモンHG絡みで、
            「ゲイ・ガ・バレル」「ゲイザーバレルHG」などと言われてたな。
            そんなにハードゲイにしたいのだろうか。
 純愛なのにねー。
 ねー、と言われましても(汗
 レイの作画はともかくとして、
            ミーアの乳については各界に波紋を起こしているな。
            ネタにしやすいこともあるだろうが、
            2005年のヒットゲーム「ToHeart2」内にも種ネタが見られた。
 
            >「なんなのよなんなのよ。どこのDNAいじったら、
            >そんな完璧超人になれるわけ!? まさか戦艦隠し持ってて、
            >歌まで歌っちゃったりしないわよね! 乳でかいし!!」
            >いや、おっぱいは関係ないかと。だいたい、
            >おっぱい大きいのは偽物のほう。(4/9
 
 また無駄なゲーム知識が…。
 いや、これは読者のメールに書いてあったのだ。
            俺様はそれを検証するためにプレイしただけであって、
            決して邪な気持ちがあったわけではないぞ。純愛だからねー。
 ねー、と言われましても(汗
 プレイしたのってコレ?
            箱に、To Heart2えっくす…なんとか…って書いてあるけど。
 えーと、つまりだな。
 
            エッチとエロいねでは単なるスケベ野郎だが
            H  ( ゚д゚) EROINE
            \/| y |\/
 
            二つ合わさればヒロインとなる
              ( ゚д゚)  HEROINE
              (\/\/
 
 そういうことだ。
 ど う い う こ と だ 。
 
 
 20話のあらすじは、シン語りの総集編。
            映像はほとんどが無印種の再編集でした。手ぇ抜きすぎ。
            EDITEDで時間稼ぎした意味が…。
 例によってライターの遅筆も一因だろうが、
            シンの過去話を総集編で軽く終わらせてしまうのは
            当初から決定事項だったのではないかとさえ思うなぁ。
 無印種のスペシャルエディションでのみ追加された新作映像も
            回想シーンにいくつか挟み込まれていたので、
            TVのみの視聴者には初見になるカットもあったわね。
 アズラエル少年が、ボーイズラブってる場面とかね。
            あれがトラウマでコーディネイター嫌いになったんだよ。
 (((( ;゚Д゚)))ガクガク 無理矢理、だめぜったい。
 いや、あれはBLじゃなくてね。
 
 20話では、トダカとシンに接点があった事が明らかに。
            トダカはプラントへの移住までを世話していたんだけど、
            シンにとっては『あの時助けてくれたオーブの将校さん』でしかなく、
            その後はトダカを思い出さなかったのかな?
 小説版3巻プロローグではあの時の将校に対して感謝の念が見られる。
            結局、戦争によってこの二人が戦わねばならない状況が生まれた。
            それを演出するためだけに、トダカを持ってきたのだろうか。
            母艦特攻については政治的意図はありつつも、理解しがたい部分もある。
 28話への布石ではあるけど、視聴者にしかわからない悲劇なのよね。
            ジブリール討伐のためにオーブを攻めた件は収められても、
            シンがトダカを殺してしまった事実は消えないわ、本人も知らないけど。
 恩を仇で返されちゃうんだよね…。
            ローカル設定では、シンが抱えるオーブへの深い憎しみを危険視したトダカが、
            プラントへ厄介払いした事になってるけど。
 
 アカデミー時代の回想は、止め絵であっさり終わったな。
 ルナのスカート色のセンスはどうにかならないの?
            上着の色が強すぎて、合ってないよ。
 放映開始前、桃色ミニスカートのキャラデザが発表された当時も
            衝撃が走ったものね。シホは普通の赤服なのに…これが平和ボケ?
 コーディネイターだからといって、
            正しい服飾コーディネイトは出来ないという証明かな。
 ミニスカとニーソの間にある絶対領域の価値がわからんのか。
            あれは様々な需要を考慮した上でのデザインだ。素人が口出しするな。
  えー。
 
 
 さてメールでも紹介しよう。
 
いつも楽しませてもらってます。
「ガンダムの種」に時々出てくるエロネタがツボにはまっています。
ガンダムパロディって、色んなゲームにありますよね。
自分もエロゲーでSEEDネタを見つけたので紹介させてください。
 
 情報ありがとう。是非プレイさせてもらうよ。
 待ちなさい!一応ここは全年齢対象サイトなのよ。
            さっきのもそうだけど、ちょっとはセーブしなさい!
 ぼそっ(お姉ちゃんも過激な同人誌の購入量をセーブしてください)
 もう…男って、どうしてすぐエロい事ばかり考えるのかしら。
 ぼそっ(自分が言うな)
 それは…エロスに夢があるからじゃない?願いとか、希望とか。
            悪く言っちゃうと、欲望?
 お前…
 でもそういう事でしょ?ああしたいとか、こうなりたいとか。
            みんな思うからここにいられないんだ。アスランだってそうじゃない?
            僕もそうだしカガリやラクスもみんなそうだと思うよ♪
 途中から、キラの台詞かよ!
 くくく。そんなに怒って可愛いなぁ。
            俺様に惚れているくせにツンツンして、照れ隠しかいベイビー?
 脳を濯げ、脳を!
 というわけで紹介するゲームは「つよきす〜Mighty Heart〜」
            今をときめくツンデレゲームの決定版だ!
 PS2版なのは、ギリギリの譲歩ですか?
 ・・・で、どこにガンダムが?
 土永さんというキャラがそうだ。
            説明の必要もないと思うが、トリィにしか見えない。
 CV:川中嶋悟となってるけど、この声はアナゴさん(若本規夫)だよね。
 それは公然の秘密だ。
            ま、そういうわけで俺的トリィボイスは今日からアナゴさんになった。以後よろしく。
 ほほぅ、若本規夫ね…。子安武人も出演しているようだし、
            保志×若本×石田×子安で、新しい同人誌アイデアの予感!
 笑えよ、ベジータ。

ここはですよ?

 
 
 
 21話のあらすじ〜。ミーアがアスランのxxxxをxxxxxしてxxxxxxx。
            アスランのは意外とカワイイらしい。シンはステラとxxxxx。
 xxxxのみか!
 アスランも女難続きだなぁ…。
            ハイネのミネルバ配属が決定したのもポイントだが、
            この日は皆が休暇なのでそれ以上の絡みはなかった。
            残り何話で西川退場になるのかも、この時には公表されてたと思う。
 西川全国ツアーの都合で決定するハイネの運命。
            製作現場ではどれだけの苦闘があったのか…。
 役者のアフレコ10日前に脚本が完成する、異常な現場だからね。
            事務所と製作サイドでどういう交渉があったかわからないけど、
            とにかく仕上げてきた製作陣はすごいと思います。毎日がデスマーチ。
            それにしても、議長は何の目的でハイネを転属させたのかな。
            ハイネの『役割』って何だろう?
 フェイスを3人も置くと、指揮系統が困るよなぁ。
            その辺わきまえてる間にハイネは退場してしまったが、
            彼が生き残っていたらミネルバ内の派閥形成は面白くなったかもしれん。
 ただフェイス権限がどこまで効力を持つか判らないのよね。
            結局彼ら軍人は命令書に従って動くのだから、現場レベルでの力しか無いと思うのよね。
            ザフトに階級が無い故の、変な設定とも言えます。
 ふーむ、ハイネの『役割』とは……?
 
 21話といえば、下着の回。
            ルナが勝負下着を装着すれば、ステラはトップレス。女性に翻弄される男たち!
 負けじとシンもラッキースケベ能力でステラの胸を揉む!
            引っ掻き傷は付けられたが、オイシイ思いをした!
 最早あらすじでもなんでもないよね、二人とも。
 
 21話はシンとステラの今後に重要な回なのよ。
            ブロックワードで暴走したステラを「守るから!」と抱きしめた、
            シンの名場面だってあるんだから。
 ステラは胸を揉まれたショックで暴れてたんじゃないのか?
            別れ際にシンは「きっと会いに・・・揉みに行くから!」と約束し、
            その後のレビューでもステラの胸はモミモミされまくるのだ。
 つくづく酷いレビューだわ…(つД⊂)
 海辺の洞窟で、少年少女がはふんはふんとか、
            無印種24話「二人だけの戦争」の焼き直しなんですけどー。
 
 
 っていうか、さっきから不真面目じゃない? ちゃんと振り返ろうよ〜。
 ダラダラしてるのは本編の展開なので、あたしらに言われても。
 安心しろ。22話では遂に死神部隊アークエンジェルが参戦する。
            いよいよ各勢力が衝突を始めるぞ。
 AA参戦には、黒海へのオーブ軍派兵が関係してる。
            例の条約によって連合から派兵を強要されたという流れなんだけど、
            ブレイク・ザ・ワールドからの復興のためだった条約が
            いつの間にか戦争を強要できる程の力を持ってた、なんで?
 ザフトが復興の邪魔をしているとでも何でもごり押しすれば通ってしまうのかしらね、
            トップの人間が無能揃いだから…。
 ジブリールが気分屋なのもあるが、
            大統領も形式的にしか登場しなかったので、何をしていたのか謎だ。
            ジブリール死亡後は、月で独自に活動していた大統領だが、
            レクイエムに焼かれてしまったからな。
 結局ロゴスの言うがままで、弱腰姿勢でもあった様子。
 と、これぐらいハッキリ主張できたら外交劇も面白いのだけど。
            外交はまず「ノー」から。
            でもヘタに逆らうと、ロゴスに暗殺されちゃうかな。
 ニコラス・J・ベネットかよ!
 その作品は「核が抑止力になる世界」でしょ。
            種だと超兵器がゴロゴロ登場するから、苦しいわよ。
 この時もジブリとの会話の中に『プラン』が挙がっているけど、
            その後の話から、ロゴス主導で準備していたのはレクイエムだと結論されるのかな。
            これまでに登場した情報からでは、核とレクイエムの二つで
            完全にプラントを潰す作戦しか考えられないけれど。
 しかしベルリン他での虐殺・都市破壊はロゴスメンバーも否定的だった事から、
            全て破壊しては意味が無い事は間違いないんだがな。
            どうにもブルーコスモスの盟主になる人物は
            コーディネイターを全滅させないと気が済まないらしい。
 もし連合側がレクイエムの準備を整えてから開戦したら、手詰まりにはならなかった?
 情報戦で負けるロゴスが、全く気付かれずにいるわけないよ。
            やはりザフトにレクイエムを占拠されちゃうんじゃないかな。
 デュランダル議長も綱渡りしてる状況はあるんだけどね。
 
 デスティニープラン発動後は「歌手」になると噂されるハイネ。
            社交性もあり、チームにもすぐ馴染みました。
 ハイネの「役割」は潤滑油だったのかもしれないな。
            あとは、シンやレイ達に「アスラン」と呼び捨てにさせる為か?
 ザラ隊長→アスラン に変わってからは、
            タメ口をきかれたり、舐められっぱなしで・・・うぅっアスラン(T_T)
 俺も戦いたくはないと言いながら、次回はグフで大暴れします。
            「割り切れよ。でないと…死ぬぞ」はハイネの名台詞になりましたが、
            自分の腹も割り切られます、なむー。
 
 いよいよ激突するオーブ・連合軍vsミネルバ。
            通称「ダルダノスの暁」作戦が始まります。
 ダルダノスって地名にちなんだ名前はともかく、暁って?
            金ぴかMSもアカツキだけど、オーブ人が好きな単語なのかも。
 暁は、アスランの名(夜明けの意)でもあるけどな。
 この戦闘では懐かしのストライクガンダムの姿も見られました。
            インパルスガンダムの第4形態か!? とも言われましたが、
            何かの手違いか製作時間切れで無印の映像が使われたようです。
 フレッツ放映分では修正されてたらしいよ。
            TV放送版のみで確認された現象なので、見られた人はお得だね♪
 お得か…?
 そして現れたフリーダムとAA御一行様。その存在、まさに青天の霹靂!
 舞い降りてくる姿は作画も力いれてるね。バーニア噴射のエフェクトも強めて見せてる。
 真打ち登場ってところか。だが・・・
 
 
 緊迫の23話。
            オーブ代表を名乗って戦闘停止を命じるカガリでしたが無視され、戦闘が開始されます。
 仕方ないな。カガリ本人という証拠がないのに、
            その声だけで戦闘命令に逆らってたら、軍人として問題がある。
            派兵に至った経緯はともかく、このステージにおいては
            ユウナの判断が現オーブ最高指揮官のものとして妥当だった。
 妥当だろうと何だろうと、ユウナには不満を感じるわ。
            カガリはいま泣いているのよ! キラはもっと頑張ってもいいんじゃないの!?
 「カガリはいま泣いているんだ!」と言いながら、
            フリーダムがタケミカヅチを撃沈したらもっとダメだろ。
 戦闘中に説得なんて無理だ。
            それが可能なのはせいぜい一部のパイロットだけで、
            殺し合いの場で冷静に考えるのは困難だろう。
            バルトフェルドでさえ、戦闘では手加減していない(性格もあるだろうが)。
            ネオ・ロアノークによる誘導なども含め、
            オーブの国際的に複雑な立場の表現には良い部分もあったと思う。
 至った経緯はともかく、というフォローが必須だけどね。
            ただそういう微妙なパワーバランスも、
            フリーダム一機でひっくり返ってしまったんだよ。
            カガリのためなら無理も押し通す所があるから…。
            結局ダーダネルス戦はカガリの我が儘で介入し、
            キラがその尻拭いをした形になるわけで。
 カガリが可哀想だと思わないの? っていうか思え!
 はいはい、キングカガリソス。
なんか萌える
 ぶっちゃけAAの皆さんは、海底生活に飽きてただけじゃねーの?
 それが真相なら、シンが黙っちゃいないな(汗
 
 いよいよハイネが本領発揮。搭乗機はグフ・イグナイテッド。
            挿入歌「Meteor-ミーティア-」をバックに、ガイアを圧倒します。
            フリーダムも手当たりしだいに落としまくり。
            シン、ステラ、アウルらもそのスピードに追いつけません。
 フリーダムにさえ関わらなければ…。
 ルナマリア───ッ!!
 ルナも苦手な空中戦なんかするから、巻き込まれて死んじゃったんだよね、可哀想に。
 どこのうpロダから拾ってきたコラよ!?
            あなた達まで、総集編で歴史を改竄しないように。
 怒られちゃった。というわけで、ハイネさん戦死。
            ゲスト声優の都合で早期退場は確実だったけど、
            どうあっても西川キャラは死んじゃうようです。
 転勤にしておけば、外伝でも登場させられただろうに。惜しいキャラだったな。
 『見せ場=死』の構図は悲しいわ。 
 
 キラとステラもこの回で巡り会ったんだよね。
            ステラからフレイの気配を感じ取ったキラは、
            苛められた記憶が一時的に甦り、混乱状態に陥りました。 
 記憶喪失だからなキラは、ローカル設定で。
 やっぱりフレイやエルちゃんの魂に取り付かれてるのかしら。
 
 オレンジショルダーは同志の証し!
            ハイネ隊専用ザク肩パーツをもらえるキャンペーンもあるのよね。
 これも、ボトムズファンにはよく言われない面が…
 告知された週に、ハイネ隊長が死んでいる件。
 デス種ラスト近くでも、オレンジショルダーを付けたザクが居たわよね。
            きっと隊長の遺志を継いで戦っているのよ。燃えるわー。
 なんでハイネ小隊の人達もミネルバに回さないかな。
            ハイネが言うにはミネルバのMSは十分だって事だし、
            わざわざ別隊を解体してまで隊長を連れてくる理由がわかりません、議長。
 コンサートと言えば、歌手だからだろうな。
            デスティニープラン導入後にハイネを歌手に転向させるためだった、と解釈してみる。
            ハイネ隊については、モブキャラを描くのが面倒だからだと推測。
 で、どこに応募したらこのパーツ貰えるの? バンダイ?
 お姉ちゃんって、ほんと肩赤いよね…
 適当なザクをオレンジに塗っておけ。
            (※キャンペーンは遙か昔に終了しています)
 
 
 戦闘の回が終わったので、24話はドラマパートの回。
            アスランはAAと接触を図り、ルナマリアがそれを尾行。
            シンとレイは地球軍研究施設を探索に。
            レイは突然発作を起こして倒れてしまったけど、原因は?
 探索任務自体は、まずレイが上層部(恐らく議長)から受けた後に
            タリア艦長へ具申したものでした。36話の議長発言、
            「大丈夫か?体の方は。
             ロドニアのラボでは辛い目に遭ってしまったな。いや私も迂闊だった」
            をそのまま信じるならば、議長の意図したことでは無いわよね。
 議長がいくら情報通といっても、
            連合の施設の詳細を完全把握していたとは思えない。レイ自身も
            「私も自分があんな風になるとは思っていませんでしたので、驚きましたが」
            と言っているから、あの発作は本当に突然の事だったのだろう。
            しかし、発作の原因までが明らかになったわけではない。
 少年時代のラボ生活でトラウマを抱えている可能性があるけど、
            議長やクルーゼからはそれなりに大事に扱われていたと思う。
 ラボ内は誰もが吐き気を催す惨状ですものね。
            ただ、レイの発作はそれが原因ではなさそう。
            クローン体としての寿命等とも関係があるのかどうか…。
 微妙な謎です。
 
 24話はネタも豊富。ミリアリアがディアッカをフッた件や、
            虎の胃を満たすキツネうどん、そして天使湯。
 従来のシャワーシーンでなく大浴場の登場は面白かった。
            サービスシーン以上の意味は無いけど。
            カガリとラクスの会話が男湯のキラにも聞こえていた事から、
            機密性には問題アリと思ったり。
 あれは混浴なんだ。きっとそうだ。
 カガリの胸が成長してたり、ラクスの胸がやっぱり小さかったり、
            乳白色の液体をカガリの顔にぶっかけたり、エロスー。
 待て。
 
 ルナマリアの特殊能力も明らかになったわね。
            射撃もMS操縦もイマイチだけど、諜報活動は得意だった。
 アホ毛コプターで空を飛び、アホ毛アンテナで遠くの会話もばっちりキャッチ。
 絵の違和感があまり無いのが怖いな。
 えへへー、頑張って描きました。
 これお姉ちゃんが描いたの? うっそだー、証拠見せろよ。
 なによー、信用ないわね。
            じゃあ、アスランを描いてあげるわ(・_・)φ(さらさらさらり
            ほら、どーだ!
 かっこいいでしょ?
 一応アスランのようだが……微妙。
 上とタッチが全然違うじゃねーか!
 なんだー、文句あるのか!
 文句というか、モンクというか……。
            この絵、どっかで見たことあるような?
 
 
 25話からOPは高橋瞳「僕たちの行方」になった。 
            EDは第2期「Life Goes On」だ。
            「PRIDE」は14〜24話+EDITEDの全12回で退場となった。 
            ちなみにED曲では「I Wanna Go To Place...」も12回と通常より1回少ない。 
 ドムが黒い三連星してたり、サイバーフォミュってたり。
            ネオの素顔も本編に先んじて公開されました。
 どう見てもムウです、本当にありがとうございました。
 下着姿のカガリから去るアスランの背中も話題になった。
 どう見てもヤリ逃げです、本当にありがとうございました。
 おい。
 
 アスラン説得は失敗。
            「でもあれじゃ戦うしかないじゃないか!」
            「理解は出来ても、納得出来ないこともある…」
            などの、名(迷)台詞を生み出しました。
 ある意味で至言だな。デス種の本質を突いてる。
            CMでは「なら買うしかないじゃないか!」というアレンジがあった。
 アスランばかり弄らないでほしいわよね、まったく。
 ロドニアのラボでは、人体実験が行われてました。
            朦朧とするレイの記憶には、議長とクルーゼの姿が。
            無印種では不明のままだったクルーゼを支援していた組織について
            議長も含めた繋がりが見え始めます。
 しかしクルーゼと接点があったからといって
            議長=悪と断じられるわけでもないのだが、しばしば誤解されている。。
            まぁ、この時点で視聴者の憶測を誘うには十分すぎるがな。
 
 25話ではアウルのブロックワードが判明&発動。森田成一渾身の演技が見所です。
 ステラ以外のファントムペインってなかなか見せ場が無いからね。
            ヘタすると死んじゃうし、オクレ兄さんはムラサメにも撃墜されるし。
 うーむ、その存在価値がいまいちわからないアウルだが、
            ステラ・イベントの起爆剤でしかないのなら悲しいな。
 
 「萌え萌え抱き枕製作講座」なんてのもあったわね。
 狂ってる。
 その後、抱き枕はどうなったのかしら?
 うむ、色々と重宝している。ディアッカを殴るとストレス解消にもなるぞ。
 殴り用かよ!
 ディアッカ・・・(´・ω・`)
 今回はここまでだ。折り返しの後半戦へ、つづくぞ。
 
 
 
 最後はいつも通り、コミックスの紹介です。
            今回で最終巻となった「機動戦士ガンダムSEED DESTINY(4)/高山瑞穂」
            をレビューするわよ。
 物語はアスラン脱走から最終話まで。
            TV版で言えば第37話〜第50話にあたるけど、1冊の分量でまとまってます。
 無駄な総集編をカットすればそんなものだろう。
 3巻末ではいきなりアスランが脱走していましたが、 
            4巻でもその経緯は描かれていません。
            これは作者が、シンの視点にこだわっている為ね。 
 アスランは「議長には重大な疑惑があるんだ!!」と言うけれど、
            シンから見れば、いきなり何言ってるんだと戸惑う心理がわかりやすい。
 グフは串刺しではなく、ビームで撃墜されていた。
            対艦刀ばかりではマンネリするので、ここでも高山流ダメ出しがされている。
            なお、逃走シーンにメイリンの姿はない。高山瑞穂め、やってくれる!
            俺のメイリンちゃんを返せよ…
 誉めるのか、怒るのか、悲しむのか統一しようよ。 
 メイリン脱走が無いため、ルナマリアは落ち込まないし、シンをなじることもない。 
            つまり、シンとルナマリアが急接近するフラグも立たなくなった。
            ついでにムウ復活の件も完全にカット(アカツキは登場)。
            ムウは無印SEED(高山版)で完全に死んでいるからね。
 そこはTV放映時に違和感の強い部分だったから削ったのでしょうね。
            おかげでシンvsアスランというシンプルな構図になっており、
            この二人の戦いがクローズアップされていきます。
 だからヘブンズベース戦からオーブ戦までを短縮して、
            再びアスランと相まみえる構成にしているのだな。
 アスランの説得も、TV版より具体的になっているわ。
            「目を覚ませシン!
             今この瞬間にもステラやおまえのような子供が生まれて居るんだぞ!!」
            と、オーブの煙炎を指しながら叫びます。
            それによってシンの迷い、1巻から続いてきたテーマも浮き彫りになります。
 エピソード0でもシンが迷いつつ進む姿は描かれているよね。
            「マユ・・・・ お前が今の俺の姿を見たら 笑うかい? それとも怒るのかな?
             でも俺は・・・・ 俺は!」
 アスランの突いてくる矛盾に惑いながらも、
            自ら選んだ平和への道を突き進もうとする姿勢は崩さない。
            それぞれの譲れぬ主張を持ってMSで戦うところにガンダムの醍醐味がある事を、
            高山瑞穂はよくわかっていると思う。
 ジブリールの乗った脱出シャトルを追う場面はルナのインパルスではなく、
            デスティニーとストライクフリーダムの2機に変更されていた。
            射撃に問題のあるルナより、主役機2機でも撃墜できなかったとした事で、
            脱出阻止の困難さを読者にうまく伝えているよ。

 話に説得力を持たせるためのオミットや構成変更は、 
            レクイエムの機能説明をする際にゲシュマイディッヒパンツァーの例として 
            フォビドゥンガンダムのビーム偏向装甲を出してくる工夫にも見られるわね。
            あの1カットで、レクイエムの仕組みが理解しやすくなる。
 さて、再びシンとアスランの対決に戻ろう。
            TV版では今ひとつ判りにくかったシンの心情を、高山瑞穂はこう読み解いている。

            「アスラン・・! あんたが言っている事もわかる・・・・
             だがレイや議長が悪だとも思えない!!
             どっちが正しいかなんて俺にはわからない・・・・
             だから俺はあんたを倒す!! 仲間を守るために!!」(p130
 
            「だったらどうすればいいっていうんだ!?
             あんたらの理想ってヤツで戦争を止められるのか!?
             戦争のない世界以上に幸せな世界なんて あるはずがないっ!!」(p138
 
            「おまえも過去にとらわれて戦うのはやめろ・・・
             明日に・・・未来に目を向けるんだ!」(p146
            「今さら何を!! もう俺は選んだんだ!! この道を!!
             なら行くしかないじゃないか!!」(p146
 
            高山版のシンはTV版のように過去にこだわりすぎて思考ループせず、
            それを糧に決めた道を突き進む主人公として描かれている。
 対決の結果、アスランに軍配が上がるのはTVと同じだけど、
            その意味合いも違って見えるかな。
            「なら行くしかないじゃないか!!」という台詞も、
            「なら戦うしかないじゃないか!!」を貫徹できなかったアスランと
            対比的になっているよ。
 リフターを使った戦法でジャスティスらしい戦いを展開した所も、
            高山版なりの良アレンジだったわね。互いに全てを出してぶつけ合ったからこそ、
            届く言葉もある・・・少年誌的にもいいエンド。
 「あんたが正しいっていうのなら! 俺に勝ってみせろっ!!」(p147
            と言ったシンが、敗北によって素直にアスランの主張を受け入れたわけじゃないけど、
            ラストではステラの幻影から「明日」を見るように促され、歩き出している。 
 
 
 デスティニープランについては人材再評価・人員再配置と説明されているけど、
            高山版ではどうも「運命予測装置」の要素があったと思えるコマがあるのよね。
 ゼロシステム(@ガンダムW)の広域版みたいなものかな。
 レイがシンの生体データ(?)を解析しているカットも何かをにおわせるけど(p35)、
            「動き始めた運命はもはや止められない・・・・
             これもデスティニー・プランの定めた道!」(p142
            と、議長はDプランの示す未来へ邁進しています。
 メサイア崩壊シーンでは、コンピューターが「CHECK MATE」を表示。
            「チェックメイトだと・・? フフフ・・・・まあいい・・・・
             これもおまえが定めた私の運命だというのか?」(p158
            議長はプランの示すままに、最期を向かえている。
 機械の示す未来へ消えた議長とレイ。
            デスティニーから降りたって自分の足で未来へ歩きだしたシンの後ろ姿と
            対比になっているのが良くできている。
            高山瑞穂はこれをやるために、ルナの出番を削ったのかもしれない。
 この読後感はなんとも言えない味わいがある。是非、一読してもらいたい。
 
 
 次は後藤リウ小説版(5)が発売されているのに期待。
 メールありがとうございました。お返事できないものも全部読んでいます。
 ギャルゲ情報もどんどん送ってくれていいぞ。
 それは待て。
 
 
作画によって、けっこう襟足の長さが変わるんだよね…。

 

戻るTOPへ

 

 

inserted by FC2 system